「Manu」は袖丈で悩み中…そしてブリティッシュエロイカの新色が素敵

経過レポするレベルではないのですが、「Manu」は袖を今編んでいるところです。
袖をトップダウンに編むということは、もちろん袖丈を調節できるという利点があるのですが、昨日までは普通にパターン通りに長袖にするつもりでした。
黙々と編み進めて、今ここ(室内光なので色はモニョモニョ

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試着するとちょうど、8分袖くらいです。
この長さでストップして袖ぐりを編むとちょうど8.5〜9分袖になり、手首が見える丈なのです。
それって、可愛いのではないか?と思い始めてしまいました。防寒を考えればもちろん長袖一択なんですけど、ravelryのプロジェクト画像で7分袖の「Manu」を見た記憶があり、すごく素敵だったのです。さすがに7分は寒いので、ちょっと長くして…どうしましょう!
ポケットとのバランスもあるかしら?
ポケットに手をいれたときに袖ぐりが完全に見えるのも、なんだかレトロで可愛いかもしれません。
「Manu」のデザインは私にはとてもレトロなのです。
サンプル画像ではデザイナーのKateさんがモダンに着こなして街中で撮影してますから、私のイメージとだいぶズレてるんですが^^;
いったん袖を休めて、ポケットを作ってみることにします。

******************

話は変わりまして、今日の午後、注文していた「ブリティッシュエロイカ」が届きました。
みんな大好き定番中の定番、私も三國万里子さんのアランカーデを指定糸だったこの糸で編んで以来、大ファン。
国産の糸だったらもしかしたら一番好きかもってくらいにはお気に入り。
シーズン毎に着分が増えていき、昨冬もこの糸でアランを編みましたが、まだたっぷりあります。今や4色の着分を抱えてます(笑)
届いたのは今季の新色、200番と201番、それからオフホワイトの3色。

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アルパカノート1行目に早速メモしてありました。「ブリティッシュエロイカの新色が素敵!」と(笑)
立川のユザワヤでチェックしてたの。
特に200番。グレージュにほんのわずかにピンクとグリーンが混じり、なんともいえない、グレーのようなピンクのような灰緑のような、複雑な色を作り出してます。
この色はそうです、編みかけの三國さんの「ざくろのカーディガン」ベースカラーに選んだ、Jamieson’s Spindriftの「Fog」と似ている。
あちらは属性は明らかにピンクですが、このグレーには「Fog」の気配を感じます(スワッチの画像はこちら)。
なんとパピーは「ブリティッシュエロイカ」に私の最も好きな色を追加してきやがりました!
そうですね、はい。一番好きな色です。
となりの201番は、レンガ色に紫やオレンジ、マスタードが混じる、これまたいい色です。
ブリティッシュエロイカレギュラー陣の赤(116番)も、渋くて深みのある素晴らしい赤ですが、200番と合わせるにはすこし強かったので。

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何を編むかというと、パターンリリース当日、見た瞬間、「buy it now」をクリックしていた編み込みヨークのプルオーバー「No bad weather」です。

3色というところがいいです。編み込みは私は色数少なめが、2〜3色が、ピンポイントで好きなのです。
編み込みヨークプルだと、BTの「Grettir」をぜひ編もうと思っていたところですが、今回のプルがわずかに好き度を上回りました(笑)

パターンを購入したはいいけど糸はどうしようかと思っていたのです。
そこでこのブリティッシュエロイカです。まさに真打ち登場!みたいな(笑)
編みやすさは間違いないし、毛玉になりにくいし、いい糸ですね本当に。
「次に編みたいものランキング」上位がひしめいているのですが、一気に1位に躍り出ましたヨ!
というわけで「Manu」が完成したら、早速取りかかります♪

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もっふぁんアルパカで「Manu」その4:i-cordを編みつける

「もっぱか」で編むもふもふカーディガン、「Manu」の経過です。
プリーツが出来上がり、試着をしたらサイズぴったりだったことに気を良くして、早速縁編みに取りかかりました。
前立て、襟ぐり、裾周りのガーター編みにぐるりとi-cordを編み付けて、身頃本体が完成しました。

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うーーん、「Manuな感じ」が出てまいりました!(笑)
これで両袖を編み、左右にギャザーポケットをつけたら、もっと「Manu」な感じになると思います!(←当たり前だ

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襟ぐりアップ。
i-cordでつくるボタンホール(というか、ループ)も、パターン指示通りに編んだら難なく完成。
テクニック的には問題なかったのですが、右前立てを仕上げて襟ぐりの半分くらいまでI-cordを編み付けた時点でなんとなく嫌な予感がして、その時点でトルソーに着せてボタン穴の配置バランスをみてみることに。
ひとめ見て却下でした。一番下にくるボタン穴が、みぞおちより5cmほど下に来てて、これじゃない感ありあり。
デザイン的に、一番下のボタンはアンダーバストの直下でなくてはいけません。
(パターンだと、「5個ボタン穴を作ってね。一番上は襟ぐりの角のとこにくるべきよ」というシンプル過ぎる記述のみで、間隔に関しては編み手の好みに丸投げ状態)
超適当にこのへんかの?と印を当てておいたのが大失敗でした。手抜きやフィーリングはダメですね。ちゃんとトルソーで胸の位置と合わせないと。
泣く泣く最初のループのところまでほどいて、やり直しました。

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背中側。
プリーツたっぷりで可愛い!です。
あ〜本当に編んで良かったと、まだ完成してもいないのにご満悦のワタクシ。

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角に来たら、i-cordを1段分編みつけないで編み、方向転換。
角に適度な丸みがついて、すごくいい感じです。

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ちょっと気が早いですが、恒例の「ボタンどうしようかな」一人会議。
手持ちのボタンだと、お花が彫ってある黒蝶貝と、凹凸をつけた白蝶貝のどちらかが候補。
プリーツたっぷりのカーディガンにお花ボタンは甘過ぎるかしら。でも雰囲気や色合いはとても良く似合ってます。
カジュアルにも着たいから、シンプルな白い方がいいのかも?
どっちも好きな方向で、決められません。夫の意見も聞いてみよう。

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今回のi-cord bind off(applied i-cord)の立役者はこちらでした。匠のミニ5本針、6号。
何に使うために揃えたのか、手元に5号、6号、8号のセットがあります。
ミトンも靴下も編まないので、おそらく袖編み用だったはずなのですが、全然違う用途で大活躍。
小回りの効く12.5cm。これがなかったら本体と編み付けながらのi-cordなんて編めなかったです。

もっぱかは撚りが甘いので、針先が尖ってると糸を割りまくってストレスが溜まりそうです。
そしてもけもけしている分、滑りが非常に悪いです。
この糸を編むには、滑りがよく、針先の甘い匠が理想的な気がします。
本当、編んでみると、糸と針の相性の良し悪しってあるんだなと…(個人差や好みの違いは抜きにして)
i-cord bind offですが、そのテクニック自体を覚えるのではなく、i-cordの仕組みをまず理解するとわかりやすいと思います。
私は以前、興味本位でi-cordを余り糸で編んで練習したことがあったので、i-cord bind off自体は初挑戦でしたが、スムーズに進めることができました。

この3目なり4目なり、その段の最後の目を本体の目と2目1度していくだけです。
撚りの強い、もちもちした糸でこの縁編みをしたら、存在感のあるデザインポイントになりそうですね^^

余談ですが「Henslowe」の縁編みもそうでしたが、私はこの「何かを本体と編み付けながら進み、本体の目が1目ずつ片付いていく」状態にもんのすごい快感を覚える体質のようです(笑)
なんかもう、間違いなくドーパミンがどばどば出てます!
昨晩とりかかったこのi-cord bind off、作業が楽し過ぎて全然止められず、下手したら夜が明けるまでノンストップで続けちゃいそうでした。
もう無理矢理お風呂入って寝ました^^;
そういうわけで、編む前はよほど苦労するかと思った「Manu」、プリーツもi-cordも順調で、編むのが楽しく、「ど根性」の出番がありません。
一体どこに落とし穴が??(そんなものはなくてよろしい)
これから両袖ですが、これは編みづらい超短輪針で単調なメリヤス砂漠ですからむしろ一番のハードルなのかもしれません。
まだまだもふもふは続くのであります!

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【経過】もっふぁんアルパカで「Manu」その3:ヨーク完成

「もっぱか」こともっふぁんアルパカで編む、Kate Daviesさんデザインのもふもふカーディガン「Manu」。
先週末から今日にかけてまたもふもふと進行し、ヨークが完成しました。

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もじゃもじゃもじゃ…。
一体何事ですか?という状況ですが、このカーディガン、襟ぐりの形成が全部引き返し編みなのです。
変わってますよね。伏せ目や減目を使わない襟ぐりって初めてです。
そしてこのもじゃもじゃの糸端ですが、パターン指定の「wrapless short rows」と呼ばれる、ラップしない引き返し編みに使用します。
デザイナーのCarol Sundayさんが説明しています(発案者なのでしょうか?)

短く切った糸を必要量用意しておいて、引き返すときに、ちょいっと挟みます。
段消しのときに、その糸を引っ張って、出てきたループを次の目と一緒に2目一度。
ひと手間ありますけど、ラップしない分、余分な糸の緩みが出ないので、段消しが気分的にとても楽でした。

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仕上がりはこんな感じ。穴はまったく開いていません。
とても頭のいい方法だと思います。W&Tのように、糸をあちら側なのかこちら側なのかどっちにおくんだっけ??と毎回悩まなくて済みます。
(なんてことでしょう、「Laar」の袖山で死ぬほどW&Tをやって完全に覚えたはずなのに、今思い返すとうろ覚えの自分に愕然…)

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本来は、前後身頃を編んだ時点でいったん目を休め、両袖を編んでヨークで合体させる、というのがパターン指定の編み方だったのですが、私はrokoさん方式を採用し、袖は作り目してまずヨークに進んでしまうことに。
どうしても早くプリーツを編んでみたかったのです。
プリーツをたたむから、ヨークは減目せずどんどん進みます。
1段300目近く、ひたすらもふもふもふもふ。
この画像はプリーツを編む直前の段まで編みあがったところ。Tの字になってます。
これほんとに、大丈夫なの??っていう形です^^;

…でも、大丈夫だったです!

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さっき撮影したので、室内光の変な色合いで写ってますが、ぐるりとヨークにプリーツを済ませたところ。
斜めの直線だった襟ぐりが、プリーツをたたんだら見事に、襟ぐりの形になりました。すごーい!!
針を3本駆使し、12目使ってひとつのプリーツを作ります。
心して取りかかりましたが、なんか、思ったより簡単で、あっけなく完成してしまいました。

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背中側。プリーツをたたむ方向は、数々の先人ニッターさんに倣い、左右対称にしています。
その方が断然可愛いと私も思います^^

試着できるようになったので、早速試着してみたところ…これイイ!!です。可愛い!!
またもや洗面所の鏡の前でひとり興奮してしまいました。
トルソーは胸が豊満なので、なんかピチピチ?サイズぴったり過ぎ?と危惧したのですが、何のことはない、私の貧相な上半身では…orz
ええもう、程よくゆとりあって、着やすくて大変結構です!(←負け惜しみ
このあとは、いよいよど根性プロジェクトが佳境。前立て襟ぐり裾周りを編んで全部I-code bind off仕上げ。
それが済んだら両袖編みにギャザーポケットと、まだまだやることたくさん。
でも、思い描く通りに出来上がりそうで、俄然やる気。がんばれ私(笑)

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【恐怖の】山盛りPlucky!【関税】

もう先月のことになってしまいましたが、 Plucky Knitterの毛糸が山盛り届いておりました。
なゆたさんのこちらのポストを拝読し、「関税のことを考慮して購入を思いとどまる理性」の大事さに改めて感じ入り、全く反省する気はないのですが(だってもう買っちゃったもーん)この記事を書くことで買いすぎると関税がかかるのですよみなさん!という(誰でも知っている)教訓をお伝えしたい次第です。

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ドーン!
でかでかと「課税通知書」が貼り付けられ真っ赤な「税付」のシールとともにやってきた愛しのPlucky。
これは6月にあった「何かのアニバーサリーで送料無料」企画に踊らされたお買い物です。送料無料に釣られるのって、ありますよね。あるある…!
色もベースもほぼ選び放題だった中(これはPluckyの企画ではなかなか珍しい)これでも厳選に厳選を重ねたのですが、気づけば総額500ドル超え。
「関税なんて運次第、つくときゃーつくし、つかないときはつかない!だからこれもきっとつかないわ \(^o^)/(←根拠なし)」と楽観していたのは事実です。
(この性格、なんとかならないでしょうか)
春に購入した、Amy Millerさんの「Crew」キットのときは課税されませんでした(7カセ分、約220ドルだった記憶)。なのでちょっと油断していたのが正直なところ。
とはいえ、さすがに、「500ドル」の申告書が張られた段ボールを見逃す税関だったら、この国は大丈夫だろうか、と心配になったかも。
仕方ないから郵便局で4000円払って、引き取ってきましたヨ!
送料無料をなかったことにして、「送料を払ったのだ」と思えばいいことにしましたヨ!

それでは、厳選に厳選を重ねた結果、「またいつもと同じような色」を買ってしまった愚かな私の戦利品をお披露目します…。

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「Narraなんとかグレー」こと「Narragansett Grey(PluckyのSarahさん的な表現をすれば)or Gray」のPrimo Sport。
「Crew」を編んだ余りが0.5カセほどあって、この色がとても気に入っているので何か着るものを編みたくて、買い足しました。
特にパターンを決めてるわけじゃないのですが、使いやすい合太。いろいろ編めそうです。

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もちろん全色を見たことがある訳もないのに、Pluckyの色でたぶんきっと一番好きなんじゃないかと思い込んでいる「Wintly Mix」。
少しピンクがかって写ってしまってますが、実際は赤みはありません。薄紫がかったグレーの混じる、冷え冷えとした、本当に美しい石灰色です。
こちらは編みたいパターンがあるのでそれに合わせてPrimo Sportを必要量購入。

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いきなり毛色の全然違うカセが登場しますが、編みたいパターンの差し色に指定されていた「Sticky Toffee」Primo Sport。
秋に着たいこっくりとしたオレンジ色の、理想的なもの。ビタミンカラーじゃない、渋くて大人っぽいオレンジ色。
ああ、着分、欲しい…orz

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はいはい私こういう色好きね!「Papier」Primo Fingeringです。
「Narraなんとかグレー」とどこが違うのというツッコミはご遠慮ください^^;
(自分でもあまり区別がつきません)こちらはでも、「Narra」のような碧っぽさはありません。
美しいスティールブルーです。

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「Oat Meal」Primo Fingering。なかなか色の再現が難しく、ちょっと平坦に写ってしまってますが、実物はニュアンスたっぷりな「オートミール色」です。
「Papier」と組み合わせてボーダーにして、「…a hint of winter」を編もうかなぁなんて、目論み。「Benton」でもいいかも。

パターンは他にも検討中ですけど、ボーダーで何か着るものを編みます。

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これはちょっと、画像から想像するより黄味の強い生成り色でした。「Feather Duster」Primo Fingering。
同じく「Papier」の配色候補で、「Oat Meal」とどちらか合うほうを、と思っていたのですが、こちらは黒とか、黒に近い焦げ茶あたりと合わせたい色です。

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「Crew」で使わず1カセ以上まるまる残っている藍色「Hats Off」も加えて、この配色で、Thea Colmanさんの「Shaken or Stirred」を編みます。

ほぼパターン指定通りの配色です。いわゆる、一目みた瞬間「あ、これ欲しい」(編みたいではなく、欲しい)と思ってしまった系の(笑)
色合いも雰囲気も、マリンなので、「Crew」に続く、冬のマリン、第2弾。
あのとき使わなかった黒蝶貝の錨ボタン、こちらで使います^^

こんなに買い込んでも、まだ欲しくなるPlucky…。焦げ茶、チャコールグレー、黒系の色を、縁があれば、手に入れたいものです。
モノトーンが恋しくなると、本格的に秋ですね。もう9月も後半ですし。
秋〜晩秋〜冬。10月〜12月は、私の一番好きな季節です^^

…違う違う、暢気に季節の話などしてる場合じゃなかった!
アバウトでランダムな関税ですが、買いすぎるともちろん課税されます。どうかお気をつけて。

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【経過】もっふぁんアルパカで「Manu」その2:脇下あともう少し&双子の毛糸

もふもふもふもふと編んでいる「Manu」の経過です。
前後身頃の脇下がここまで伸びました。現在13インチ超えたところ。

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編んでも編んでもくるんくるんだったのでどうしようかと思いましたが、丈が出てきたら、重みでそれなりに伸びるようになり一安心。
「自然に手が入る位置にポケットがくる身丈に編んでね」という指示のもと、かなり丈長に編まないといけません。
とりあえず指定の16.25インチ(40cm強)目指してもふもふと編もうと思います。

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編み地アップ。もっふもふ!!毛糸を編む醍醐味をストレートに楽しめます。
私はウールのちくちくにかなり過敏な体質ですが、所々差し毛はあるものの、ちくちくは感じません。
首に押し当てると、幸せな肌触り。
スワッチを水通ししたあとの、サイズの変化は殆どありませんでした。
編み地の仕上がりも、平坦にはなりましたが、編み目はたいして変わりません。
ということは、今ガタガタな編み目は、大体そのまま完成形になると思っていい。
ウール混アルパカ糸なら何てことなく編みやすいですが、甘撚りでふわふわしたベビーアルパカ100%糸はなるようにしかならないということを学ぶ。ごまかし効きません。
せめて、コンビ式(針にかかる糸が逆向きになる編み方)を矯正しておいて良かったです。

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ところで、知る人ぞ知る?もっぱかさんには双子の片割れがおります。
片割れはこのニッケビクター「ピュアアルパカ」さん。
先に手に入れたのは「ピュアアルパカ」の方だったのですが(一昨年だったか春先、半額セールをやっていたかんざわさんで注文)、あとからもっぱかがやってきて、「あれあれあれれ?」でした。
似てるとかじゃないです。同一なのです。何もかも。糸長も、重さも、ラベルの形も、単に印刷が違うだけ。
糸自体も…これが同一じゃないのなら、どなたか私に違いをご説明ください^^;

中身が同一と信じるなら、通常価格だともっぱかの方がお買い得ですね(私は、半額で買った分、ピュアアルパカの方が少し安かったかな?)
元々の色数と、追加された新色は、「ピュアアルパカ」の方が多いです。
「ピュアアルパカ」には、2色をより合わせた杢糸が用意されていて、グレー&白の(62番)持っていますがとても可愛いです。
ベビーアルパカ糸は他に、スキー毛糸のものを着分4色、ピエロさんの「シフォン」も3色ほど在庫あり。
気づけばたくさん持ってんな(^^;
アルパカ糸の風合いが(糸の中でおそらく一番)好きなのです。
ベーシックで着るものにも巻きものにも、オールマイティに使える糸だから、ゆっくり形にしていこうと思います。

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アルパカの絵柄の描かれた編み物ノート

これ、今日から私の編み物ノートにしました。アルパカの絵柄の描かれたノート!

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出会いは3連休の中日。あまりに天気が良いから午後は昭和記念公園にサイクリングに行き、閉園後はまたいつものように夫と別行動(夫の行き先は毎度ディスクユニオンと本屋:笑)。
私は立川駅構内のデパートをウロウロ。GRANDUOの2階の、可愛い雑貨やさんを覗いてみたら、イラストレーター米津祐介さん(可愛過ぎるギャラリーはこちら)のグッズ展をやっていて、このアルパカちゃんと目が合いました。
もちろん、私のもの!
1冊300円だったでしょうか。
裏も可愛いんです。

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フェアアイルのベスト^^
これを編み物ノートにしないで、何にするの?という感じ。

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早速、いろいろと書き付けてみる。
中身はとりとめのない覚え書きなので、恥ずかしいからちっさい画像で(汗
こういうノートつけてるニッターさん、結構多いでしょうか。
Raverlyのqueを入れるのは何だか面倒くさいし、queを入れるほど、毛糸だって、そもそも本当に編むかどうかだって、何も決まっていない段階の、記憶だけを頼りにしていたら3日後には忘れてしまっているような脳内プロジェクトの、覚え書き。
頭の中に浮かんでは消えてくあれであれを編んだらどうだろうっていうおぼろげなアイデア、店頭で見かけた気になる毛糸の名前と色番号とか、海外から取り寄せてみたい毛糸の候補とか、ちゃんとメモをとらないでいると、ひたすら忘れる一方なので、なんかしたい、なんかしなきゃ、と以前から思っていたのです。
(普段どうしてたかっていうと、本の余白や、パターンをプリントアウトした紙の裏に殴り書きとか…そして、どこに書いたかすら、忘れる)

スマホやタブレットを、こういうときこそ活用するのが賢いのでしょうが、このノートが可愛いから、これに書き留めていくことにします^^

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樋口愉美子さんの刺繍の本を2冊

秋冬の編み物本がだいぶ出揃ってきたように思うので、この3連休の外出の折りに、ちょこちょこ本屋さんやユザワヤに立ち寄り、ぱらぱらとめくってきました。
毛糸だま秋号、Michiyoさんや風工房さんの新作本、おうち・おでかけシリーズなども含めて、その数10冊以上?
手芸本を見たいときは、大型書店に行くに限りますが(小さい本屋さんだと、手芸本の取り扱いスペースは相当ランク下というか、圏外だったりしますよね…)、私は行動圏内だと新宿にあるブックファーストが一番お気に入りです。
東京モード学園のビル内にあるせいか、ものすごく品揃えが豊富なのです。
好きなデザイナーさんの本でも、極力ネット通販は避けます。中身を見て吟味してから買います。だって、本は、場所をとるから。
印象に残ったのは、ニッターさんのブログでも話題になっていましたが、毛糸だま秋号の、イザベルさんの「On the beach」展開図。
いやさ、何が何だかわからぬ。スゴかった。拒絶反応がおきて、見なかったことにして、すぐにページをめくってしまいました。
編み図になると、要はこういうことしてるのね、と違う視点でパターン解釈できておもしろそうですが、
そんな解釈は遠慮して、私は普通に文章を追ってその通りに編もうと思います^^;
今シーズン出た本はいまのところ全見送りという、ちょっと残念な結果だったのですが、また時間が経ってから気が向いて購入する本があるかも。
風工房さんの「編み込むニット」や、すぎやまともさんのニット小物のは、かなり購入を迷う素敵な本です。

三國万里子さんの新作本は、まだですか!

手芸本は、基本的には、目を輝かせ、わあっっ!超素敵、欲しい、作りたい!編みたい!キーッ!って、手にとって5秒で即レジに持っていきたいものです。
そんな出会いは、殆どないというくらい、ないのですが、あるときは、ある。
5秒で即購入を決めて、家に持ち帰ってきたのが樋口愉美子さんの刺繍の本、2冊。

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絵本のようなサイズの「2色で楽しむ刺繍生活」と、DMCのタペストリーウールが1束付録についていた「WOOL STITCH」。
どちらも、レトロな図柄を色数少なめに、余白や配列をきわめて意識して刺繍された作品を紹介しています。
可愛いです。絶妙なバランス感覚です。私もうコロリとやられました。文字通り。イチコロ。一撃必殺本。
凝りに凝ってゴージャスな(見方によってはおかん悪趣味昭和ファンシーに転ぶ危険性のある)フランス刺繍とは対極にあるものですが、緻密なのにシンプルという樋口さんのこのバランス感覚は希有。

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中身はすべて、リネンに刺繍して小物に仕立てたものを、作り方と図案、ものによっては型紙つきで掲載しています。

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素敵すぎて、見てるだけで気が遠くなります。
夢のような作品を作るのがものづくりの醍醐味ですよね。

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さて、私はいまは編み物に夢中なのですが、ニット作品にこれらの刺繍を施してみたい、という無謀な思いつきを抑えることができません。
刺繍のカーディガンといえば、もちろん、三國さんのこのモヘアのカーディガンが思い浮かびます。
刺繍枠もなしに、どうやって美しく刺繍ができるのか、挑戦する勇気がとてもありません。

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三國さんの図案ももちろん素敵なのですが、ここに樋口さんの図案を施してみたらどうかしら、と、考えるだけで…(鼻血
私の「大好き」メーターが振り切れてしまいます!WARNING!
キッドモヘア3本取りでさらに敷居が高いので、ここはもうちょっと、普通の中細糸にモヘア1本引き揃えくらいにしておいて、ハイゲージでシンプルなカーディガンを編み、どうにかこうにか刺繍をしてみる…あおおお!ええのう!
ひとり大興奮。ああ、こういう時間が楽しい…。

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【着画】tosh merino lightで「Henslowe」

先日編み上がり、ブロッキングを済ませたBeth Klingさんデザインのレースショール「Henslowe」、羽織ってみましたの図です。

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トルソーにかけて、後ろ姿。
ずっと編みたかった、端正で繊細なレースショール。このローマンストライプ模様があれほどアクロバティックな編み方をするとは(笑)
raverlyのプロジェクトノートでは、「サイズが小さめ」「周囲の掛け目は2重に巻いたほうがベター」などと書いているひとたちが目につきました。
掛け目の部分がつれてしまうようで、たしかにブロッキングするときに、これ以上伸ばしたくても伸びない感じがありました。
私は、3角ショールを編むのは初めてということもあり、サイズ感もよくわからないし、まずはパターン通りに編んでみたかったので、敢えてそのまま、書いてある通りに編みました。

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というわけで、編んでる時からサイズ小さめ?と思っていましたが、やはり小さめに仕上りました。
ショールというよりは、ショーレットですね。
防寒にはならないので、コーディネイトのポイントに、アクセサリー感覚で巻いて使うことにします。
今の季節には、ぴったりです♪

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今回この「Caligraphy」という色、カセからはわからなかった色合いの魅力に半ば取り憑かれながら編みました。
グレー、ベージュ、淡いサーモンピンクからオレンジ、ミルク色。編み地になると一言で何色とうまく表現できないような、複雑な色を織りなします。
もう絶対に、この色で着るものも編みます!

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こうやって首元でひと巻きして使うことが多そう。
でも、もしまた編むなら、もうちょっとサイズは大きめにしようと思います。
サイズ感の、いい経験になりました。ゆったり巻いてショールらしくするには、レース部分を除く本体の横幅が、やはり130cm以上欲しいところです。
(=レース部分込みで150cm以上。これは、レース部分込みで135cmほど。指定サイズもそうなのです)

とりあえず今回は、小ぶりでも可愛くできあがりましたので、満足です^^
ショール編みの楽しさにも目覚めてしまい、こっそり、ショール編み専用の毛糸をオーダーしてしまいました。近いうち、届く予定です。

使用糸:Madelinetosh tosh merino light
色:Caligraphy
使用量:1カセ弱
使用針:匠5号(途中までUS 4号)

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もっふぁんアルパカで、ふわふわカーデ「Manu」

前回更新の続きです。
次に編み始めたのは、Kate Daviesさんデザイン、襟ぐりとポケットの大きくとったプリーツが超可愛いカーディガン「Manu」です。

3年前に編み物を再開して、ほぼ同時にニッターさんのブログをいろいろと巡り始めた頃(まだravelryの存在もおぼろげにしか知らなかった頃)このカーディガンを編んでいるというブログ記事を何度か目にした記憶があるので、リリース当時はかなり人気パターンだったのでは?と想像します。
(とにかく、rokoさんのブログでこのカーディガンを初めて目にして、あまりの可愛さにノックアウトされ、海外パターンなど何一つ知らなかった私も、いつか必ず編もうと思ったのです)
もはや何周回遅れなのかわかりませんが(^^;)やっと編む順番が廻ってきました(笑)

使用糸は「もっぱか」こと「もっふぁんアルパカ」。
このタイミングを狙ったわけじゃ全くなくて、本当に偶然ですが、私がスワッチを編んだその翌日にコーダさんのメルマガで再販されたことを知りました。

新色、可愛いですね♪
私の在庫は昨年秋の再販で購入したものです。4色すべて着分、数にして60玉。60玉あるんですよ奥さん!
この冬こそ、この素朴で可愛らしく、もふもふした糸玉を形にしたいと思っていました。
そんな訳で今回は、パターンより先に、糸がありました^^
raverlyに登録した「お気に入り」に目を通しながら、もっぱかで編むものを検討していて、まさにこれという感じで、「Manu」が目に飛び込んできて。
ベビーアルパカのくったくたの柔らかさが生きるデザインです。
指定糸もベビーアルパカ糸ですし、ゲージも、測ったように同じ。
Kateさんもパターンに、「向いているのは、アルパカやアンゴラなど、軽くて柔らかい糸。重くてクリスピーな糸(たとえば綿)は避けてね」と書いています。
サイズ34で編みますが、プリーツ大量に作るから、1200m必要なのです。重い糸では、着れるものができませんね…。

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現在、ひとたま弱編めたところです(1回結び目が出てきたorz)。わはは。くるんくるんで全然わかりません。「編めたところです」と言われても。
別糸の作り目で、あとから襟ぐり〜前立て〜裾にぐるりと「i-code bind off」。私はこれが初挑戦です。「ど根性プロジェクト」のゆえんです。
色は205番、淡い杢グレージュです。
「Breckon」も「Mon petit」も、アルパカ糸の作品はみんなこの色だな^^; 
どんだけこの「染色されていないアルパカ原毛色の淡い杢グレージュ」が好きなんだろ私。
好きすぎて、自制しないと、常にこの色でばかり編んでそうです(なので自制してるんです)。
手触りはもうぬっめぬめです。ぬめぬめ。しっとり。もけもけ。くったくた。
アルパカ原毛糸なんて、色鮮やかで表面が均一につややかで弾力のある、いわば人工美の極めつけなmadelinetoshやPluckyと真逆のベクトルをいく糸。
どっちの質感も好きです。
どっちの質感も生かせるパターンの選択肢がたくさんある、幸せな時代です。
そして、目指すはrokoさんやknittimoさんのようなカリスマ先人ニッターが編んだ「Manu」のクオリティ。
(なんて素敵なのでしょう、knittimoさんの「Manu」。陶然としてしまいます)
無理よ!無理無理!って思わないで、目指すだけは、目指すのです^^
(私の技量では、編み目が揃いにくい糸なので、遠い遠いスタート地点です)

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【完成】tosh merino lightで「Henslowe」&「BT Fall 14」&次に編むもの

Beth Klingさんデザインのアンティークなレースショール「Henslowe」、完成しました^^
ブロッキングしたら編み地がすっかり滑らかになりました。本当に繊細なレース模様です。

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着画というほどのものでもないのですが、週末にでも、巻いたらどんな感じか写真を撮ろうと思います♪

*********

今日はBlooklyn Tweedから「BT Fall 14」がリリースされましたね!
毎号、必ずといっていいほど気に入る作品があるので、とても楽しみにしていました。
今回も、「これは編みたい!」というものが1着。
Véronik Averyさんデザインの「WAKE」。シックで大人っぽいけど可愛い。モノトーンでまとめたコーディネイトがまた素敵!
使用糸は細い方のLOFTなので、代替え糸はいろいろ手持ちでありそうです。でも、以前からLOFTに興味津々の私、指定糸で編んでしまおうかな^^

*********

このところ、夜は虫の声がうるさく聞こえるようになりました。
もうすっかり涼しくて、さすがに暑さのぶり返しはもうなさそう?
編み物熱は高まる一方です。
次に編むもの、次はまたカーディガンですが、昨日からすでに取りかかっています♪

manu1

わかる方には、わかるでしょうか?
そう、あのラブリーなカーディガンです。そしてまた、ど根性プロジェクトでもあります(笑)

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