【経過】ravelryから「Hitofude Cardigan」その3

Madelinetosh Dandelion「Bloomsbury」で編んでいる「Hitofude Cardigan」。
編み直しの憂き目にあいましたが、どうにかここまで戻ってきました。
結局、目数は、横幅をXS、縦幅をSに変更しました。
このパターン、いちおうトップダウンなんですが、マトモに試着ができるのは切り替えのゴム編みを終え、下半身の往復編みが始まってからです。
そこに到達する時点で、すでに別糸の鎖はほどき、袖下のとじも終了しています。
ほとんど山を超えた時点でやっと試着ができるのです。
サイズ感がよくわからない総レース模様のニットで、これは結構ハードル高い仕様。

hitofude10

試着してみましたが、ブロッキング前の状態で、長袖カットソーの上からはおり、ジャストサイズです。
ブロッキングで縦も横もある程度は伸びますから、サイズはおそらく思い通りになりそうです。
やっと安心しました…。やっと安心して、レース模様を楽しみながら編めるフェイズに到達しました(笑)

hitofude11

背中側。切り替え位置が、アンダーバストのちょっと下にくる感じ。絶妙です。
このレースパターン、本当に簡単なのにすっごく素敵で、ときめきすぎて、編んでいる私の目には☆がついて本当にキラッキラしてそうです^^;

hitofude_game

個人的に「Hitofude Game」として楽しんでいるこのパターン。
3つポイントがあるので、勝手ながら簡単にご紹介します。

左:切り替えになるゴム編みと、前立てのゴム編みの、表目と裏目がずれない
中:背中の模様が、切り替え線を挟んできれいにつながる
右:ちゃんと見えてないのですが、切り替えのゴム編みを輪に編むときに、袖下のとじ線のところで2目1度する部分があります。そこがちょうどとじ線の中央にくる

この3つを達成すると、ゲームクリアとなります。
今回2度目でしたが、往復編みに入り、前立てのゴム編みがちゃんと切り替えのゴム編みと揃ったときは、嬉しさのあまり「おっしゃあ!これで勝つる」と心の中で叫びました(笑)

「書かれている通りに編んでいくと、いつのまにか出来上がっている」という文章パターンの醍醐味を、一本道であるからこそ余計に強く味わえる「Hitofude Cardigan」。デザイナーのrokoさん本当に尊敬してしまいます。

ゲームをクリアして、これから裾までは、なんだか消化試合のような気分です。
これからさきは、余裕をもって、完成まで、あともう少し、楽しみます♪

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追加注文したMadelinetosh

先日、追加で注文していたMadelinetoshの糸が届きました。
今回は、「Webs」さんで購入してみました。ちょうどアニバーサリーセール中で(現在も継続中の模様)、25%OFF価格で買えてほくほくです^^
利用したのは初めてなのですが、注文してから発送までに2〜3営業日かかるのが他サイトとくらべるとちょっと遅いかな?と思います。あと、Toshの糸に関しては、色揃えが「E.S.K」さんや「Jimmy Beans」さんに比べるとかなり少なめです(とはいえ、取り扱いはあっても、在庫切れも多いからそこはなんともなんですが)。
今回は、欲しい色がちょうどあったので、ラッキーでした♪

seasalt

Madelinetosh Pashminaの「Sea Salt」です。
シルク・カシミア混なので、手触りはさらさらすべすべ。極上の着心地のニットが編めそうです。
これで編みたいのはもちろん「Relax」。指定糸です。

編んでいて「このうえなく幸せ」と思えそうな糸を用意しないと、このメリヤス砂漠を乗り越えることはできないであろう私。
苦手なんですただメリヤスだけ編むっていうのが…。
あとはだだっぴろい単調な編み地なので、表情が思い切り楽しめそうな糸がいいなと。
「Sea Salt」は実物を見てると「ほとんど生成り」なんですけど^^;
画像ではまったく写っていませんが、水色以外にごくごく淡い赤茶色の部分があります。これが、編み地になるとどんな姿を現してくるのか、興味津々。
検索しても、ravelryのプロジェクトでも、あまりこの色で編まれた作品を見つけられず、仕上がりのイメージが掴めないのでちょっと賭けみたいなところもあります。
「Hitofude」の次に取りかかるつもりですが、だいぶ暑くなってくるから、6月中に編み上げたいところです。

whiskybarrel1

Madelietosh DKの「Whisky Barrel」です。セール価格だったので、そのうち欲しいなと思っていたこの色も、ついでに頼んでしまいました。
ネット上の画像で想像してた以上に、激渋、激辛な色合いでした。カラー名「ウィスキー樽」。うひょ〜めっちゃ渋い!!
私の目には、樽の色というより、山火事が起きて、鎮火した後に、焦げて残った木々の色に見えます。
これも編みたいパターンは決まっていて、「Dark and Stormy」です。

2年以上も前に、とっくにパターンは購入済みなのですが、どの糸で編んだらいいか決まらず、ずっと手つかずでした。
指定糸はPluckyです。手に入るわけがこのヽ(`Д´)ノ
この「ウィスキー樽」という色が発売されたのはいつなんだろう、今回のTosh祭り再燃で、初めて知ったので。
いい色だなぁ、そうか!あれ編もう!って(笑)

whiskybarrel2

アップにすると、焦げ茶〜黒だけでなく、紺や赤茶色もまざっているのがわかると思います。
編み地がまったく想像できません。
あと、色の染めムラが結構あるので、これは確実に「2カセ交互編み」が必須です。

突然再燃してしまったMadelinetosh祭りも、これにて鎮火してもらわないと(笑)

hitofude9

「Hitofude」の経過もあげておきますね。ここはすでに経過レポ済みなので、おまけ画像。
針をUS 5号にあげて、大正解だったかも。ゲージはいまのところ全く問題ありません。
今回は縦にもよく伸びるので、模様1回分増やさなくて済みそうです^^
余計なことを考えるとまた手元が狂ってくるので、無心に編んでいます
「SWITCH」は、「匠」より針先が尖っているので、模様編みはこっちのほうがやりやすいです。
滑りは「匠」のほうが断然いいですねー。ただ、接続部分の弛みがひどいので、一長一短。

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「Hitofude Cardigan」まさかの編み直しの巻

タイトルの通りなのですが、順調に後半にさしかかっていた「Hitofude Cardigan」、あえなく編み直しとなりました…。
どこか間違えた、とかではなく、ゲージが全然合わなくなってしまい、「ブロッキングでどうにかなるかも」というレベルではないサイズの小ささであることが発覚。
ゴム編みの切り替えを済ませ、裾の部分をすこし編み始めた段階で羽織れるようになったので、トルソーに着せてみたら、ぴちぴち。
念のため自分でも着てみたのですが(トルソーは大きめ9号なので、ひんぬーな分、本体の私の方が胸囲が狭いorz)、着れることは着れるんだけど、ぴちぴち。
ぴちぴちニットは着ないと、あれほど言ったじゃないのヽ(`Д´)ノ (→誰に対して怒ってるのか)

rokoさんご自身の優雅な着用画像をガン見してみても、ひとつひとつの模様編みが、もっとずっとゆるやかに広がっている感じ。私の編み地、息が苦しそう。
切り替えから下、手加減を緩めにして模様編みを始めてみたら、身頃の模様と比べてサイズがひとまわりくらいでかい。
なるほど、こういう手加減で編まないとダメなんだなと把握。
スワッチを編んだときと、本番で、手加減が全然変わってしまいました。
本番のゲージは、スワッチと比べて模様2リピートで幅が2cm、縦が1cm縮み、結果として指定幅より、横は16cm、縦8cmもちいさくなってしまいました。ここまでちいさいものをブロッキングで無理矢理ひろげたくないです…。
あっさり解くことにしました。

hitofude7

ひとたまとちょっと、ラーメン様に…。
でも、編んでから数日なので、まだそこまでひどい癖はついていません。
仕上げのブロッキングでどっちにしても伸ばすので、このまま編み直しちゃうことにしました。
さすが「一筆」なだけあって、往路も1本道なら復路も1本道です。1mmの糸も無駄になっていません(泣笑)
せめてもの救いでしょうか。

手加減が変わった理由はわかっていて、頭の片隅でずっと大き過ぎちゃうとやだな、やだなと考えながら編んでいたせいです。そういう気持ちって、ダイレクトに指先に伝わります。そこが手編みの怖さでもあり、おもしろさでもありますね…。

hitofude8

帰宅後、別鎖の拾い目からやり直しです。
実のところ、あの楽しい「一筆ゲーム」を最初からまた始められる、と考えるとがっかりした気分も吹き飛びます。
この先一体どうなるんだろう??という初見のワクワクはないですけど、押さえるべきポイントはすでに頭に入っているので、ゲージさえ気をつけていれば今度はうまくいくはず。
このゲームのルールは、目数を絶対に間違えてはいけません。マーカーも必ず指示された場所に配置。
背中の模様が、切り替え部分を挟んでちゃんとつながっていることに気づいたときは、感動しましたもの。
そうかここ、目数を適当に調節してると、ズレちゃうんだな、とちょっと怖くなりました。
ルールはとても簡単。だけど、正確にやらないと負けちゃう!みたいな。

サイズは「XS」のまま、手加減は緩めに、針も念のためJP 5号(3.6mm)からUS 5号(3.75mm)にあげました。
リスタートがんばります!

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【経過】ravelryから「Hitofude Cardigan」その2

先週末は池袋サンシャインシティの水族館へ「へんないきもの展」目当てに遊びに行ったり、映画「ネイチャー」を観に行ったりと、動物三昧で過ごしました。
「へんないきもの展」も水族館も、珍しい魚類がたくさんいたのに、夫が撮っていた写真は、どこにでもいるアマガエルと、ヒキガエルのみという…笑ってしまいました。蛙かわいいよね!うんうん。気持ちはよくわかる。
ダイオウグソクムシのちっちゃい子がみれて私は大満足です。
「ネイチャー」は3Dで大自然を体感!が売りのようです。そのための撮影は本当に大変だったようですが、私は必ずといっていいほど3D酔いしてしまうので、2Dで観ました。スタッフさん、すみません…。
BBC制作のドキュメンタリー映画は、「ディープブルー」も「アース」も、映画館まで足を運んでいます。
「地球旅行へ」という謳い文句でしたが、焦点はアフリカ大陸でした。もうすこし海中シーンが多ければ良かったな。

今日は、連休中に休日出勤した分の代休を取って、のんびりお休みです^^
銀行用事と家事を済ませつつ、「Hitofude Cardigan」を、進められるところまで進めました。

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袖〜後身頃完了。
どうも手がきつくなってしまったのか、縦も横もだいぶサイズが足りていません。
横は指定サイズまで引っ張ればびよーんと伸びるのですが、縦があまり伸びないので、模様1回分、増やしました。

hitofude6

別糸の鎖を外しながら、両袖下をとじて、襟ぐりの目を拾って輪にしたところです。
水が流れるように、あれよあれよとここまで来てしまいました。
まったくもってよく考えられた構造で、感動してしまいました。
なぜ別糸の鎖を2本用意するのか、ということも、あー、なるほど!ってここで納得できます。
もちろん、糸は切りません。そして、糸を切らないようにするための、無理な仕掛けごともありません。
見事なものです。

このあとも、展開を知りたくて際限なく編み続けてしまいそうなのですが、夜ごはんの支度をしないといけないので、いったんここでお休み。

しかし現状はサイズがちいさいです。レース模様が縮こまっているのと、80cmコードを「鳥とざくろのカーディガン」の方で使用中につき、60cmコードを使っているから余計にちいさく見えます。
Sサイズの目数で編むべきだったのかどうか…サイズ段階が1模様単位だから、一気に横幅が広くなるのが困りものです。
ブロッキングで指定サイズまでなんとか伸ばすつもりですが(そうしないと着れない^^;)胸元の切り替えから下、後半は針の号数を上げようかどうか検討中。
ここ、思いっきりひらひらしたほうが可愛いですもの。
脇下は、たとえ伸びてもこのデザインの場合着用に支障はないから、JP 5号(3.6mm)→US 5号(3.75mm)で編んでみようかな。

sky

おまけですが、週末、家の近くを散歩中に見えた夕焼けが綺麗だったので。
季節が夏に向かっていることを感じます。
冬糸と戯れていて、やってることは季節感ゼロですけど(笑)

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【経過】ravelryから「Hitofude Cardigan」その1

Madelinetosh Dandelionで編む「Hitofude Cardingan」は、シンプルだけど可愛いレース模様ができあがっていくのが楽しくて、噂通りさくさくと編み進みます。
いまちょうど、袖〜後ろ身頃の真ん中を過ぎたあたりです。
これから、後半の段数を編み、腕周りのちょうどいい長さまでいったら、折りたたんでとじます。
そのあとの作り方はまたお楽しみです♪

hitofude3

私は「昔ながらのニッター」なので(つまり、20世紀の編み物本に馴染み深い)、「マーガレット」「スヌード」「カウル」といった今風のアイテムは未だに編んだことがありません。
(今風…。泣ける表現ですが、今風くらいしかぴったりくる言葉が見つけられません)
これらはなんとなく、編み物でいう「3種の神器」的な位置付けで、私の中では、21世紀にはいってから現れた、「新しいもの」というイメージです。
ブランクも相当ある初心者がうろ覚えの記憶を頼りに曖昧に話していることです。
昭和の頃から、これらが存在していたのでしたら、お恥ずかしい限りです。
でも間違いなく「スヌード」はなかった。20世紀、日本には「マフラー」しかなかった。それは自信がある!
そんな前置きはいいとして、「Hitofude Cardigan」が私にとっては初めての、「マーガレット」です。
英語だと「shrug」と呼ばれていますね。
「Hitofude」は私にとって「カーディガン」ではありません。
これって、着心地、どうなんでしょう?
「マーガレット」は既製品もあふれかえっていますが、いまいち着心地がよくわからないから買ったことないのです。
でも、見た目はとても可愛いですし、さらっと羽織れて、ぱっと脱げて、たたむのも簡単。
使い勝手がいいからこれだけ定着したんでしょうね。
どんなものかわかるのも、完成が楽しみな大きな理由のひとつです。

hitofude4

レース模様もりもり!
同じ2目一度でも、「ssk」の方は結構まっすぐに斜めの線ができるのですが、進行方向に逆らう「k2tog」の方、階段みたいになってしまいます…orz
これもブロッキングでだいぶ解消されるとは思いますが、編んでいて気になります…やり方を変えても階段になっちゃうので、ここはどうにも技術が足りないのですね。
スワッチを編んだカセとは違うカセで編み始めたのですが、このカセには「墨色」っぽい部分が出てきません。完全に水色の濃淡〜白で出来てます。見た目は殆ど差がないんですけど、編んでみると微妙な色味の違いがわかります。

何も考えずに編める簡単なレース模様なれど、「掛け目をするのを忘れる」という落とし穴に2回ほど落ちました…。
これ本当、一段の目数が多いから、段の始めのころにポコっと一カ所掛け目を忘れたりすると、しかもそれを、次の
表段になってから目が合わなくて気づいたりすると、かなり絶望的な作業が待っています。
ケーブル編みのねじねじ方向を間違えるとは訳が違います!掛け目は、縦にほどいて修正できません。
今は1パターン編むごとに掛け目がちゃんと入ってるか確認しながら編んでいます。

今日のようなさわやかな五月晴れの日に着たい色だなぁ。この色、編んでいてとても楽しいです。

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「Hitofude Cardigan」のスワッチを編んでみる

次に編むものを3日間考えてみたのですが、やはり、涼しくなったらすぐに着れそうな「Hitofude Cardigan」を編もうかなと。

さっそくパターンを購入。日本語版と英語版が用意されています。
当然日本語版の方を最初にプリントアウトしたんですが、すっかり英語パターンに慣れてしまっているせいか、日本語版、読みづらい。ものすごく読みづらい
表、裏、表、裏、と書かれるより、k,p,k,pのほうがすんなり頭に入ってくるという現象^^;
英語版でいきます。もうねぇなんていうか、ニンゲンの頭って、おもしろいとしか。

使用糸はMadelinetosh Dandelionの「Bloomsbury」です。
編み地や編み心地がどんなものか知りたかったので、とりあえずまきまき。

hitofude1

ひとつだけサイズが大きいのは、巻きに失敗したやつ…手加減が悪かったのか、巻きがゆるくて、途中でスッポーーーンと「まきまき」から外れて、文字通り飛んでいきました。
びっくりした!!これまで特に失敗なくできていたので、かなり狼狽しました。
仕方ないので「くりくり」の方を廻してカセに戻し、再挑戦。途中でまた飛んでいきそうな気配を感じたので、押し込んで、どうにか最後まで巻き上げました。わーん。かせまきに苦手意識を持ってしまいそう。
あと、まきまき中、リネンの毛羽が結構舞ってました。リネンは編んだことがないんですけど、わずか10%混でもこんなに毛羽が出るものなんでしょうか。

hitofude2

2列で8回分編んで、水通し。自然な感じに広げて、乾いた状態がこちらです。
パターンはチャート図になっています。とても平易で、すぐ頭に入ります。
指定号数はUS 4号(3.5mm)もしくはJP 5号(3.6mm)なのですが、レース編みは伸びるし、と思い、US 4号を採用。指定ゲージはパターン2回繰り返しで横12cmなのですが、私のスワッチだと11cmになりました。
縦はゲージ通り。
意識的にひっぱれば12cmに届きますが、どうしようかなというところ。
rokoさんが編まれた模様の画像が載っているんですが、私のスワッチと見比べると、かなり横に伸ばしてブロッキングしてるように見えます。
用意されているサイズのうち、「XS」と「S」の間くらいが私の好みです。
US 4号で編んで「S」サイズか、JP 5号で編んで「XS」サイズの2択でしょうか。
どんな服装に合わせたいかというと、袖無しのワンピースやシャツの上にはおりたいです。
「S」だと最初からゆったりめ。ゆったりも涼しげだけど、伸びてくるのが怖い。
ひろねこさんが、「迷ったら小さめ」と書いてらしたし、たしかに大き過ぎるニットってまず着れません。
US 4号「XS」がジャストサイズになりそうなので、そこは若干のゆとりが欲しく、JP 5号で「XS」を編むことにしました。

編み地の色合いや、風合いはとても好きです。
つやのあるロービングヤーンなので、模様がくっきり出ます。
水色の濃淡と白で、基本2色の移り変わりかと思いきや、ところどころ墨色がわずかにかぶります。
リネンの毛羽がほけほけと見え隠れしていますが、ちくちくしないので首周りも大丈夫です。
編み上がりが楽しみです^^

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【完成・着画】raverlyから「Crew」

Plucky KnitterとAmy Millerさんがコラボした「Sweater Kit」で編むボーダープル、「Crew」。
マリンボタンをつけて、無事完成しました。
制作期間は1ヶ月とちょっと。着てる中の人が私なのはさておいて、これものすごく可愛いです!

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ゆったりカジュアルでも、ぴちぴちフェミニンでもないデザインだと思ったので、最初の針の調整から、2時間かかったブロッキングまで、大きすぎないように、小さすぎないように、ひたすら慎重になりました。そのかいあって、ぴったりサイズに仕上がりました^^

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右側ボタンバンド。なんかゴム編みの部分、折れてしまってますけど(汗)
前後差はだいたい3cm。着丈はパターンより2.5cmほど縮めました。

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左側ボタンバンド。
ボタンは、わざと「足」の部分を殆ど作らずに縫い付けました。なので、はめた時にほどよく編み地を押さえつけるので、着てるうちに外れちゃった!なんてことにはならないはず…。
あと、身幅に余裕があるので、着脱の際にボタンは一番下まではめたままで大丈夫でした(ここ結構、気になっていたのです。いちいち外すのは面倒ですもの)。

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がんばって泳いだ大海原(←まだ言ってる)。後丈もだいだいちょうどいいのではと思います。

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下は薄手のカットソーを着てます。糸がなめらかで、着心地最高です。たいていのウールは、下にかならずブラウスなりタートルネックなりを着て首まわりを保護しないと、かゆくなって数秒でギブアップ!な私も、全然へっちゃら。
秋まで着れないのが、残念でたまりません…(><) crew22

こだわりのマリンボタン(笑)クリーム色の高瀬貝、18mmです。
よく見ないとわかりませんが、冬のマリンニットなのです♪

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広げてみると身頃の大きさにびっくりです。
でも、合太なので厚ぼったくならないし、落ち感があるので、案外着た感じもすっきりしてます。
思い切って買ったセーターキット。でも、大のお気に入りができました。ずーーーっと愛用しようと思います。
長い経過を読んでくださったみなさまありがとうございました。

使用糸:Plucky Knitter「Primo Sport
色:「By The Rules」メインカラー「Hats Off」は画像だと緑がかってみえますが、実際は藍色でした。深海の色。水通しによる色落ちはありません。
使用針:US 5号、3号
サイズ:36.5インチ(少し大きめに編みました)

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次はmadelinetoshで…編みたいものが多すぎの巻

「Crew」はとじはぎも完了し、試着してみたら、思っていた通りであることを確認しました。ジャストサイズになるように細心の注意を払ったとはいえ、やはり最後の最後まで着れないわけですから、心臓バクバクでした。やっと安心しました…(><) 白いマリンボタンも今日届きました。やはり白がぴったりな感じです^^ あとはボタンをつけて、襟のゴム編みをするだけです。これはもう楽勝…予定通りいけば、週末には完成。ふぃー、すでにやり遂げた感。 ということで、「Crew」後半戦からもちろん、「この次は何編もうかな」がはじまっているのですよニッターの性(さが)として…。 しばらく前から、収まっていたmadelinetosh熱が再燃してしまっていて、何がきっかけだったのか、季節がすっかり春になったせいか、突然「Hitofude Cardigan」が編みたい!と思いついてしまったのがきっかけといえばきっかけでしょうか。 編みたいもの候補その1が、たくさんの方が編まれている、この大人気パターン。

夏糸で編むこともかなり検討したのですが、やはりサンプル画像のイメージが強烈に刷り込まれてしまっていて、指定糸であるmadelinetoshを使うことに決めました。夏糸で編んでもとても素敵でしょうね。
せっかくなので、新作のリネン混「Dandelion」を使って春秋ものにしてみようと。どうせ夏は私は手編みニットを着ません。サマーニットは好んで着るのですが、簡単に洗濯できる既製の安いもので満足しています。

Jimmy Beans Wool」さんに注文したのが4月30日。昨日届きました。思ったより早かったです^^

bloomsbury

色は最初から念頭にあった「Bloomsbury」です。ネットやRaverlyから検索できる画像だと一体どんな水色なのやら、人によって全然違う色調になってるのでさっぱりわかりません。買ってみるしかないなと。こっくりした水色かと想像していたら、実物は爽やかな水色でした。どうみても、秋より春むきの色ですね^^;
想像とはすこし違っていましたが、これはこれでとても気に入りました。

もちろん、madelinetoshを買うにあたり、1色で済むわけがありません。ここのところを、ものすごく強調したい。

toshの糸を買うのは前々回の冬以来ですから、とにかく久しぶりだった、ということもあって、少し買い込んでしまいました。
持っているのは「Sport」「DK」「Vintage」「Chunky」と、太番手を一通り(殆どコレクションと化しています…)なので今回は細番手を選びました。それに私は今は、4〜5号針を使う「中細」から「合太」糸が編んでて一番楽しいのです。

chickory

Merino Lightで、これは「chickory」。今シーズン?の新色だったと記憶してます。新色紹介の画像で一目惚れし、どうしても欲しかった色です。水色〜焦げ茶の色幅が広くて巻きでみると意外なほど賑やかです。こういうの、案外編んでみるとしっとり落ち着いた色合いの編み地になるんですよね(むしろ地味になってしまうことも…)。
こちらで編みたい候補が、Lili Comme Toutさんデザインの、シンプルだけど実は可愛い小細工の効いたプル「Grand Large」。可愛い色ではなく、濃いめの、こんな感じの渋い色で編みたかったんです。

この片方だけにある肩ボタンも、ひじ当て部分のゴム編みも、すっごく好みです。

caligraphy

同じくMerino Lightで「Caligraphy」です。この色をお好きな方は多いですよね。どう形容したらいいか、肌色〜ごく淡いサーモンピンク〜ごく淡い紫色のトーン。何にでも合わせやすそうな、素敵な色。これで編みたいものは、いまのところ浮かんでませんが、逆に何を編んでもしっくりきそうな、ベーシックな色です。

chickcalig

ボーダーにしてもいいのかも!と思いました。このボーダーの色合い、超好みです。これなら、編みたいパターンが思い浮かびます。容赦なく太いボーダーが可愛い「Benton」です。

肩下がりに沿う太ボーダーと、これ裾がAライン気味なのかな?何しろ可愛いです。これはぜひオーバーサイズ気味に編んで、白やダンガリーシャツの上からざっくり着たい!
でも、いちおうどちらも着分あることを考えると、なんだかもったいないような気も?余った2色でまたべつのボーダープルかショールか何か、編めそうですけど(笑)

mica

tosh sockで、色は「mica」です。マイカって、鉱物のですねきっと。そんな感じの、絶妙な色出し。一番気に入ったかも。ソックヤーンですけど、もちもち弾力があって、4号針くらいでも普通に編めそうな糸です。化繊が入ってないのも意外な感じ。ちょっと残念なのが、真ん中のカセ、色味が少し違います…。これは「2カセ交互編み」をしないとダメかもしれません。他の色は幸運にも、あまりカセごとの色の違いがなかったんですけど。でも3カセしかないときの交互編みって、やりようがない…?orz
編みたい候補はもちろん決まっています。この素敵な色を目の前にしてしまうと、「Hitofude」よりこっちを先に編みたいかも。パターンも購入済みなので。
先の「Grand Large」と同じLili Comme Toutさんデザインの「Trellis」です。

身頃に繊細なレースパネルがついているカーディガンを何でも気に入りがちなのですが、このパターンは特に好みです。しかも私の挑戦してみたい技法が満載(引き返し編みでアームホールから拾う袖山、i-cordの縁編みなど)。

どうしよう、それに実は今日はまたkonanaさんがあまりに素敵な「Relax」を仕上げてらしたのを拝見し…もう目の毒です!興味はあったのですが、本当に編みたくなってしまったじゃないですか!
それに、「Relax」を編むなら、使いたい色が他にあるのです。注文しなきゃ…。

そんなわけでなかなか決まりません。もしかしたら次は「Relax」かもしれません。伏兵だわ(笑)!
なので、いまのところは「鳥とざくろのカーディガン」を進めていようと思います。
サイドプロジェクトがあると、こういうときも、手を動かしていられるから、いいですね^^;

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【経過】raverlyから「Crew」その6:とじはぎ☆らぷそでぃ

「連休などなかった」私ですが、今日は午後から出社すればよく、お昼まで時間がありました。なので、水通しをしてひろげていた「Crew」のとじはぎに着手。しっかりと目の詰まった編み地だし、3日は乾かないかと思ってましたが、気温が上がると、乾きが早くていいですね!

サイズは、まだ着れる状態じゃないのでわかりませんが、水通ししたら思ったより伸びてしまい、あっちもこっちも縮め、どうにか指定サイズに合わせました。
「とじはぎ」型は、サイズ調整が難しいから、ブロッキングは真剣勝負です。猫ちゃんメジャー片手に2時間近くかかりました。

crew17

水通しで編み地に少し変化がありました。
もやもやと、全体的に表面がうっすら起毛しました。たっぷりの水で泳がせたし、洗濯機での脱水はドライモードで10秒ほど。それだけで「縮絨」でもかかったかと一瞬おののきましたが、本当にわずかな変化で、試しにスワッチと本体の編み地を夫に見せて、違いがわかるか聞いてみたところ、しばらく眺めても全くわからないと。
しかし夫にはわからなくても私にはわかる。

「もしや…これは…なりを潜めていたカシミア成分が水通しで露呈してしまったに違いない。ぬかったなカシミアめ

カシミア糸は編んだことがなく(カシミア混糸はこれが初めて)わからないのだけど、こういう強撚でなめらかな糸(madelinetoshとか)は水通ししても表面的な変化はまったくない印象があるので、私の推理だとやはりカシミアが犯人か(←何も悪いことしてないぞ)

crew18

脇下ご開陳!
前後身頃のボタンバンドと袖の3枚重ねになります。できる限り正確に、丁寧にとじ合わせました。
ボタンバンドは水通しで押さえたのですが、やはり乾くとちょっとくるんとなってしまいます。
ボタンをつける前に、スチームしようと思います。
脇は全開です。ボタン留めするので中が見えちゃうことはないけど、脇下10cmくらいはとじた方が脱着のときに気楽かも?思案中。

とりあえず、左側とじはぎが完了し右側にとりかかったところで時間切れ。今日はここまでで出社。

* * * * * * * *

やれ大変ですが。つらつら思うこと。
いまさら私ごときが書くまでもなく、「トップダウン」型は、試着しながら編める、編み始めるとすぐ形が見える、とじはぎが不要、着丈が自由自在、などの理由でニッターの方々に大人気だし、私も1つ編んでみてそのメリットは実感しています。
圧倒的に「トップダウン」型が好きっていう人の方が多そうです。
だって「とじはぎ」型は段取りが多いし、作業は面倒ですもの。
きっと、放置される率も「とじはぎ」型の圧勝。
「とじはぎ」型への苦手意識ってたぶん、かつては主流だった「袖山を返し縫いで身頃にとじつける」作業のハードルの高さが災いしてますよね。
あれ難しいです。私にも、縫い糸がちゃんと目を拾ってないから、着ているうちに袖山のとじ目から袖がほぐれてきた!という昔の大失敗談。思い出しても、笑うしかありません。
まっすぐなラグラン線ですら、襟ぐりからスタートして、1段ずつすくいとじをしているつもりでも、袖下に到達するころには、はて?何かしらこの残り幅の違い?最初からやり直しなんて憂き目は誰にでも経験ありそう。
(単純なミスもあるし、最初から前後でラグラン線の段数が違うパターンも)
増減のある目はいったいどこを拾ってとじるの?(未だに私は正解を知りません。なのでいつも端を2目たてます)
あらかじめ用意しておいたとじ糸が、足りなくなってしまったよう(引き抜きとじで、ありがち…思った以上に糸を使います)

まさにとじはぎ狂想曲(むしろ、哀歌?)。でも、やはり、昔ながらの「とじはぎ」型の方が、作っていて面白いんですよね。ひとつひとつのパーツを編む作業は地味なれど、とじはぎで初めて形になる。この「おお〜!着るものになった」達成感が爽快。「トップダウン」型だと、完成する頃にはすっかり見慣れて新鮮味が薄れてます…(私だけ?)とじはぎの出来映えが完成形を相当左右するから気を抜けないし、また全部終わらないと着れないから最後までどっきどきです。

ラベリーを巡回していると、「トップダウン」型をあえて「とじはぎ」型に変更して編んでいる奇特な方をまれに見かけます。「とじはぎ」があったほうが、フォームがしっかりするから、という理由で。なるほどなあと思います。

どっちがいいとか良し悪しではなく、「とじはぎ」があるというだけでそのパターンを諦めるなら、それはもったいない、と思うのです。
私は布切ってミシン踏んでた期間が長いので(人間様の服ではなく、ブライス服です:笑)「とじはぎ」型の方が馴染みがある、ということをさておいても、結構楽しいですよ。もちろん性格的な向き不向きは、あります。

果たして「Crew」の仕上がりはどうなるでしょうか。
次回更新は完成形(&撮れたら着画)になる予定です…ドキドキ。

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【経過】ravelryから「Crew」その5:パーツ完成

Plucky Knitterの「Primo Sport」で編むAmy Millerさんデザインのボーダープル、「Crew」。
右袖も完成して、これでパーツがすべて揃いました^^
着た感じとサイズ感を確かめたく、トルソーにピン打ちの刑。
かなり、思い通りかも!(嬉嬉嬉)
この首もとの空き具合がすごく好き。鎖骨が見えるボートネック。
襟ぐりはとじはぎが済んだら、ゴム編みを数段編んで整えます。

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脇の合わせ具合はこんな感じ。これも、イメージ通りに仕上がりそうで、ホッとしています。
着丈を自分好みに縮めた関係で、ボタン穴の間隔も、前後差も、調整が必要になりました。
ここを間違えるとこのプル自体が台無しになるくらいには重要なデザインポイントなので、慎重に計算して割り出ししました。

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そして、楽しみにしていたマリンボタン!!…なのですが。
お店が間違えて、黒蝶貝の方、送ってきてしまいました…。オー。マイ。ゴッド。
(私の注文履歴を確認すると、ちゃんと白いボタンを頼んでいるので、完全にお店側のミスです)
ボタン自体は、しっかり厚みもあり、質感もよくとても気に入ったのですが、やはり白を合わせたいです。
運悪く連休に入るタイミングだったので、交換も7日以降。
黒蝶貝の方も素敵だし、何かの機会に使えそうだから、交換はしないで、あらたに白を買い足すつもり。

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さて、これからパターンの指示通り、とじはぎの前にブロッキングをします。
いまのサイズ感だと、上半身と袖が結構タイトで、逆に脇下はいまのサイズのままで大丈夫そう。
胸が引き締まっていて、腹回りが豊かだから、結果オーライの予感(><) crew16

あまり糸がこれだけ。首まわりのゴム編み分を考えても、結構残りました。
買い足しして、また着るものを編みたい、と妄想しかけますが、もちろん現実は甘くない
この糸、まったくちくちくしないので、個人的にNGな「ニット小物」が作れそうです。
せっかくだから首周りのもの、糸量があるから「くしゅくしゅっとしたらスヌードにもなるケープ」なんかどうかのう。3色で編み込みして。
編み込みするならもう1色、差し色が欲しいきがします。うーーーーん。
やはりどうにかして買い足しの機会を狙っていきたい(笑)。
もちろん、編みやすく、良い糸でした。値段が高いから、高品質なのは当たり前なのですけど。
高いお金を出しても買ってよかったと思える糸でした。

世間はゴールデンウィークですけど、私は明日・明後日は休日出勤です(泣)。
先月は残業代だけで10まんえん越えましたヨ!働き過ぎや!
もうねえ、バリバリ稼いで、がんがん毛糸を買ったるわヽ(`Д´)ノ(やけぱち)
完成は来週末以降です。
もうすっかり暖かくて、季節は夏に向かってます。
次はレーシーなはおりものを編みます。毛糸で

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