【着画】「BT Fall 13」からアランプル「Bray」

「BT Fall 13」から編んだ「Bray」、着てみました。
今回は濃い色のセーターのため、角度の関係で真冬の日差しは届きにくく、いつもの場所だと光量が足りません。
デジカメのISO感度を通常の100から、400にあげて撮影しました。
壁は逆に白飛び気味ですが、セーターの細部はわかるようになりました。
写真が暗いなと思ったら、この方法は非常に有効です。お試しください^^

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下に着た丸襟のブラウスはAIGLEで先月、一目惚れして購入したものです。
ブラックデニムのタイトスカートはいつだか覚えてないけど、以前アーノルドパーマーで買ったもの。
スポーツなんて一切縁がないのに、アウトドアブランドの服は好んで着るという矛盾(汗)

コーディネイトはさておき、肩幅、身幅、袖幅、着丈、袖丈どれもちょうどよいサイズに仕上りました。
これは偶然の産物ではなく、都度都度サイズを確認しながら編みました。
「サドルショルダー」は肩のラインがすっきり見えるので大好きです。

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襟ぐりも自分仕様に目数変更してしまいましたが、詰まり過ぎずあき過ぎず、これで良かったかなと。
アイレットびっしりですが、隙き間風が通る感じもないですし、着ていてすごく暖かいです。

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背中側はこんな感じです。
脇下36cmは短めなので重ね着コーデがしやすいです♪
(それでも指定より1インチくらい長かった記憶)

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パターン難易度は「やや高」でしょうか。簡単に編めるものでは全然なかったです。
いい経験になりました。
「SHELTER」の代用糸として、「Cascade 220」は、質感は大幅に違いますがゲージ的にぴったり。
糸選びはブログでも散々レポした通り、苦心しましたので、満足いくものができて本当に嬉しいです。
「BT」から編みたいものは他にもたくさん…「LOFT」を使うパターンをこの次は編んでみたいです。

使用糸:Cascade 220 Heathers
色:#4006 Galaxy(茄子紺に、赤・青・黄が絡む杢糸)
使用量:4カセと半分くらい
使用針:匠8号(本体)7号(ゴム編み)6号(作り目)5号(襟ぐり)
サイズ:胸囲90cm(目数はサイズ37を使用)

今回mocomoさん、なゆたさんを誘ってのKALでしたが、同じものを編む仲間がいると本当に参考になります。
お二方からも近々完成報告が届きそうですよ♪大期待!!
経過を読んでくださった方、暖かいコメントをくださったみなさま、ありがとうございました^^

さあ、次はどれを編もう!

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【完成】「BT Fall 13」からアランプル「Bray」

スワッチの記録をアップしたのが11月12日なので、ちょうど1ヶ月経ちましたが、無事「Bray」が完成しました^^
途中、マフラーを並行して編んでいましたので、かかった時間は実質3週間くらいです。
やはり太い糸ですから、進みが早いです♪
平置きした全体像はこんな感じです。

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完成サイズは、胸囲90cm、脇下36cmで、ちょうどよい感じに仕上りました。
目数はサイズ37(胸囲94cm)を使用し、横ゲージがわずかにきつめなのをそのままにし、狙い通りです♪
着丈は、脇下の減目の間隔を「18段毎」→「16段毎」に変更しました。
これは縦ゲージが緩かったための調整です。
袖は縦ゲージが緩いのをそのまま利用してパターン通りに編み、手長猿対策万全の長さになりました(笑)

…つくづく思うのは、「スワッチを編むこと」って本当に大事だなってことです。

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前身頃側のサドルショルダーアップ。

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後身頃側はこんな感じです。
とぎはじ(笑)も概ね上手くいったと思いますが、やはり元々のパーツをきっかりサイズ通りに編まないと
まとめるときに収拾つかなそうで、ハードルは少々高めかもしれません。
最初から最後まで全く気を抜くことができないパターンでした。

また、襟ぐりの拾い目もパターンと大幅に変更しました。
パターン指定では、後身頃と肩からの拾い目の数はまあ普通に拾うのですが、前身頃からの拾い目が「異様に」
少ないことに気がついて、はたと手が止まってしまい、しばし思案。
指定通りの数だと、1目おきどころか2目おきくらいに拾わないと数が合わないのです。
絶対無理だわ、と思って…だって襟ぐりですよ??着脱のたびに負担がかかる部分です。
ゴム編みではなく、メリヤス編みだからだれるのを防ぐために少なくしてるんだろうというのは
容易に想像つくのですが、いくらなんでもこの拾い目数はないだろうと。
なので、自分にとって安心できる目数を普通に拾いました。
そのかわり、指定号数よりかなり細い針(5号)に持ち替えて、メリヤス編みはハイゲージに編みました。
仕上がりは特に問題ありませんでした。

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それからもうひとつ、困ってしまったのが、袖下と脇のとじあわせ。
裏目同士だから、「裏目のすくいとじ」をやろうと思ったら…このパターンは、端1目表目をたてる指示なのです。
結局最後まで理由がわからないままですが、当然その指示に従って端目は全部ガーター編み状態。
私がいつもやっている「裏目のすくいとじ」は、片側1目、片側半目内側を拾って綺麗に裏目がつながるとじ方で、手持ちの古い雄鶏社の基礎本に載っている方法です。
ガーター編みの端目だと、表目と裏目が交互にでてくる見た目になります。
かといって、両側1目内側を拾ってとじると、裏目同士だから、ボコっとへこんでしまいます…orz
どっちも私からすると見た目が変…orz
でも完成間際にしてこんなところで悩んで時間を取りたくありません。
ええいままよ!とばかり、いつもの裏目のすくいとじを断行してしまいました。
そのほうが凹み感が少なくて、スチームで整えやすそうだったので。
画像はそこをアップで撮ったものですが、濃い色の糸だったこともあり、端からみればそこまで目立つものじゃないよね??と、無理矢理自分を納得させています。

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ナイスバディさん着画。但しこれは詐欺画像ですので!
私が着るとこのウエストシェイプはどっかいっちゃいます。
そこは諦めるとして、アラン模様は伸縮性があるから着やすいですね。
着画は週末に撮ろうと思います。
トルソーではメリハリあってなんだか超フェミニンなシルエットに見えますが、
私は完全に開き直ってカジュアルに着るつもりヽ(`Д´)ノ

mocomoさん、なゆたさんも、ブロッキングがそろそろ完了する頃でしょうか。
それぞれのペースで進んでいましたので、完成時期もかなりズレちゃうだろうと予想していたのに、
大体同じような時期になりそうで、嬉しいですとっても。
がんばったお二方の力作を早く拝みたい〜!!

疑問点を質問しあったり、相談もできるし、思わぬ発見や知識も得られて、KALって楽しいものですね。
また機会を設けて、ぜひやりたいなと思う次第です^^

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【経過】「BT Fall 13」からアランプル「Bray」その6:サドルショルダーとぎはじ完了!

mocomoさんなゆたさんと3人KALをしているアランプル「Bray」の経過です。
おふたりとも順調に進まれているようで何よりです^^
私はといえば、ほとんど完成に近いところまで来てしまいました。
以下、順を追って経過画像をアップします…朝昼晩と撮影時間がバラバラで、自然光だったり室内光だったり色味があまり安定しませんが、様子だけでもわかればと。

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金曜日の晩に前身頃が編み終わりましたので、そのままブロッキングへ。
サイズは元々ほぼ指定通りに編めていたので、ブロッキングといっても、特に何もせず。
コルクマットの上に広げてサイズを測り、わずかに調整するだけで済みました。
日曜日の朝には乾きました。

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少しはアイレット模様が目立つようになったかな?と思いますが水通し前とたいして印象は変わりません^^;
縦横に伸ばす必要がなかったからですね。
隙き間があきすぎるのも寒そうですし、こんなものでいいでしょうか。
前身頃のラグラン線はもう完璧にこなせました(笑)
ただ、襟ぐりと同時進行だったので、全く気を抜く事ができず、疲れました…。
そして意外なところでものすごいトラップがありましたヨ(怒)
mocomoさんもぼやいていましたが、襟ぐりで「SSSP(右上裏目3目一度)」が出てくるんです。
そもそも、2目以上の減目は、いつも伏せ止めで処理してきたこともあって、「はぁ??3目一度…?」って物凄い抵抗感。仕方なくパターンに従いましたが、表目ならともかく、裏目で右上って…指が捻くれる!
正直、どうやって「SSSP」をこなしたのかあまり記憶がありません。どうにか形にはなったけど。
mocomoさんはかぎ針を使ったそうです…私はこの作業、あのデコボコ糸「SHELTER」でできる気がしません。

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これにて、両袖・前後身頃と、パーツはすべて揃いましたので、いよいよとぎはじ(笑)へ。
私はとぎはじ星人なので、このプロセスを一番楽しみにしていました。

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「Bray」の一番のデザインポイント「サドルショルダー」部分をちくちくと。
パターンには「端1目を使い、Mattress Stitchでとじてね」とあります。
「Mattress Stitch」って、検索するといわゆる「すくいとじ」のようですが、肩線はそれは無理なので、
普通に「目と段のはぎ」で処理しました。
目と段では同じ長さでも「目」の方が当然数が少ないですから、様子をみながら2段で1目を少しまぜて長さを合わせました。
このあたりは特にパターンにも書かれてないので、持てる知識や経験を動員するしかない部分ですね。

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そのあとも順調に進み、サドルショルダーのとぎはじ無事完了!
脇下と袖下があきっぱなのでまだ試着はできませんが、ポンチョみたいに肩にかけてみたところ、
肩幅と袖丈はぴったり。嬉しい〜!
袖ぐりと身幅もほどほどに余裕がありそうなので、思った通りのサイズで完成できそうです。良かった(><) このあと難しい作業はもうありません。 先に襟ぐりを編んで、肩はぎといっしょにスチームで落ち着かせてから、脇と袖下をとじようと思います。 週末までには完成できそうです♪ にほんブログ村 ハンドメイドブログ 編み物へ
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【経過】「BT Fall 13」からアランプル「Bray」その5:前身頃半分&ヤフオクで落札したもの

アランプル「Bray」KALの経過です。
もりもり編んで、前身頃の脇下まで到達しました♪

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前身頃だけだと、後身頃画像のコピペと同じになってしまうので、後身頃と一緒に写してみましたヨ。
このあと上半身ですが、例のトリッキー(笑)な減目、今回は一発でクリアしたいものです。
襟あきもありますから、もう編む面積はそれほど多くありません。
結構、ゴールは見えてきた感じ??
KALメンバーのなゆたさん、mocomoさんも後身頃は完了して、ぼちぼち前身頃を進めているあたりかしら?
2足目症候群はどうにか乗り越えましょう〜!

また、毛糸の量は無事足りそうです。これでタートルネックだったりするとあやういですが、
「Bray」の襟ぐりはシンプルにメリヤス編みを数段編むだけです。なんとかなります^^

さて、経過レポとは別に、先週末ヤフーオークションで落札したブツが一昨日届きましたので、ご紹介。

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「毛糸湯のし器」なるシロモノです。「シルバー精工株式会社」製。
ご存知の方っていますでしょうか。
まさか、リアルタイムで使ってました!という筋金入りのニッターさんが、いらっしゃるかも(笑)
私自身は、その存在を画像検索で知ってはいたけど、母もこのようなものは持ってなかったですし、
初めて実物を手にします。
スゴイですよ。「新型回転式」で、「高級アルマイト」加工なのです!
軽くてすべすべしたアルマイトの質感がとても懐かしいです^^;
幼稚園〜小学生、それも低学年くらいまでだったと思うけど、お弁当箱がバンビの描かれたアルマイト製のでした。
(兄ちゃんは、鉄腕アトムのだった!笑)
この「湯のし器」なるものが現役だったのは、昭和のいつくらいまでなんでしょうね。
製造されてた期間など全然知るべくもないですが、昭和の遺物であることは間違いありません。
持ってるだけでなんだかわくわくします。

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中身はこんな様子。
使われた形跡はありません。倒産した手芸屋さんの在庫品とか?
長期保管されてたため、外箱にはシミがあるし、鍋の内側に、付属品?の毛糸とじ針がセロテープで止めてあり、
そのまわりに錆が出てるけど、概ねとても綺麗です。
落札価格は4500円。着分毛糸が買える値段(笑)
まあ普通の人にとってはガラクタ同然のものですし、当然入札したのは私しかいませんし^^;

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ふたの内側の仕組みは問題なく稼働しそうです。
サイズはとてもちいさいです。16cm片手鍋と同じくらい。
どっちにしても、100g300mもあるような海外のカセ糸なんてとてもこの鍋で作業しようとは思いません。
昭和の編み物用具です。ここはダイヤとかハマナカの純正国産毛糸で試したい。
これって水いれて直火にかけて、その蒸気で毛糸を蒸して真っすぐにする、で合ってますよね…。
(肝心の、そこの説明が、説明書にはないorz)
この頼りないサイズでは、あっとゆーまにお湯は蒸発してなくなっちまわねーか??という一抹の不安も^^;
何せよ、やってみないことには!です。
週末あたり、説明書の通りに解いたラーメン糸を通して、ちゃんと再生できるか試してみます。
どれほど便利なものなんでしょう。後日レポに請うご期待(…しないほうがいいか:笑)

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【経過】「BT Fall 13」からアランプル「Bray」その4:後身頃完成

今週はパネルマフラーの方をメインで編んでいたため、「Bray」の方はしばしお休みしていました。
裏側の編み地が決まり、とりあえず軌道に乗ったので、おもむろに「Bray」再開。
ちょうど、KALメンバーの進捗具合と揃ってきた感じでしょうか?(笑)

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後身頃は先週月曜日にすでに完成させていました。
平置き状態。袖山が小さめなのですが、その分、身頃側の面積が広いです。
ブロッキング前の状態ですが縦横とも、サイズは大体正確に編めています。
順調にいくかと思いきや、パターン読み間違いによる編み直しが入り、実際はなかなかに手こずりました^^;

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読み間違えた部分はここです。ラグラン線の減目。
「3段毎」に減目が入るのですが、ここ相当トリッキーです。
3段毎なので、表側(=裏目側)で減目する段と、裏側(=表目側)で減目する段が交互にやってきます。
しかも、左右の模様編みを継続しながら操作するため、減目パターンが8種類(!)あります。

・表側&右側で減目するとき、もし左手の針の2番目の目が表目ならK2tog、裏目ならP2tog
・裏側&右側で減目するとき、もし左手の針の2番目の目が表目ならSSK、裏目ならSSP
・表側&左側で減目するとき、もし左手の針の最初の目が表目ならSSK、裏目ならSSP
・裏側&左側で減目するとき、もし左手の針の最初の目が表目ならK2tog、裏目ならP2tog

私の単細胞は、この記述を読んだ瞬間、

何これ訳がわからないヽ(`Д´)ノ

という予測された脊髄反射が。
最初の数段で、端1目表目立てたあと全部裏目がきていたので、「なるほどこうやって端1目内側が全段裏目になってりゃいいーのね」と都合よく解釈し、その調子で減目を続けました。
途中の、ケーブル編みの減目にさしかかるあたりから、パターン指定の操作と編み地のつじつまが合わないのがはっきりしてきましたが、なんかおかしいな?と思いつつ、そのまま肩下がりのところまで進めてしまいました。
サンプル画像でラグラン線の身頃側を確認して愕然。私のと全然違う!!(当たり前だ)
とぎはじ(正しい言い方なんだっけ?と思うくらいになってきた笑)線の際際のところまで模様があるんです。
そうなんです…何も難しく考えず、単純に書かれている通りに編んでいけば良かったのに。
着心地には一切影響ない部分ですが、私にとっては見た目も着心地と全く同じように重要です。
泣く泣く、脇下近くまでほどきました。orz
なゆたさん、mocomoさん、どうぞ私のように勝手な思い込みをせず、パターン通りに編んでくださいませ(><) bray15

肩下がりの部分は、引き返し編みで形成しました。
パターン指定だと、ここは伏せ止めして斜めのラインを作っていくのですが、どうも私はこの「伏せ止めで作る斜めの線」が拙く見えて嫌いです。
これまで編んだ作品も、肩下がりは全部引き返し編みに変更して目を休め、引き抜きとじしてきました。
それで特に支障が出たことはありません。
袖山の頂点はなんとなくそのポリシーを曲げて指定通りに伏せ止めてしまったのですが、編み直そうと思います。

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とぎはじシミュレーション!
指定段数がなく、全部サイズを測って編んでいくしかなかったのですが、合わせるべきところはぴったり合っているように見えます。
とぎはじ命なので、早くここをとじたくてたまりません。
でも、前身頃を編み終えてブロッキングするまでは、我慢、我慢。

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さあ、前身頃。後半戦です。もりもりとまた進めていきます^^

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【経過】「BT Fall 13」からアランプル「Bray」その3:後身頃半分編めました

3人でKALをしているアランプル「Bray」、後身頃の脇下まで到達しました。
もりもりケーブルがもりもり!(超ご機嫌)

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ケーブルとケーブルの間にびっしり掛け目模様が挟まっているのですが、2目1度が連続する部分が盛り上がってしまっているのであまり目立ちません^^;
このあたりは水通しで平坦になるのでまた雰囲気が変わってくると思います。
いまはなんか、太いブレード編みを混ぜてるみたいです。
「Cascade 220」は弾力のあるストレートヤーンなので、予想通り、アラン模様がくっきり出ます。
ちょうど1カセ編み終わり、2カセ目に入ったところ。
残りは1カセ+袖の残り玉(足して1カセあるかないか)です。
サイズ37だと990m必要で、私は200mを5カセ用意したので、もう糸量はギリギリ。
足りなくなるような気もしてきました…orz

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ナイスバディなトルソーさんにはりつけて、サイズ感をみてみました。
わずかにウエストシェイプがあるのですが、位置がちゃんと合っているかどうか見たかったのです。
そしたら、総アランで伸縮性があるせいか、かなり引き締まった綺麗なシルエット。
ほほぉ〜!フェミニンでええのう!

現実にはこうはなりません。とても残念。

今回、編む手が進み過ぎて、うっかり最初のウエストシェイプの減目段を通り過ぎてしまい、
5cm分ほどいて編み直しました。
気づいたときは「省略しちゃって全然いいじゃないか!」「いやパターン通りに編まないと万が一後悔するかも!」
と真剣にせめぎあいました。
手持ちのアランニット本をみてみましたが、ウエストシェイプの有無は半々くらい。
「手編みの本。」や「ヨーロッパの手あみ」あたりに掲載されているアランニットには大抵入ってます。
私もここはフェミニンを目指すことにしました。

いまのところ、丈はぴったりになるよう段数を少し調整しています。
身幅はふんわり置いた状態で43cmです。
縮こまっている模様をブロッキングして45cmまで伸ばそうと思います。

引き続き、楽しんで進めていきます^^

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【経過】「BT Fall 13」からアランプル「Bray」その2:両袖完成、後身頃へ

Jared Floodさんデザインのアランプル「Bray」KALの経過です。
両袖を編み終わりました!
使用糸「Cascade 220」が何しろ編みやすいので、針が進みます^^

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編み終えた状態だとくるんくるんで、見た目も何が何だかだしサイズ感もわかりづらいので、
水通し済ませてしまいました。
どうせこのパターンは、とぎはじ(©なゆたさん)前にブロッキングする段取りですし。
水通し前は袖幅がちょっと細めで、一番小さいサイズと同じ(12インチ)になっていて、袖丈は指定より長め。
なので若干横に引っぱり気味にブロッキングしたらほぼ正確なサイズに仕上がりました。ひと安心。

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裏目側で増し目・減目ってあまりしないですから、裏目のラグラン線はこんな風になるのか〜と。
案外はっきりとラグラン線がわかるものですね。

サドルショルダーなので、袖山が妙な形をしています。
海外パターンはたいてい、縦は「何インチ編んでね」で済まされますが(もちろん「Bray」もそう)
こういうきっかりサイズ通りに、左右対称に仕上げたい場所に限っては、「何cm編んでね」じゃなく「何段編んでね」と段数指定欲しいわ!
まあ、段数指定あっても、それは参考値に過ぎないんですけどね^^;
ちゃんと同じになるように(正確には1段だけどうしてもズレが生じますが)数えました。
マーカーは、左右がわかるようにつけてます。そうするよう、パターンに書かれてました。
(こんなところまで手取り足取りですよ!どんだけ丁寧なの…)

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相変わらず捨て難い表目側。
前後身頃を編み終えていざとじはぎとなった段階で、どっちを使うか決めようかな。

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嬉しかったのは、水通しをしたら、乱れていた2目ゴム編み目が綺麗に揃ったこと。
(メリヤス編み部分は水通し前からそれなりに見られる状態だったです)
これはアラン模様の部分も水通し効果が期待できます^^

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昨日から後身頃に入りました。徐々に「Bray Chart」が姿を現し始めております♪
縄編み針なしで編めるのは私の場合2目×2目交差まで。今回はでかい方が3目×3目交差なので、使ってます。
KALですからみなさんと足並みを揃えて…と思いつつ、久しぶりに編むアラン模様が楽しくて楽しくて。
このままどんどん編み進めちゃいそうです。
早く「Bray Chart」の全貌を拝みたい!

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【経過】「BT Fall 13」からアランプル「Bray」その1:Cast On!

昨冬からパターンを用意して、順番待ちをしていた、交差編み+アイレットが素敵なアランプル「Bray」。
サドルショルダーもとても印象的。
無事糸も決まり、ゲージも大丈夫。準備万端、満を持してのCOです!

まずプリントアウトするパターンのページ数がスゴイです。
両面印刷しても、7枚の紙を使います。なんと13ページ。
それだけ懇切丁寧な解説がなされているということですね。
ありがたいけど、あれはどこに書かれてたっけって、パターン内で迷子になる^^;
BTのパターンは、これまでに「Celes」「Breckon」と編みましたが、全部ページ数多かったです。
でもさすがに13ページに渡るものはない(笑)

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サイズは、サンプルと同じ「37」を選びました。
まずは袖から始めます。「Breckon」の時も袖からスタートで面食らった記憶があります。
退屈なパーツは先に片付けちゃえ!ってBTのポリシーなんでしょうか(笑)なら大いに同感!
前後身頃はあとのお楽しみということで、ゲージ確認もかねてここはパターンの指示通りに。
前回のロピセーターで味をしめて、今回ももちろん2本同時編み。
指定針US 8号(5mm)のところを、匠8号(4.5mm)を使っています。
メリヤス編みのパターン指定ゲージは「18目27段」ですが、いまの編み目は「19.5目25段」。
横にきつくて縦に緩いのですが、このあたりは水通しで調整可能な範囲ですし、
腕に巻き付けて様子見した感じ、筒幅はほどほどに余裕があるので、このまま進めて大丈夫そう。
手長猿なので、袖の長さが短過ぎないよう、十分注意しようと思います。
むしろ、縦にゲージが緩めなのは好都合だわ^^;

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裏目が表側になるデザインなのですが、表目側も捨てがたい…。
晴れた日差しの元だと、カラフルな杢感がよくわかって、編むのが楽しいです。
Cascade 220は、値段も海外糸にしてはかなり安い方だと思います(1カセ100gで7ドル弱でした)。
お値段なりなのでしょうし、毛玉もすぐできそうな質感ですが、弾力があって非常に編みやすいです。
往復編みにしては編み目も結構揃います。
色揃えも豊富ですし、この糸気に入りました^^

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リブは「2目ゴム編み」です。
それに気づいて「げ、2目ゴム編みの作り目、やったことない」とちょっと動揺。
難しそうだから、今まで私は2目ゴム編みのときは「指でかける作り目(=Long Tail Cast On)」で済ませてました。
手持ちの古い基礎本(雄鶏社「よくわかる基礎シリーズ」の「作り目・止め・拾い目」編)にやり方が載ってたので、挑戦してみたらあっけなくクリア。
いつも使っている「指でかける1目ゴム編みの作り目」の、何のことはない、簡単な応用でした。

2目ゴム編みにするときは、この1目ゴム編みの作り目の2段目を編むとき、当然「裏・表・裏・表」と1目ずつになっていますが、最初の裏目を編んだあと、次の表目と裏目を入れ替えて、「裏裏・表表」と編みます。以降繰り返し。
今回またひとつ新しい技法を覚えました^^

袋編みになるゴム編みの作り目は海外だと「Tubular Cast On」と呼ばれてますね。
パターンには「Tubular Cast On」の詳細なやり方が書かれてますが長大で、とても読む気になれません。
私は上記動画のやり方が長いので、「Tubular Cast On」はわからないのですが、
日本に昔からあった別鎖と別糸を使うやり方と同じなのかな。
中学生の頃は、その別糸方式でやってました。あとから糸抜いたりめんどくさいので指でかける方法を覚えた次第。

今回はmocomoさんなゆたさんという同胞がいるKALです。
迷ったりわからないことがあったときに本当に心強いですし、お二人の「Bray」が楽しみでたまりません。
完成までどうぞよろしくお願いします^^

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