めぇめぇジャンパー、両袖がついて完成しましたのでご報告します!
こちらはテストタイプ、「初号機」となります。
「弐号機」はちかぢか、追って編み始めますが、まずはこちらを完成まで持ちこめたことで肩の荷がおりました…。

当初イメージしていた羊の絵と、全然違ってしまったのですけど、普段会社に着ていくならこういうベーシックな配色がぴったりです。
meowmyさんには「セオリーっぽい」なんて私にとってはおそれ多い評価をいただいてしまいましたし!
(何度もいいますが私に「リップサービス」は一切通用しません。ダメならダメと言ってくださった方が私の為です)
「セオリー」なんて、私みたいなのがショップに足を踏み入れようものなら、入り口に設置された機械(UFOキャッチャーみたいなの)に首根掴まれてジーーってそのままつまみ出されてしまうブランドです。ポイっとね。
でもおっしゃるイメージはよくわかるのです。「綺麗目カジュアル」でコーディネイトせよ!というミッションはしかと受け止めました。
「綺麗目」…OLファッション(ていうの?そういうファッション誌たくさんあるよね)鬼門なのですが、実際白のクロップドパンツにヒールサンダルが一番似合いそうです。

袖口、2回目。
心して取りかかりましたが、「あれ?あれれ??」と思うほどあっさり編めてしまいました。
途中から、引き返し編みもリズムよく、可愛いカフスができあがっていくのを楽しむ余裕が生まれるほど。
1回目は途中で投げようと思ったくらい、手こずったのに。
それで私は、ちょっと感動してしまったのです。
人間の学習能力って、凄すぎる。
最初苦労しても、最後まであきらめないで完成させたならば、必ず、2度目はもっとずっと楽にうまくできるのです。
人間の脳はそういう風にできているのね。
この感覚、海外パターン作品の、2枚目に取りかかったときに、「あれ?すごく簡単に編めてない?私」と驚いたときを思い出します。
こういう、ささやかな達成感を積み重ねていくことが、自信につながるのです。
あきらめないで挑戦すること。それがとても作ってみたいものなら。
「ものづくり」において、私が一番大事だと思っているところ!
これからもこういう瞬間を楽しみに、「ものづくり」を続けていこうと改めて感じ入る経験でした。
Plucky Primo Fingeringの、糸自体の端正さには最後まで唸らされました。
配色したMadelintoshの糸がとってもおおらか(=糸の太さが超まばら)でほけほけっと毛羽立ちもあり優しい雰囲気なのですが、Pluckyは一切の狂いのない同一の太さに、撚りもキリっと締まって毛羽の乱れもなく、超エリートな隙のなさ加減。
この2つを合わせてしまったのが、そもそもの間違いだったのです。
いくら似合う色同士でも、質感の違いは無視できない大きな影響があるのだということを今回学びました。
さああとは左袖の糸始末をして(それ以外の部分は済ませてあります)ブロッキングに進めます。
次に編むもの思案中です。
覚えているうちに弐号機に行くか、Konanaさんが素敵に編まれている「True Friend」に行くかどっちかのつもりだったのですが、一昨日、まあぁーーーた思わぬ刺客が現れましてですね!!
「Ittybitty」さんことNadia Crétin-Léchenneさんの、「Morning in Engelberg」という新作。

まいりんちゃんを初めて見たときと同じ状態になっちゃいましたヨ!
「(動揺しながら)わわわわわわ。わわわわわわわ。これは編まねばならぬ」
ナディアさんのパターン、私いったいいくつfavoriteにしてるんだか、好きなものが多いデザイナーさん。
日本人ニッターさんの間でも、「Lady Marple」や「Lucky(me)」※のひとだと言えば、わかる方多そう。
さて今は3月中旬。
どうしてこんなタイミングで、こんな素敵なぶっとい糸で編む真冬セーターのパターンを出してきやがりますかね(怒)
どうしましょう\(^o^)/
超編みたい\(^o^)/
おまけに、雰囲気の合いそうな糸も在庫にあるの…。
ちょっと気持ちを落ち着けて、検討します…。
(※訂正します。「Lucky(me)」は違うデザイナーさんでした…いまのいままで勘違いしていました。私がfabしてるのは「Cosy(me)」でした。大変すみません)

にほんブログ村