【完成・着画】ravelryから「Laar」

Gudrun Johnstonさんのレーシーカーディガン「Laar」、ボタンをつけて、完成しました!
今日も涼しいから、ウールカーデで着画も余裕です(笑)
かなり薄手(透け感あり)で上半身はレース模様、冬に着るには寒過ぎるけど、これからの季節にぴったりです♪

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白のワンピースとか、スカラップのギャザースカートを合わせて着たいところですが敢えてカジュアルにパンツと。
クローゼットにしまいこまないために(笑)

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後ろはこんな感じ。
このパターンは下半分のメリヤス部分は真っすぐ編みで、切り替え部分で一気に減目します。
後見頃もだいぶ減目が入っているんですが、ブロッキングしたらギャザーが消えてしまいました^^;

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ハイウエスト切り替え、胸元に控えめなギャザー、シンプルだけど可愛いレース模様、袖口と裾にピコット。
私の「大好き」を凝縮したようなデザインです。
「hitofude」も似たような雰囲気ですが、こちらは糸が半分の細さなぶん、より繊細に仕上がりました。
デザインも含め、トータルでは「Laar」の方が気に入ったかも。

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引き返し編みで作る袖山、棒針で編むピコットの作り目と伏せ目、縄編み針を使って折り畳むプリーツ。
これまでやったことなかった技法をいくつも経験できて、本当に挑戦してみて良かったです。
そして、極細レース糸でウエアを編むこと。これが一番の経験になったかな?と思います。
これからはもう、怖いものは何もなし!何でも編んでやる!な気分です。
ちょっとだけ自信が持てたことが、何よりも収穫でした^^

使用糸:Madelinetosh Lace
色:Aura
使用量:1カセ(わずかに残りました)
使用針:下半身をJP 4号(3.3mm)、上半身をUS 2.5号(3mm)
サイズ:XSとSの中間くらい

tosh lace自体は、すでに廃盤なんですよね…。残念です。
細いけど弾力のある、編みやすい糸でした。
当分、レース糸はいいや、と編み上がった時点では思いましたが、やはり着てみるとこの肌触りと繊細な雰囲気はたまりません。
がさつな私の日常生活にそぐわないことを百も承知で、また他のメーカーのレース糸も、編んでみたい気が…しなくもないような…考えておく(笑)
製作過程で、励ましのコメントをくださったみなさま、読んでくださったみなさま、ありがとうございました。
次の作品にも早速とりかかってます。またそれは次回更新で。

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目の揃いやすい糸それはmadelinetosh lace

やばーい!
また水通しで化けた!
シャイニーに続き、madelinetosh laceも生まれ変わる糸でした!
あんなにボコボコしてたのに。嬉しいオドロキ!
驚きでもないのか。物理的に極細糸を細かく編んでいたのですもの。そりゃあ、目も揃いますね(汗)

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※室内光のため、例によって色は全く再現されてません。

昨晩水通しして、今日帰宅したら、もう乾いてました。さすが極細糸、乾くのはやい。
ボタン付けでもするかの、と取り上げてみたら、もううっとり、なんてものでなく…。
とろみがあって、なめらかで、これは、あれです。編み地じゃなくて、もはや布。
なんだろう、化繊布。ジョーゼットの手触りです。

試着してサイズも問題ないことを確認。
うう、嬉しい。超かわいいです(このカーデが)。
どうしましょう!!もったいなくて、着れません!!(←予想された展開

…とりあえず完成はさせようと思います。

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【ほぼ完成】madelinetosh laceで「Laar」

Gudrun Johnstonさんのレーシーカーディガン「Laar」、編み終わりました。
レース糸、細かった…。袖のぐるぐる編み、しんどかったです。
永遠に終わらないかと思いました。4段編んでやっと1cmいくかいかないかのハイゲージですから…。

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糸を編みきるまでと思って袖を編んでいたのですが、結局両袖それぞれあと10段ほど編めるくらいの残量で終えました。
最後にまたピコット編みが待っているし(その途中で糸が足りなくなるとか考えたくない)、7分袖は最初から無理だろうと思っていて、肘をちゃんと超える長さが出せないなら、関節のところでモタモタするのもいやだし、肘にかからない丈にしたほうが着やすいかなと思って、この長さ。

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袖ぐりの拾い目をパターン指示より増やしたため、袖幅は結構ゆとりがあります。
下にカットソー、細身のブラウスなら普通に着れます。
ウールカーディガンだから、インナーが着れるのはありがたい。
シルエットは少し変わってきてしまいましたが、試着した感じおかしくはなかったです。

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このあとはブロッキング。レース模様だから大変そうです。
身頃切り替えから下の、メリヤス編み部分は縦に伸ばします。
袖もサイズをみながら、縦に伸ばし気味に。
注文した貝ボタンはたぶんもう届いているはず(あとでポストを確認しなきゃ!)

ふう。もう、なんかすごい達成感で、気が抜けてしまいました…(笑)
完璧な出来映えではもちろんありませんが、いまの自分の技量では精一杯のものができたのではなかろうか?と思います。
気づけば8月も終わり。もうひと山くらい、暑さが戻ってきそうですが、いよいよ秋ですね。
1年で一番好きな季節がやってくると思うと、わくわくして、嬉しくて。

次は何を編もうかな^^
ショールが編みたいのだけど、今日は涼しいせいか、並太以上の太さも恋しくなってきています。秋ですね!

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【経過】madelinetosh laceで「Laar」その5:引き返し編みで袖山攻略

前回更新の画像と、間違い探し、的な?(笑)
かたっぽの袖山がぴょこんと出現しました。うむむ…袖山に見える!

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「Laar」を編むにあたって、最初からこの「引き返し編みで作る袖山」であることはもちろんわかってました。
そういう方法がある、ということを知ったのは、たぶん、Ravelryのメンバーになって間もないころにお気に入りに入れた「Lady Marple」というカーディガンだったかと思います。

「コンティギュアススリーヴ」と、この「引き返し編みで作る袖山」のふたつは、いかにも「海外パターン」らしい編み方です。
とじ針でいせこみして袖を縫い付けるなんてめんどくさくて難しいことやってられないわ!と、海外ニッターさんが発案した、合理化/効率化を極めた方法。
私はまだ前者は経験していませんが、後者はやはり「引き返し編み」というハードルに阻まれて、興味はあっても及び腰。
前者はやり方が大体頭の中に描けるのです。後者は曖昧で、想像してもわかりません。なのでだいぶ及び腰。
正直「Laar」に挑戦するには勇気がかなり要りました。
もう後には引けない!という感じで(実際、もうそれを乗り越えないと完成しないので)本当におっかなびっくり、取りかかりました。

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結果、こんな感じで、ひとつ完成。
作業がはじまってしまえば、あれよあれよと袖山が姿を現して、構造も理解できます。理解はできるけど、これはきれいに仕上げようと思うと、難しいですね…。
3回くらい、やり直ししました。パターン通りの拾い目(2段ごと1目)だと、模様編みの端目がきれいに編めていないし、レース糸の細さも相まって、どうにも頼りない感じになってしまい、針の号数を変えたり、手加減をきつめにしたり試行錯誤。
結局、パターンの指示通りにはせず、アームホールの上半分だけ、拾い目を増やしました(3段ごと2目)。
脇下の伏せ目以外の目を全部作業し終わって、とにかくサイズ感を知りたかったので、すぐに別糸にとって、腕を通してみました。
どうにか、大丈夫そうです…ほっとしました…。
コツは、とにかく、端目を緩まず綺麗に編むことに尽きると思いました。引き返し編みの出来不出来より、端目の美しさの方が見た目に影響します。
今回身頃を編み直す気はさらさらないので^^;
初挑戦だし、もうこれにて私は攻略成功、ということにしちゃいます(ブロッキングでもう少し整うかなと淡い期待…)

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後ろはこんな感じ。
引き返し編みは、今回はW&Tにしました(パターン指示通り)。
このW&Tが、糸の取り回す方向が全然覚えられなくて参りました。なんでこんな単純なことが覚えられないのか、不思議。
表からラップするときは、糸は手前、裏からラップするときは、糸は向こう側です。
ラップした目をピックアップするときは、表なら手前から、裏なら向こう側から。
1段毎に両端をW&T、ひたすら繰り返して脇下まで。本当に最後の方の段になって、やっと手が覚えてくれました。
1回か2回やっただけで覚えてしまった「ドイツ式引き返し編み」とは大違いorz
お供していただいたのは、「cotton&cloud」として海外で活躍する日本人デザイナー、中吉恭子さんの素敵動画。
何が素敵って、彼女の英語。英国なまりの、美しい発音。なんだけど、日本人だなぁとも思う、なんか癖になる英語の発音が心地良すぎ。
もちろん、W&T動画としても秀逸です!

このあとは、減目をしながら袖をぐるぐる編みする慣れた作業。
とりあえずいま編んでいる糸玉があとわずかなので、それを編みきったら、残りの小さいひと玉で反対側の袖山を作り、そのあと、糸の重さを計りながら半量ずつ両袖編んで使い切ろうと思います。
両袖同時編みの魔法は残念ながら使えないので、ほんと、計りながら編むしかありません。
それにしても、軽めのはおりものなら、1かせでできてしまうということで、コスパよろし(25%OFFで、18ドル)。
今週末は旅行に行くのであまり編めませんが、来週末には、完成してるかな^^

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【経過】madelinetosh laceで「Laar」その4:ベストでも可愛い♪

Gudrun Johnstonさんのレーシーカーディガン「Laar」、前身頃が編み終わりました。
肩を引き抜きはぎにし、前立てと、襟ぐりのpicot bind offも済ませました。
この状態ですでに、ベストとしてすごく可愛いです♪

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レース糸でウエア、途方もなく時間がかかるかと思いきや、上半身に入れば案外あっという間でした。
レース模様は7目6段1模様の簡単なもので(チャート図あり)「掛け目忘れ病」が発症する前に完成している感じ。
前身頃は襟ぐりが大きくとられているので、編む面積がとても少なかったです。

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襟ぐりのクラシカルな形がすっごく好み!
U字型のね、胸の谷間がぎりぎり見えてしまう貴族の令嬢(もしくはマダム)のドレス!
残念ながらそこまであいてませんし、悲しいかなここに収納する胸も私にはありません。
が、そんなことは気にしないヽ(`Д´)ノこの襟ぐりが可愛くてテンションあがりまくりです。
picot bind offはまた、パターンの説明が「2目作り目、5目伏せ目、繰り返し」という調子なので「なぜこれがピコットに?」とさっぱり絵が描けないため、再びyoutube様のお世話になりました。
実際2目作り目して5目伏せる、を繰り返すとピコットがぴこっと!(←はいはい
棒針で編むpicot bind offは伸縮性があります。かぎ針では、やはり仕上がりに差が出るのでしょうか?
(棒針でも特に難しい作業ではありませんが、かぎの方が楽でしょうね)

さて、残るは袖付けなのですが…「引き返し編みで肩山を作る」方式なのです。
ついに、この方法にチャレンジする時がやってきました。でも、気が重いです。
なぜレース糸…せめて、並太で編んでる作品で初挑戦したかったよの…orz
きれいに仕上げられる自信が皆無…。
ベストでも可愛いじゃないか…。

でも、プロジェクトは250以上あります。つまり、それだけの数の人が、こなせた作業なのです。
私にもできないわけがない!と、気持ちを奮い立たせて、取りかかろうと思います。
どうやって編んでいくのか、パターンの説明を読んだだけではさっぱりわかりません。
とにかくやってみます。

あ、ちなみに、このパターン、「?」となることが多いのは、パターンが不親切だからではありません。とてもよく書かれてます。
私がやったことない技法のオンパレードだからです。
この作品を、納得できる形で完成させられたら、「編み物超初心者」をそろそろ卒業できるかな?なんて。
初心者かどうか、なんてこだわらなくていいのかな。
少しでも、やったことないことを、できるようになって、編める作品を広げていきたいです^^

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【経過】madelinetosh laceで「Laar」その3:後身頃完成

Gudrun Johnstonさんのレーシーカーディガン「Laar」、後身頃が完成しました。
madelinetosh lace、色は「Aura」を使っています。

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指定糸、指定針の号数より細いものを使っているので、Sの目数でXSの仕上がりサイズを狙っているのですが、縦が全然出ません。
Sの段数で編み上げたところ、指定サイズより2インチほど短かったため、後ろ襟ぐりの分け目までいったん解いて、1模様分追加しました。
縦はMの段数にあたります。横はSのままで大丈夫そうです。
「Hitofude」で、tosh糸のレース編みは水通しで結構伸びることがわかっているので、いまジャストフィットですが少し余裕が出来ることを期待。
100gで900m以上ある極細糸ですが、しっかり弾力があるので、諸々の作業がしやすいです。

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広げると結構な大きさ…糸の残量はまだまだあります。1カセあれば、ゆったりサイズのショール、余裕ですね。
左上に写っている残り糸で前身頃(+前たて)が間に合えば、小さめに巻いたのが1玉あるので、7分袖は無理にしても、普通の半袖は編めそうです。
メリヤス編みの部分がぽこぽこしちゃってるのが気になりますが、これも水通しで整うでしょう。

なんというか、編んだものを見ていると不思議と心が落ち着く色合いです。
色の揺らぎが、水面の波紋?のようにも見えてきます。
このあと、別糸から目を拾って、前身頃に取りかかります。
まだまだ完成は先ですががんばります^^
ボタンは、悩むまでもなく、この繊細な雰囲気に合わせるなら貝ボタンしかない感じ(笑)注文しとこ。

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「SWITCH切替輪針」追加購入でHappy Knitting!の巻

今年の春、近畿編針さんで「SWITCH 切替輪針セット」を購入しました。
でも、実は、あまり活躍していなくて…。

選択肢としてもちろんあるんですけど、こちらを購入してからも結局、編んだ作品、殆ど匠輪針を使ってきました。
理由は単純で、普段よく使う号数に付属しているコードがどれも短く(20cm、40cm、54cm)、長くするためには専用のジョイントをつかって2本のコードをつなぐ必要があるんです。
このコードのジョイント部分が、目を送り出すときに引っかかる引っかかる、地味にものすごいストレス。
「Crew」は輪で編まなかったので短いコードで事足りましたが、「Hitofude」の時に何度もキィィィィィィッとなり、なんか懲りてしまい、使う気が起きなくなっていました。
でも、困ったことに、もう10回くらいここで書いてる気がしますが、匠の輪針セットには3号以下がありません。
クロバーが3号以下の付替え輪針を作らないのはコストがかかって利益が取れないからですよね…匠セットは全号数共通のコードを使うんだけど、おそらく3号以下の細さになると、共通のコードジョイントが使えないから新規に作らなくちゃいけなくて、しかも大多数のニッターさんは、3号以下なんて細い針、滅多に使わないから需要もなかろうと。匠の付替え輪針、オプションで単品購入もありません。海外メーカーのは、全部ありますよね?
大企業はコストと利益重視なのは当たり前ですけど…orz

そこで近畿編針さんが再登場と相成るのですが、近畿編針さんが大企業かどうかは私にはわかりませんが、作ってくれていたのです。
「SWITCH付け替え輪針セット」には、数々のオプションが存在していました。知らなかったなんて私の不覚!

コード以外に、このセットで私の馴染めなかった点が、針自体の長さです。匠は全号共通して10cmのところ、「SWITCH」は8号以下の針は9cmです。
この1cmの差がでかかった…。1cm足りないと、持ったときに小指の腹がジョイント部分にずーっと当たっているので、コードがそこで折れ曲がってしまい、変な癖がついてしまいます。
オプションでは、各号数に、全長12.5cmと、14cmが用意されています。
目を見張る充実の品揃えです。

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ということで先月末になりますが、ずらり。買い込んでしまいました。
すでにセットに入っている号数まで、12.5cmの長さを使いたくて購入してしまう始末。
US 5.5号(4mm)、US 5号(3.75mm)、 US 4号(3.5mm)、US 2.5号(3mm)。
コードは80cmのものを2種類(「SWITCH」は号数によってコードジョイントの太さが変わります)、あと60cmを1つ。
ついでに非対称超短輪針の、持っていなかった3号と5.5号も。

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セット付属のケースに無理矢理収納(笑)。だぶっている9cmの4号と5号は袋に入れて、ばかでかい匠ケースの隙き間にしまいました。

8mmだの、10mmだの、極太号数は一生使うことはないと思うと(超極太の手編みニット苦手)ふと、セット購入する意味あったのか?という疑問がよぎりますが、そこは考えちゃいけない、考えちゃいけない(><) ええ、コードの長さはバリエーションがあればあるほど助かります。 9cmの針だって、ちょっと目を休めたりしたいときにきっと大活躍! ただ、「SWITCH」輪針セットの購入を検討しているニッターさんがいらしたら、つなげて使うことが前提のこのコード問題はお伝えしておきたい。 針の長さが9cmなのは、手の大きさや、好みもあるから問題ないでしょうけど、ジョイント部分が引っかかることが好きな人は皆無なはず。 laar6

そして、今はUS 2.5号針に80cmコードをつけて、嬉々として「SWITCH」ユーザーをやっております^^
手触りも抜群の高品質竹針、編みやすさは元々文句なしなのです。
匠よりとがった針先は特にこういうレース編みに威力を発揮。
これで滑りが匠くらい良ければ理想ですが(悪いわけではなく、匠が案配良すぎ)この針先をもって、匠と「SWITCH」、めでたく引き分け(笑)
これからはますます快適な編み物生活が送れそうです♪

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【経過】madelinetosh laceで「Laar」その2:身頃の切り替えプリーツ

Gudrun Johnstonさんのレーシーカーディガン「Laar」の経過です。
黙々と極細糸のメリヤス修行を続けて、ようやく身頃の切り替え部分まで到達しました。

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ショールを編んでいるわけではありません
ショールみたいにトルソーに引っ掛けたらとても素敵なので、やはりこの色でショールも編みたくなってしまいます。
色の揺らぎが結構激しいのですが、そのせいか、なんだか雨が降ってるみたいだなぁと編み地を眺めつつ。
秋の霧雨のような、静かに降る雨を彷彿させる色合い。
最初に「Aura」をみたとき、「Rainwater」という色に似てると思ったのは、的外れじゃなさそうです(笑)

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切り替え部分のプリーツも、こんな感じに仕上りました。
サンプル画像ではプリーツがほとんど消えてしまっているので、今ははっきりプリーツになってますけど、水通しとブロッキングで目立たなくなりそう。
プリーツは、ケーブル針に休めた目を、本体と2目1度して作っていきます。
縄編みの交差部分とちょっと似てます。
簡単かと思いきや、結構手こずりました^^;

糸量は半分を超えたあたりです。追加購入はまだしてなくて、ギリギリまで1カセで済ませられるかどうか試してみます。
ゲージはまた、縦が出なくて横が出てしまってます。前回の「…a hint of summer」もそうだったし、私の手癖なのかもしれません。
ブロッキングで、また縦に伸ばし気味に仕上げようと思います。

さて、ここから先は上半身です。切り替えのねじりゴム編みと、レース模様のセットアップ段完了。
セットアップをしながら、「ひと目も間違えてはいけない」感覚に「hitofude」を思い出しました(笑)
針をJP 4号針からUS 3号針にチェンジして、ますます細かい作業になりますけど、このレース模様、可愛くて大好きなので編むのがとっても楽しみ♪

外は晴れ間が差したと思ったら、暴風雨になったり、台風通過中のめまぐるしい天気です。

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The Fibre Companyの糸を購入してみました

Raverlyを見ていて、いいな、と思う作品の指定糸になっていることが重なると、メーカー名を覚えてしまいます。
The Fibre Company。繊維会社(笑)。まんまやないか!
公式サイトはこちら。生産している糸の雰囲気が、とても素敵です。
興味を持ったので、先日Madelinetosh Laceを買うついでに、一緒に注文してみました。

meadow

Laceウェイトの「Meadow」。色は「Cornflower」です。100gで549ヤードなので、レース糸としては編みやすい太さです。
ミントグリーンというかペールグリーンというか、ブルーグレーっぽい部分もあり、淡いのですが、なんとも魅力的な色合いです。画像ではなかなか伝わらないですけど^^;
組成はメリノウール40%、リャマ25%、シルク20%、リネン15%。盛りだくさんです。シルク、リネン混だから春夏糸扱いでしょうか?
もけもけしてますがちくちく感は皆無なので、巻きものにも良さそうですが、せっかっく着分購入したので、着るものを編むつもり。

いまのところ、このメーカーを知るきっかけになったこの「Ivyle」が最有力候補^^
ちなみにいま編んでいる「Laar」の指定レース糸が、だいたい同じくらいの太さのようです。じゃあ、これで編めば良かったのでは?と思わなくもないですが、パターンと糸の組み合わせって、選択肢が際限なくあるから、迷うととことん迷ってしまって、どこかでえいっと決めないと、収拾つかなくなりますね…。

canopy

もう1種類、Fingeringウェイトの「Canopy」。色は「Palm Bud」。これはもう、画像では色の再現が全然できなくて(自然光で撮っても厳しい)、コントラストが強めに撮られちゃってますが実際は色むらは殆どないように見えます。
淡いグレーのような、紫のような、水色のような、これまた一言では説明しづらい色。この夏購入したネストローブのリネンのギャザースカート(「Outlined」に合わせたやつ)がまさに同じ色。
実はTosh Laceの「Aura」と、この2つの糸の色合いに明確な違いがないっていうか、3つ並べると、全く系統が同じ。どんだけこの手の色が好きなんだ私…。
組成はベビーアルパカ50%, メリノウール30%、バンブー20%。するっするのふわっふわです。ちっくり感こちらも皆無。
50g180ヤード強だから「Fingering」なんですけど、見た目はそれほど細く見えません。いかにも編みやすそうです。

どちらもこれからゆっくり時間をかけて編みたいパターンを決めようと思います。とりあえず候補がありすぎます(笑)

ところで、「Meadow」に混入しているリャマ。リャマってどんな動物よ?とちょっと検索してみました。
おもしろサイト「Pouch」にこんな風に紹介されてました。可愛い!

リャマとアルパカの違いが一発で分かる画像が可愛すぎてヤバイ!!

そして、リャマをふんだんに使った新作糸「Knightsbridge」が、今秋発売されるようですね。
糸もパターンも、素敵〜!

このあたりめっちゃ編みたーい!(在庫糸でどうとでもなりそうですが^^;)

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【経過】madelinetosh laceで「Laar」その1:picot cast on

madelinetosh laceで編むものを決めるべく、ravelryを検索してわかったことだけど、案外ショールって、「中細」以上の太さが指定糸であることが多いです。
極細のレース糸が不人気ってこともないのでしょうが、「中細」からパターンの種類が一気に増える印象。
極細糸は普通に考えて、趣味で気楽に編もうって思わないですよね。敷居が高い。
かといって、中細指定のパターンを極細で編むと、間違いなく別物になってしまうでしょうから、踏み切れません。
ショールにしようかどうしようか数日悩みましたが、やはり最初に編みたいと思ったものを編むのが結果的にも良いに違いありません。
Gudrun Johnstonさんのレーシーカーディガン「Laar」に取りかかることにしました。

ちょっと脱線するのですが、今回のショールパターン探しで、極細糸を華麗に編み上げる、まさにゴッドハンドな日本人ニッターさんと出会い、感動してしまいました。
天才の手が作るもののオーラは圧倒的。knittimoさんなのですが(プロジェクトページ)その素晴らしさに自然と涙が出ました。
ひれ伏したくなるようなそのスキルも勿論ですが、やるからには完璧を目指す気概がひしひしと伝わります。そこに共鳴します。
「ハンドメイド」には限界がありませんね。人間の手は、ここまで作ることができる。
とても辿り着けない神がかった領域だけど、こういう方が存在していることが無性に嬉しい。
努力とかそういうレベルでこのスキルは身に付きませんが、ただの素人ニッターである私にもできることはあります。
「丁寧に編む」ことです。
今までも雑に編んだことはないけど、これからも丁寧に編もう。上手い下手は関係ありません。
私からすると、やっつけ仕事は趣味や本業関係なく、本当に時間の無駄。

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そういうわけで、心して編み始め。
このパターン、もしかしたら最初で挫折してしまう方続出かも??と心配になるくらい、最初がおっかないです。
なんというか、いきなり最初から8000m峰の、8000mを超えた「デッドゾーン」が待ち受けているレベルです。
それは嘘ですが。
パターンには「knitted cast on 5, bo 2, repeat」という風に書かれていて、最初「?」でした。
画像から判断するにピコット編みですね。こんな方法でピコット編みができるなんて、目からウロコ。もちろん初挑戦です。
「5歩進んで2歩戻る」を延々、270目超。レース糸で。
かなり後悔しながら、それでもやり通しましたが、もう編み上がってしまったかのような達成感です。

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あまりにくるんくるんして編む手を邪魔するので、ピコット編みの部分に軽くスチームあてて落ち着かせました。
大変な作業だったけど、効果は絶大。可愛いです。
かぎ針でピコット縁編みを後から足す方法も可能性としてはありですけど、棒針で作り目として編んでしまったほうが薄く仕上がって、レース糸には向いてそうです。

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もう少し太い糸で編めば、ピコットの粒も揃って見栄えもいいでしょうけど、私の技術ではこれが限界です^^;
サイズはXSとSでどうしようか迷って、指定糸より細いし、ゲージもJP 4号針使用で若干きつめなので、Sの目数で編み始めています。
ただ、先に編んだ方々が揃って「身頃のレース編みの部分が伸びる」と書いてるので、身頃から上はXSにしちゃうかもしれません。
(プリーツを多めにとれば調整は可能そう)

目下の懸念は、糸が間違いなく足りなそう、というところ。
キャップスリーヴにしてしまえば、どうにか1カセ(900m強)でまかなえるかもしれませんが、7分袖素敵ですよね。
うーーーーーん。
買い足すか。どうしよう。また120ドル以上買わないと
ついでに買いたい糸はもちろんあるのです。甚だしい本末転倒が、ニッターの性(さが)です。

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