当初の予定では、「Boden」が完成したら次は早速「羊ジャンパー(=なんとかかんとかMouton)」をなゆたさん、meekさんとKALで編むつもりだったのですが、諸事情があり2月中旬以降に延期となりました^^;
また刺客です刺客。イザベルさんこのタイミングでまた可愛いパターンを出しまして!
「Mailin」です。
すでに大人気でプロジェクト数も100に迫ろうかというこのパターン、私も昨年末、テストニッターに応募しようか結構真剣に悩んだくらい一目惚れでした。
ただ、そのときはちょうど三國さんの「四角アラン」を編み始めたところだったため、編みかけ複数同時進行のできない私、パターンリリースを待つことにしたのです。
テストニットの締め切りが1月末、「Mailin」のリリースは思ったより遅くて、編みたいけど「羊ジャンパーKAL」とかぶってしまうなぁ、どうしようかなぁと思案していたところ、なゆたさんがKALスタートまでの間に編むものとして「Mailin」を編み始めたという、幸運な巡り合わせ。ついでにご一緒させていただくことにしました。
このセーターは太めのラグラン袖、身幅は広めで身丈は短め、ストンと真っすぐシルエットですから、カジュアルな糸が向いてますね。
指定糸のような素朴なツィード糸やCascade 220 Heathersのような杢糸がぴったりだと思います。
手持ちのSwans Island「All American Collection」がゲージも雰囲気的にも合うのだけど、残念ながら濃い色しか用意がありません。今の気分は淡い色で編みたかった私、「ソフトドネガル」はどうかしらと思いついて、取り寄せることにしました。
選んだのは「5204番」です。これまで「ソフトドネガル」の色揃えというと、緑とか青とか紫とかピンクのおもちゃっぽい原色が目立ち、店頭で手にして「これは私の好みとかけ離れてるな」という印象を持ったきり全く興味が向かなかったのですけど、いつのまにか色見本を一新していた今の「ソフトドネガル」はアースカラーが揃っていてとても素敵です。
40g75mの糸長は、ブリティッシュエロイカよりちょっと細めくらい、標準ゲージは16目24段、適合針は8〜10号。
「イギリス製」です。でもドネガル地方ってアイルランドだったはず…ものほんのドネガルツィードではないと思ったほうが良さげ(笑)
ベースはごく淡い水色とオフホワイトの杢、それにピンク、紺、エメラルドグリーンやオリーブグリーンのネップが散っています。
水彩画のような繊細な色合いが美しいです。
今回は、「もどき」ではなくちゃんとしたネップツィードです(笑)
ちゃんとしてる分、ネップが引っかかる引っかかるorz
手触りも柔らかくて、もそもそ、ぼそぼそした風合いはBT「シェルター」にそっくり。
「シェルター」ほどネップがゴリゴリしてないので、編んだ感じはこっちの方がまだ編みやすい。
私が9号針で編んだゲージは「16.5目24段」。
指定ゲージは「18目24段」ですから、XSの目数を選んでもサイズオーバーになってしまいます。
かといってツィード糸を細い針できちきちに編むのは嫌です。
XSの目数よりさらに減らした目数でCO。トルソーに合わせながら編んでいく方法を取りました。
編み方自体はとても平易ですし、丈は調整不要、横幅だけなのでなんとかなると思います。
編み地はボコボコしているし固めですが、私が思うこのセーターの仕上がりイメージにはぴったり合ってます。
クルーネック、フロントパネルは「バージョン2」にします。
イザベルさんのパターンは、「…a hint of summer」に次いで2枚目。
楽しんで進めようと思います^^
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(忘れないうちに)毛糸家計簿:2015年1月分(国内分は税込)
・リッチモア「スターメツィード」13玉 6,080円(9,035円のところを、楽天ポイント利用)
・Rowan「Kid Classic」15玉 70.37ポンド(=13,745円)
・Malabrigo Worsted 7カセ 11,340円
・パピー「ソフトドネガル」12玉 7,572円
計:38,737円