【完成・着画】三國万里子さん「いろんな四角のアランセーター」

三國さんの新刊「編みもの修学旅行」から、「いろんな四角のアランセーター」完成しました。
このセーター、編んでいる途中は選んだ色のせいもあって、模様が亀の甲羅と鰐のウロコに見えて仕方なく、どうしてくれようって感じで、でも、本屋さんでページをぱらぱらめくってこのセーターが目に飛び込んできたときの「なんて可愛いんだろう!」という第1印象、それだけを信じて最後まで編み切りました。
そして、途中途中の試着でその三國さんマジックの片鱗は見えていましたが、完成して着てみたらやっぱりすごく可愛いかった。
平置きではこの計算されたシルエットの魅力が伝わりません。

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勝因はやはりこの、ヨークの形とわずかな肩下がり、それから脇のスリットだと思うんです。
この3つのガーリーな要素が、がっつり編み込まれた身頃のド迫力な模様を見事に中和します。

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後ろ側。
長過ぎでは…?と危惧していた着丈ですが、裾に向かって身幅が狭くなるデザインなので、腰回りにほどよく乗っかる感じ。
全然間延びした感じがなく、ホッとしました。

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横から見た感じ。ハニカム編みつらかった…身頃より袖の方が難儀でした。
ハニカムの見た目は好きですけど、編むのは嫌い。
逆方向に交差するから普通のケーブルより力が要るんですよね。
袖単体でみるとかなりゴリゴリな印象でしたが、身頃とくっつけたら馴染みました。さすが。

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身幅も袖丈も指定サイズ通りです。とっても着やすいです。
そして本当に暖かい(><) 三國さんのツイッターで、以前、「ニットをデザインするときは何度か編み直しをするけど、テストニッターは頼まず基本的に自分で編みます」というつぶやきを読んだ記憶があります。 自分で編まないとわからない細部の微調整があるんだと思います。 そういう、細部の微調整を重ねて重ねて、練りに練られたパターンであることが、完成品を着てみたらわかりました。 身頃の形も、袖ぐりのサイズの差も、模様の作り込み方も配置バランスも、綿密な計算のもとに。 着たらそんな三國さんの情熱が伝わってくるようで、何だか感動してしまいました。 思い切って編んでみて良かったです。 使用糸:パピー ブリティッシュエロイカ(指定糸) 色:199番(青銅色とチャコールグレー、ベージュの杢) 使用量:12玉くらい 使用針:SWITCH US 7号(JP 8号に相当:本体)匠7号(ゴム編み) サイズ:胸囲90cm(指定サイズ通り) Raverlyプロジェクトページ

経過を読んでくださった方、暖かいコメントをくださったみなさま、いつもありがとうございます。
これからも折りにふれて、三國さんのニットを編んでいきたいものです。

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【経過】三國万里子さん「いろんな四角のアランセーター」その5:袖ぐりサイズの謎

悲しいかな、冬休み終了間近。
三國さんの新刊「編みもの修学旅行」から「いろんな四角のアランセーター」、提出期限が迫ります!
右側が完成しましたので、以下経過を追ってレポします。

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ハニカム苦行を乗り越えて、右袖が編み上がりました。
この時点でとても気になるところがあったので、左袖を編み始める前に、先に右袖の水通しとブロッキング。
とぎはじとじはぎに進むことに。

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気になるところとは、これ…。
なんですかこの、身頃側と袖側の、サイズの差!
両側とも、ブロッキングで指定サイズにほぼ正確に合わせてます。
たしかに、身頃から袖を拾って編むときなど、何目か飛ばしながら拾いますけど、展開したらここまでなるもの??
6〜7cmの差があります。

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たたんでくっつけると、こんな感じ。
頭の上に巨大な疑問符を浮かべながら、ふと隣ページの「ガンジーセーター」の写真を見ると、このセーターもどう見ても袖側に比べて身頃側の袖ぐりがでかい。でかすぎて身頃側がもたもたっと、ギャザーが寄ってる感じ。
編み図を確認すると、アランセーター以上にサイズの差がある。

…。
そういうもんなのですか…?

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とにかく先に進んでみました。そして、とじおわったら、なるほど!!という感じに。
この極端なサイズの差が、不自然にならないレベルで、立体感につながるのですね。
マチの部分は1対1の「すくいとじ」、直線部分は「目と段のはぎ」でほぼ2対1です。
このあと、袖下→もう片方のマチ→針と糸を持ち替えて、下に降りて脇下スリット止めまでという変則的な順番でとじはぎを済ませました。
全然本の指示通りにやってませんが、仕上がりは無問題です。
この方が糸始末が少なくて済むし、何より私がやりやすいので。

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右半分完成!!おおお、何やら良い感じ、可愛いではないですか!!
模様も四角なら、全体のフォルムも四角形。
試着したら、身幅はちょうどよく、心配だった袖丈も大丈夫そうです。

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スリットはぱっかーんとあいてます^^;
私の出っ腹ではさらに広がってしまいそうですが、このスリットがなかったらそもそも着れないだろうっていう(哀)

安心してもう片方の袖に取りかかったのですが、だいぶ2足目症候群です。
ハニカム責めが、つらすぎる(><) 冬休み中に完成するなんて絶対無理なのでした…。 提出期限には間に合わないですが、次の3連休中には完成できるはず。 というわけで次回はぜひ完成レポで! にほんブログ村 ハンドメイドブログ 編み物へ
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【経過】三國万里子さん「いろんな四角のアランセーター」その4:前後身頃完成

三國さんの新刊「編みもの修学旅行」から「いろんな四角のアランセーター」を編み進めています。
前後身頃が編み終わったので、水通しとブロッキング。
今朝乾きましたので、年内最後の更新となりますが、経過をレポします。
(おととい〜昨日、乾かしている間はお掃除してましたヨ!)

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前後揃ったらますますド迫力で迫るアランセーターとなって参りました^^;
青銅色というか、青碧がかったクールなグレーは本当に好きなんですけど、
あまりにゴツいから、指定色のように、もう少しやさしい色で編んだ方が良かったのかな、と
若干後悔しながら肩をはぎあわせました。

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サイズはやはり水通しでちょっと大きくなりました。
着丈はきっちり合わせていますが、身幅はいま46.5cmです。
両脇のとじ分もありますから、最終的には45cmを少し出るくらいになるかなと予想しています。
この時点でかぶれるようになったので、かぶってみたところ…
おおお!!なんという三國さんマジック!!
鏡に写るセーターは、不思議とゴツさが消えて、しっくりきました。着たほうが全然いいですこれ。
通りかかった夫が、見るなり「お、可愛いじゃん」といったくらい。(内心、ガッツポーズ笑)

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ヨーク部分がすっごく好き!とても可愛いです。
肩幅も今のところぴったりですが、サンプル画像では袖の重さで肩がすこし落ちてますね。
そのすこし落ちた感じも気に入ってます。
こういうガーリーな要素が、ゴリゴリ身頃と絶妙な駆け引き、足し算引き算をしてるデザイン。

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ゴリゴリな全体像。(でも、着ると可愛いのだという点は、強調しておきたい)
平置きでは身丈は61cmなのですが、着ると自重で63cmまで伸びてしまいますorz
長過ぎだろうヽ(`Д´)ノヽ(`Д´)ノ
基本、たくしあげて着ようと思います。

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袖を編み始めました。うーん、このうえなくゴリゴリだ^^;
大丈夫、きっと、合体させて着てみれば三國さんマジックがかかるんだろうと思います。
これね光線の角度もあるよ〜!画像だと超気色悪いですが実際はただのハニカムです(泣)
2目×1目の変形ハニカム。苦行ですががんばります。

今晩は夫のお誕生日ディナーで銀座へいきます♪
明日は年越しそばとお正月の買い出し、そのあとはひたすら台所仕事です。
お正月は、ハニカム苦行で過ごす予定(笑)

みなさまも、どうぞ良いお年をお迎えください。

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【経過】三國万里子さん「いろんな四角のアランセーター」その3:前身頃進行中

今日から待望の冬休みに入りました。ひゃっほう!!
冬休み中に仕上げなくてはいけない課題「いろんな四角のアランセーター」を鋭意制作中です。
いやむしろ、冬休み後半は別のものにとりかかりたいので、年内に終わらせたい野望。
さすがにそれは無理か…掃除もしなきゃだし、小豆も煮たい。
でも我が家は2LDKの狭いマンションですし、大掃除は1日もあれば終わります。
うちは夫も私もおせち料理が苦手なので、準備しなくてすむのは助かります。
(あの3段重に入っているもので私がときめくのは栗きんとんだけっていうね)
お煮しめとおなますは好物ですから作りますが、あとは大晦日にデパ地下で美味しそうなおつまみを調達するくらい。
三が日はお雑煮作って、夜はあるものとお酒で簡単に。
義実家は都内だから帰省もないし楽(私の実家はもうありません)。

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今は前身頃を編み進めていて、脇下まで来ました。
午後の日差しで色が飛んでしまいましたが、もう少し深みのある色合いです^^;
次の段から、袖ぐりの減目が始まります。
目数が減るので少し楽になります。
糸は7玉めに入りました。サイズは身幅45.5cm、脇下38cmで、ほぼ指定通りです。

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目数リングを、メインの四角形と両脇のウネウネの境目に置いています。
もちろん、置けという指示が書かれているわけではありません。
海外パターンなら、ここは「pm」が来るところだよな〜と思って、そういう習慣がついたのです(笑)
でも、この目数リング、命綱みたいですよ?
ここから何目か数えるだけで、あの複雑怪奇なメイン模様のチャート図の、どの段にいるかすぐ把握できます。
とはいえ、模様はすっかり覚えてしまったので、もう増減目のポイントでしかチャート図は見ていませんが。

今晩は夫が忘年会で不在なので、夜ごはん不要。
チャンス!このまま前身頃、終わらせてしまうつもり^^
前後身頃さえ終わってしまえば、あとは目数も少なく模様も簡単な袖編みですからゴールが見えてきます。
引き続きがんばります!

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【経過】三國万里子さん「いろんな四角のアランセーター」その2:後身頃完成

「編みもの修学旅行」から「いろんな四角のアランセーター」を編んでいます。
後身頃をひたすら編み進めて、完成しました!

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なんというか…圧巻の一言です。
実際の編み地を目の前にすると、ど迫力。
これは…甲殻類?甲殻類でしょうか??亀の甲羅とか鰐のウロコみたいに見えます。
いわくいいがたい雰囲気の模様編み。可愛いのかどうなのか、それすらわかりません。
とりあえずこんなユニークなアランセーターは三國さんのパターンでしかあり得ないわ^^;
襟ぐりのゴム編みとのつなげ方が、よく考えられてるなぁって。

編みながら本当に心配だったサイズ。編んでる途中だと正確に測れないし、
横に引っ張られてるからなんか大きいように思えて仕方なくて…。
アイロンマットに貼付けて測ったところ、身幅45cm、着丈61.5cm。
寸分違わず、指定サイズでした
ブリティッシュエロイカは水通しで幾分広がる傾向があるので、着丈をこれ以上伸ばさないよう
十分注意しようと思います。
着丈61.5cmは、指定寸とはいえ、私の好みからすると長過ぎなのです。
モデルさんの着こなし方はすこし裾をあげ気味にしてますね。
裾がすぼまっているから、裾をあげたらそこで止まるんですね。なるほどって感じ。
現状だと裾のゴム編み部分、ちょっときついかも。私の豊満な腹回りではパッツンパッツンになりそう。
ここはブロッキングで伸ばせるだけ伸ばそうと思います。

それにしても、ここまでひとつの模様が大柄だと、着丈の調節がほとんど不可能っていうか、
メインの三角形は30段1模様なんですけど、見た目が不自然にならないようにするためには
三角形の半分、つまり16段単位での調整になるからかなり制約がありますね。
今回、着丈を指定より短くしようか一瞬気持ちが揺らいだのですが、すぐ諦めました。

あと3日会社行けば、待望の冬休み。
大掃除しなきゃいけないしお正月の準備だってありますが、編む時間もたっぷりとるつもり♪
同じものをもう1枚かぁと思うとぐったりですが、このセーターは冬休みの課題です。
がんばって提出期限(?)に間に合わせます!

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【経過】三國万里子さん「いろんな四角のアランセーター」その1:模様を覚える

三國さんの新刊「編みもの修学旅行」から「いろんな四角のアランセーター」着手しました。
糸は指定糸のブリティッシュエロイカ、色は迷いましたがやはり199番で。

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2種類の模様をスワッチで試しました。
178番の水色系も検討したので、メイン模様はそっちを使ってみました。
驚いたことに、ゲージは8号でほぼぴったり出せたのです。
そして、8号だとブリティッシュエロイカの適合針ですから、編み地の固さも感じません。
模様編みの出来映えは課題が多いですけど、これで模様の展開を頭に入れ、間違えやすいポイントも把握。
またもやスワッチの大切さに感じ入ることに…編み慣れた糸でも、スワッチを省略してはいけませんね。
また、スワッチは匠で編みましたが細かい作業の連続なので、針先の甘さが支障出まくり。
本番では針先の尖っている「SWITCH」のUS 7号(=JP 8号に相当)を採用しました。
断然編みやすくなりました。
ささいなことでも、スワッチを編んだからこそわかること。

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裾のゴム編みを終えて、メイン模様の四角形を1パターンを編み終えたところです。
このセーター、縄編み針は一切不要で、全部左上1目交差と右上1目交差だけで編みます。
1目交差でも、ここまで密集させると厚みも出て、すごい存在感。
こんなパターンは後にも先にも見たことがありませんが、何やらすごく可愛くなりそうな気配。
編んでいてわくわくします^^
両端を増目しながら進めていますが現在の身幅は43cmほど。
あと2回増目がありますが、指定の身幅45cmを大幅に超えることはなさそう。
どうしてもブリティッシュエロイカを使いたかったので、嬉しい。
ちょっとでも気が緩むとすぐ手に伝わるから、手加減によくよく注意して続行します。

惜しむらくは…いつもの習慣で、作り目のときに脇のとじ糸用の糸を用意してしまったこと!
このセーター、横はスリットなので、ゴム編みの部分はとじないんです。
たかだか数10cmですがすごくもったいない!と思う私^^;
裏をくぐらせてむりやりとじ糸にしてしまおうともくろんでいます(笑)

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次に編むものは三國さんの新刊から

昨晩、毛糸棚から在庫の「ブリティッシュエロイカ」をあるだけどかどかと出してきました。
次に編みたいものの指定糸だからです。
先に編んだ丸ヨークセーターに続いて、今シーズン、2度目の登場と相成りました。

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着分揃っているのはこの3色。あとは編んだものの残りが5色ほど半端玉で。
それぞれ13玉〜15玉あるので、3袋抱えるとよっこらしょ!て感じで、そのかさばり感もまた愉し(笑)
本当に持ってるだけで幸せになる糸です。
ひと玉が大きくて、むちむち弾力があって可愛い。国産糸で50g玉って近頃珍しくなりましたね…。

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「編み物修学旅行」から、この、「いろんな四角のアランセーター」を編んでみようと思います。
可愛いけど風変わりなこのアランセーター、着たらどんな感じなんだろう??という好奇心に抗えません。
他にも編みたいもの、それもすごーーく編みたいものがふたつほどあるんですけどこの好奇心の前に敗退。
だってこのセーター、身頃が裾に向かってすぼまってるんですヨ!
なんじゃこの形…?と編み図をよく見て仰天してしまいました。
三國さんの説明によると、「古いセーターでしばしば使われる」形なんだそうです。
まっすぐ寸胴型か、ウエストシェイプ型のセーターしか編んだことないので着た感じが想像できません。
モデルの女の子が着てるのを見る限りは、とてもそんな形してるとは想像できないんですけど。
あとは、金網みたいなこれまた妙な形のアラン模様も、同じくらい「着たらどんなの??」って(笑)

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3色ともとてもベーシックな良い色です。右回りに192番(茶系)、199番(グレー系)、178番(水色系)。
指定色を揃えることも検討しましたが、どの色で編んでも何ら問題なく可愛いので、在庫糸優先で。
フィーリングで、ここは手前にある199番を使おうと思います。
夫の意見を聞いたら、「199番でいいんじゃない?」とのことでしたし(笑)
一見チャコールグレーですが、鉄色もまじっていて、深みのある美しい色です。
たしか昨シーズンの新色だったはずで、店頭で一目惚れして即お買い上げだった色。

というわけで、形はすっごく可愛くて、ディティールがヘンテコなこのセーターに、冬休みかけて挑戦してみます。
予定では、冬休みは「ざくろのカーディガン」にあてるつもりだったのですが…。
編みたいタイミングってありますからここは気持ちの赴くままに。

ただ、大きな懸念がひとつ。
これ、指定ゲージがすごくきつい。
もう、このゲージトラップは丸ヨークセーターと「Bray」で懲り懲りなのに(泣)
私の手で9号針で「21目26段」は編むまでもなく出せません。
8号でも無理か。下手したら7号か…。ブリティッシュエロイカを7号で編みたくないよー!
思ったよりずっとカチカチに固い編み地なのかな。
スワッチで試してみて、目が詰まって固過ぎるようなら残念だけど糸自体を変えてしまうかも。

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パネルマフラーの経過報告もしておきますね。あともう1パネル分編めば、裏側完成です。
片方の脇は、すくそこまでとじてあります。
なぜなら、とじながら進めないと、どれくらい縦が必要なのかわからないのです^^;
なんでしょうこの場当たり的な、無計画極まる作り方。
このところ凍えそうに寒いので、これも早くしあげなきゃ!

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【経過】三國万里子さんの「パネル柄のマフラー」その4:裏側を「ランドネ」で編む

雄鶏社から2007年に発刊された「冬のおでかけニット」から、三國万里子さんデザインの「パネル柄のマフラー」を自分仕様に編むプロジェクト。
表のパネル側は終わったので、本来ならそこで完了なのですが、頭の中にイメージされた巻きものをどうしても実現させたくて、手探りで進めています。
もふもふした、肩をすっかり覆って顔をうずめてぬくぬくできるような、寒風吹きすさぶ中でも、巻いていて「はああったかい」としみじみ幸せになるような、そんな巻きものが欲しい。それには一重のマフラーではボリュームがたりなすぎるのです。
ああでもない、こうでもない、と思いつくままに毛糸を取り寄せたりravelryパターンを漁ったり…結局、在庫糸のオリムパス「ランドネ」を使うことでなんとなく方向性が固まりつつあります。
現状はこんな感じです。

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どうでしょうかどうでしょうか…?
個人的にはすごく可愛いと思えて、編む手が止まらなくなってしまいます。
(夫に「どうどうどう?」って見せたら、「お、綺麗じゃん」と言ってくれました^^;)
同時に2玉使い、ひとつは地糸、ひとつは配色糸にして、水玉模様に編んでいます。

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裏側はとくにゲージも取らず、完全に行き当たりばったりで進めています。
幅はパネル側から同じ目数を拾ってスタートしましたが、どうやらゲージが全然違うようで、横にはみ出します。
表から裏側が見えてしまいますが、それはそれで可愛いと思うので良しとします。
横の部分、どうやってはぎあわせようか思案中。
ゴロゴロするのはいやだし、縦は完璧に合わせたいし(どっちかが寄ったりするのはぜひ避けたい)。
表の端目を半目拾って、適宜段を飛ばしつつ、目立たないようにまつり縫いかな。

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模様はまた、風工房さんの本から選びました。
裏表紙にも使われている「引き上げ編み」を使った水玉模様です。
これもずーっっと編んでみたかった模様なんですよね。
編み込みじゃないのに、編み込みしてるような模様ができてくるので、編んでてすごく楽しいです。
バスケット編みと同じで、こちらも、段染め糸に威力を発揮する編み方ですね。

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在庫の「ランドネ」は全部玉巻き器で巻きました。
こうすると、色の変遷が見えるので、合わせる玉を選びやすいです^^
編んでみてわかりましたが、それほどロングピッチのグラデーションじゃないです。
20cm幅で編むと、だいたい5〜7cmくらいで色が変わっていきます。
着るものを編んだらストライプの幅が私的にちょっと狭くなりすぎるかも?
ふかふかしていて、半分アクリルですがきしみも感じず、編みやすいです。

*******以下おまけ*******

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都内紅葉巡りですが、今日は立川の昭和記念公園に恒例のサイクリング。
多種多様な木々がそれぞれに紅葉(あるいは黄葉)していて、ありとあらゆる色彩の洪水でした。
色彩に溺れかけました。素晴らしかった!!

だけど私の心に一番響くのは、こんな景色。
鮮やかな紅葉も、鮮やかな夕焼けも大好きだけど、良くみないと色がたくさん潜んでいるのがわからないような景色が一番好き。
こういう色の記憶を頭の中に蓄積させて、自分の作るもの(編み物に限らず)に反映させていけたらいいな、と思います。

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【経過】「冬のおでかけニット」から三國万里子さんの「パネル柄のマフラー」その3

「パネル柄マフラー」がその後どうなったかといいますと、パネル側が完成しました!
結局、5玉弱では13パネルを編むことができず、なんだか中途半端に糸量を残したまま、12パネルで終えました。
ちょうど、4種類のパネルを3回リピートしたことになります。
パターン指定では、最初のパネルを最後にもう1回編み、両端が同じ模様になる形なのですが、それはかなわず。
でも、特にデザイン的に支障はないかな?と思います。

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室内光で撮ったので、なんだか色合いが平坦ですが、実際は杢感たっぷりの編み地がとても可愛いマフラーです。
編み上がった直後は150cm行くかどうかでしたが、ブロッキングしたらもうどこまでも伸びていく勢いで^^;
完成サイズは幅19cm×縦183cm。183cm!
おかげでゆったり2巻きできることにはなりましたが、当初検討していた、「Princess Franklin Plaid Collar」で裏面タータンチェック計画は、諦めることにしました…。
せっかくコメント欄でみなさまが賛成票を入れてくださったというのに、ごめんなさい。
私の気力をどんだけかき集めても、183cmものガーター編みを編みきる自信がありません。
それから、やはり重さが心配なのです。
すでにパネル側だけで250g近くあって、裏側でまた、糸を倍使うガーター編みでは、着るものを超える重量になってしまいそう。
「Princess Franklin Plaid Collar」こそ、裏側もふもふにした2重のカウルを編むべきだという結論に。

これは本当に可愛いしアイデアとして素晴らしいので、いずれ必ずや編みます♪

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こちらは今朝、出勤前に撮影した画像なので、ほぼ正しい色が再現されてます。
昨晩の時点では、裏をやめてもう完成ということにしちゃおうと思っていたのですが、
なんとなく編み出し糸はつけたまま。
毛糸棚を覗いて、これはどうかしら??という糸を取り出してきました。
クロバーの「ランドネ」という、モヘアじゃないけどモヘア並に毛足の長い糸です。
30gで75mですから並太にしては軽めです。組成はウール53%アクリル47%。
もう取り扱っているお店がないので、廃盤なのかな?
色番は249番で、たしか新宿オカダヤの店頭で一目惚れして購入した糸です。
濃いグレー〜オリーブグリーン〜淡い水色〜淡いピンクに移り変わっていきます。
表面のがさっとしたアラン糸と、全く雰囲気が違うのですが、その質感のコントラストが吉とでるか凶とでるか…編んでみないとわかりません。
色はとてもよく馴染みます。
ふわふわしてて、首に当たる部分がこれで編まれていたら心地よさそう。
どんなものか手探りですが、ちょっと取りかかってみます。

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【経過】「冬のおでかけニット」から三國万里子さんの「パネル柄のマフラー」その2

先日から編み始めた、三國万里子さんデザインの「パネル柄のマフラー」の経過です。
使用糸は毛糸棚の奥からの掘り出し物、オリムパス「ジェームスディーン リアル」。
パネルは4種類のままで、3回リピート+1パネル=計13パネルを編み切る方向で進めてます。

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今は9パネル目にとりかかっていて、ちょうど1mくらい。
残り玉はあと1玉半。1玉で3パネル弱編めるので、本当にギリギリです。
12パネルでも、なんとか2巻きできるくらいの長さは確保できそうですが、余裕は欲しい〜!
廃盤糸は足りなくなったときに補充する手だてがないから辛いですね。

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このメモ…何だと思いますか^^;
後ろに写っている模様は本だともちろんチャート図です。
4段1模様なんですが、この1段目と2段目が妙に難しくて、数えながら図面と首っぴきで編んでも編み間違い頻発。
どこまで編んだかわからなくなっちゃう。
それにチャート図だと裏編みのときに逆に考えなくちゃいけないからややこしいのなんの。
思い余って、英文パターンで使われる略語に書き換えてしまいました…。
略語で羅列したら、書いてある通りに編めばいいわけですから、もう楽勝。
慣れって本当にスゴイ。わずか1年半余ですっかり英文パターン脳になってしまいました。
「row 1」とか「row 2」とかねぇ、ごく自然に出てきましたヨ。

表側はそんな感じで、もうじき完成なのですが…。
裏側をスタジオエフさんの「アルパファー」(紹介記事)で編んで、モコモコあったかマフラーに!と楽しみにしていたのです。
ところが、昨日届いた糸の実物を前にして、悩んでしまいました。
色が〜〜!色が思ってた色とちがうううう…!
通販ではありがちなことです。モニタに写る色は、決して正しくありません。
いま編んでいるマフラーは淡いグレージュで、素朴で暖かみのあるグレーです。
目の前にある糸は、紫がかった、クールで大人っぽいグレー。モニタの向こうの色より、濃いめ。
近似色なのにね。近似色だからこそ、色味のニュアンスの違いがありありと…違和感。orz
残念ですが、諦めました。

いま裏面をどうしようかいろいろ考えていて、アイデアはとりとめなく浮かぶのですが、思案中。

案その1:毛糸棚に眠る半端玉をいくつか使ってカラフルなマルチストライプ
案その2:「Manu」を編んだ余りのもっぱかグレージュと、オフホワイトか紺で2色のシンプル編み込み
案その3:「Princess Franklin Plaid Collar」を使って裏面タータンチェック!

案その3に相当心が傾いているのですが、この模様、土台はガーター編みなんですよ!
1段で半目分しか進まないガーター編みを1m50cmも編むのって…考えただけでクラクラ…。
でも、2重にしてとじるから鬼のように出る端糸をかなり適当に始末しても大丈夫だろうし、
表パネル柄、裏タータンチェック柄のマフラーって、可愛い(><)すごくときめきます。 「ざくろのカーディガン」並に壮大なプロジェクトになってきつつあるような気がしますが。 とりあえずパネル側を完成させたら、いったんお休みして、「Bray KAL」に着手するつもり。 交差編みの気分転換に、裏側をどうするか決めて、ぼちぼち進めていこうと思います。 にほんブログ村 ハンドメイドブログ 編み物へ
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