【経過】ravelryから「Crew」その4:マリンニット計画♪

Plucky KnitterのSweater Kitを購入し、目下ゴールデンウィーク中の完成を目指して編み進めているボーダープル、「Crew」。前身頃完成です!
休日前の晩は、つい夜更かしをしてしまいます。
編む手が止められないまま、昨晩は午前2時まで編んでしまいました。

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ボタンは置いてるだけです。全体像が何となくわかるように、先に編んでいた左袖も添えてみました。
パターンより、着丈を前後とも1インチ強、短くしています。パターン通りだと、どう考えても私の好みの丈より長いので。
パンツの方が合いそうですが、スカート派の私はぜひスカートとも合わせて着たいのです(笑)
ところで、このプルを編み始めてから、1インチ=約2.54cmって、完全に覚えてしまいました。
ちょっと前までは、計算が必要になるたびに、パソコンで「インチ」を検索していたのにね^^;
海外パターンを編み始めてから、1年余。やっとかい!と思う反面、まったく記憶するつもりがなくても頭に入ってしまうくらいには、「インチ」の世界に触れたのかな〜と。言語習得過程とちょっと似た感じ?

さて、前身頃ができたとなれば、次はボタン選び♪
このプルの最大のデザインポイントですから、適当には決めたくありません。
パターンの指定では、ボタンサイズは「5/8インチ」を10個。8分の5インチ。

8分の5インチって、どんなサイズじゃいヽ(`Д´)ノ

major暗算で大抵の計算は2秒くらいでいける夫も、これには苦戦。
10秒後には「1.5cmと1.6cmの間」くらいの回答は得られました(笑)
私は編み物のメジャーは、以前「E.S.K」さんでおまけにいただいた猫ちゃんのやつを使っているのですが、これは表に「センチ」、裏に「インチ」が印刷されているので(いや、かの国では、表が「インチ」だと訂正したい)重宝しています。
この「インチ」の部分、よくみると8分割されているんです。「センチ」は10分割ですが。だから「インチ」の世界では「8分の〜」は普通なんでしょうね(Meekさん、そうですよね?)単位っておもしろいです。

日本規格だとボタンは「15mm」のつぎは「18mm」なので、「18mm」を使用します。なぜなら、2目で苦労してつくったボタン穴が、「15mm」にはデカイのです^^;

手持ちのボタンの中から、黒蝶貝と高瀬貝の18mmをあわせてみました。

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黒は、暗過ぎて、目立ちません。地味過ぎNGです。

crew12

白は、デザインポイントの役割を十分担っています!こっちの方がずっと可愛い。夫もこっちがいいと即答。
そうして、ほかに何かいいの持ってないか、ボタンを物色していたときに、「ぽんっ」と、まさに電球が点いたみたいに思いついたのです。

そうだ、マリンニットにしよう!

ずっと、深海の、海の色だと思って編んでいたのだし、どうみてもこれはマリンです。この色合いの雰囲気はマリン。
冬のマリンニット。わあ!すてき〜!(><)(←ひとりで妄想して盛り上がる) 昨晩会社帰り、新宿のユザワヤに早速錨ボタンを調達しに行ったのですが、黒蝶貝の錨ボタンはあれど、白がありませんorz 楽天で早速注文してしまいました。

はたして似合うでしょうか?貝ボタンは、色味のばらつきがあるし。届くまでドキドキです。
でも、きっとぴったりだろうと期待しています♪

残るは右袖。これはもうすんなり編めてしまうでしょう。
この糸を編み終えてしまうのが、名残惜しいです。しくしく。
次もまた、買いたいなぁ…(遠い目

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【経過】ravelryから「Crew」その3:到着

黙々と泳ぎ、無事、大海原を渡りきりました!(=メリヤス砂漠を越えて、後身頃が完成しました!の意)
メリヤス砂漠苦手なんですけれども、数段ごとの両脇の操作と、何より表情豊かな編み地のおかげで、一瞬たりとも飽きずに編めました。

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前回更新で、「糸ギリギリかも??」と書きましたが、アームホールの伏せ目から、ラグラン線の容赦ない減目のおかげで、1/3カセほど余りました。ゆったり身幅に見えて、実はコンパクトで袖ぐりも細めのプルです。
前後脇を重ねてボタンで留める仕様なので、伏せ目の目数が多いです。

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Narragansett、到着。(←言わせてください)

いよいよ、前身頃に取りかかりました。「Narragansett Grey」と「Wintry Mix」のボーダーです。この2色が編みたくて編みたくて!画像だと、そのかそけき色の揺らぎがあまり伝わらないのですが、実物はもう本当に素敵な色合いで、編む手が止まりません。止められません。
平和だった後身頃と違い、やることも多くて結構慌ただしいです。町だからでしょうか?
両脇のボタンバンドに加え、配色の入れ替えがあり、数段おきに増し目と、ボタンホールを作る必要があります。
配色と、増し目と、ボタンホール作りの作業が全部違う段で入るので、気を抜けないです。

目新しかったのは、リブ編みのとき、「色が変わる段はすべて表目で編んでね」という指示があったこと。
なるほど〜!って感じ。そうすると、裏目が出てこないから色の切り替え線がびしっときれいに決まるわけです。
一目ゴム編みに突然表目だけの段が混入して、おかしくならないかと少々不安でしたが、目立ちません。
起伏がない分、その段だけわずかに凹んでしまっているけれど、伸ばすとわからないです。着たら平気そう。

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プロジェクトを見ていると、「どうせ外して着ることはないから、ボタンホールは一番下だけ作って、あとは省略しました」という人も。たしかに、外すことはないし、手間かかるし、いっそ私も作るのやめようかという考えがよぎりました。
でも、重ねてボタンを縫い付けてしまうと、なんだか不自然に見えるかもしれない(整いすぎて)。
ボタンが下から覗いているべきところを、上に乗っかってるだけ、に見えちゃうかもじゃない?
それにボタンを留めることによって必然的に生じる、編み地の歪みや、つれ感があったほうが可愛い気がしたのです。
なので私は指定通り作っています。これでも一生懸命丁寧にあけてるんですけど、下手だなぁ。
(でも、ボタンの下に隠れますから!)

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後身頃とあわせてみると、だいたいこんな感じ。とても気に入っています。
前より後ろの着丈が長いデザインです。
完成するのは、ゴールデンウィークでしょうか。5月。肌寒い日はまだあるかしら。
夏でも朝晩は涼しい、1年中湿度の低い、毛糸日和が続く国がうらやましい。

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【経過】ravelryから「Crew」その2

Plucky Knitterの「Primo Sport」で編むAmy Millerさんデザインのボーダープル、「Crew」。
左袖のあとは、後身頃にとりかかっています。
ちょうどひとカセ編めたところ。

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たっぷりした身幅になっていて、後身頃の一部は前身頃も兼ねているデザイン。この前後の身幅の差で、前からみたときに脇のボタンバンドが見える仕掛けになっています。そこがとっても素敵♪

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基本的にはメリヤス砂漠なれど(いえ、これは砂漠ではなく、海だと思い込んでいる)両脇で減目+ボタンバンドのちょっとした操作があるので、飽きずに泳いでいます。いえ、編めています。

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あ!ペンギンが!(海だからね
ベースカラー「Hats off」はあと残り3カセとちょっと。右袖に1カセ弱使うので、後身頃はあと2カセはまるまる使えることになります。
このあとも減目は続くので、もしかしたら1カセで足りるのかもしれませんが、もし購入時「胸囲36インチセット」を選んでいたら、ベースカラーは4カセしか届きません。この感じだとかなりきわどいです。少なくとも、スワッチを編む余裕はなさそう。
受注で染めてもらう糸だから、買い足しがそうそう簡単にできるとも思えないし、念のためワンサイズ上の、ベースカラーが5カセくるセットを注文しておいて本当に良かったです(><) penguin

おまけ(笑)
私のペンギン愛は激しいものがありますが、この冬葛西臨海公園に遊びにいったときの、ペンギンの赤ちゃん。
もっふもふや!!もっふもふ!!親よりでけえ(激萌え
かなり可愛いすぎました。
しかしペンギンは陸上ではのてのてと歩いてどんくさいですけど、水中では別の何かに変身しますね。
ビューーーーン!と超スピードで泳ぎます。「おお〜!ペンギン、やればできる!」と見直しました。
 
 
…ええと、とりあえず、「順調に進んでいます」という経過報告をしたかった投稿でした。

※「ぽれぽれ動物」。夫がこのシリーズが大好きで、コレクションがあります。ペンペンの嘴が折れちゃってるのは、夫が毎日置き場所を変えて遊ぶせいで、何度か落としてしまったからです。気の毒に…

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【経過】三國万里子さん「鳥とザクロのカーディガン」:予想外につらかった序盤

とにもかくにも、ここまでは早く持っていきたかったのです。ここまで作ってしまえば、あとは「日々の編み物時間の始めかおわりに1段ずつ」という今年の春夏プロジェクトが可能になるので…。

その土台作りが予想外に、大変でした。
この土台部分、身頃の編み込みよりずっと大変に違いない。
というかいままで編み物でこんなつらいと思ったことなかった(><) zakuro1

何がつらいって、まず「2号針」です。使ったことありません。日本2号(2.7mm)は持っていないので、US 2号(2.75mm)を使用。
250目近い2目ゴム編みを7cm編まなくてはいけないのですが、たかだか7cm編むのに「29段」。
こんな細かいゲージ編んだことありません。何度往復しても高さが出ないorz
私はきつ手でもゆる手でもない、普通手なのですが(と自分では思っている)普通手でUS 2号だと、若干ゲージが緩いんです。当たり前ですが。
誤差の範囲だから平気だろうと、いったん、3cmくらい編んだのですが、ゲージが全然違ってきてしまい、愕然。
やり直し。100目以上数えるのがこのうえなく不得手なのに、作り目から。もうあっちょんぶりけらのよさヽ(`Д´)ノ
この細かいゲージを延々きつめに編んで…私の手はしにました。背中もイタイ。

zakuro3次のハードルは分散増し目20目余。
当然割り切れないから、あれこれ試行錯誤したものの、迷路にはまり、思いあまって、いまなら「分散増目/減目」アプリがあるかも!とネットを検索してしまいました(いつもは数字に強い夫に頼りまくりなんですが、このときは不在だったので)。
そしたら、アプリはありませんでしたがすばらしいページを発見して、1発で計算できました。

分散減目・分散増目の計算方法方程式

※アプリは需要あるので、どなたか作ってください。喜んで有料でインストールさせていただきます。

最後のハードルが、編み込みセットアップ1段目。
分散増し目の回数を「正」の字書きながらどうにか済ませて、280目に近い目数を必死で数えました。果たして、合っていました。
なんていうかプレッシャーがものすごいのです。「1目も間違えてはいけない」というプレッシャーが。
ただのメリヤス編みなら、多少狂ったところでまあフィーリングでどうにかなります(←よくない思考回路)
しかし、こんなゲージの細かい編み込み。1目でも間違えて、最後に目数が足りなくなるなんて事態、それまでの労苦を考えたら絶対に避けたい。
スティーク部分を作り、輪にして、大学受験の時以来?の集中力でもって、模様の1段目を編みました。
果たして、目数は合いました。ようやく一段落。

ここから先は、編み込み模様が出来上がっていくのを楽しみに、慎重に進めていきます。
願わくば編み直し回数ゼロで。
編み込み経験が殆どない私ですが(ロピーカーディガンを1枚編んだことがあるだけです)必要最低限の知識を日本ヴォーグ社の動画から得ることができました。

・ひとつの作品で、地糸と配色糸の上下を統一させる(私は地糸が上、配色糸を下にして編んでいます。逆でもOK)
・6目以上間があく場合、渡り糸を編みくるむ

動画では、2色の糸を左手に持って交互に編んでいますが、こんなマジカルな編み方、私には望むべくもありません。とっかえひっかえ持ちかえてます。時間かかります。だからこその、春夏プロジェクトです!(開き直り)
上の経過画像では、何が何だかに見えますけど、順調なのですよ、とっても^^
こんな労苦を惜しまないのも、ひとえに「このカーディガンが欲しい」という物欲ゆえなのです。
「このカーディガンが編みたい」という編み物欲より、「欲しい」という感覚。
お店に売ってないから、自分で編むのです。

進捗報告、次回は1ヶ月後くらいでしょうか?1日平均1段として、夏までには脇下が編めているはず(たぶん笑)

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【経過】ravelryから「Crew」その1

麗しく編みやすい糸に後押しされて、「Crew」は平日の限られた編み時間ながら、さくさくと進んでいます。
お楽しみの前身頃ボーダーは取っておいて、ベースカラーの袖と後身頃から済ませてしまおうと考えています。
まず左袖完了。

crew1

「はあ麗しい…これって海の色よね」(夫に見せる)
「(しばし編み地を眺め)あー。甲虫にこういう色のいるよね」
「……」

夫は甲虫が大好きなので、これは褒めているのです。きっと。
七変化する甲虫の色合いは、まったくもって美しいよね。うん。
甲虫…マッシヴの「Mezzanine」は私的無人島アルバム10選に間違いなく入ります!
いま聴きながらこのブログを書いています。冷たすぎて熱いのです…
うわーーん(泣)蘇る2003年夏のフジロックフェスティバル!マッシヴ神だった…

mezzanine

でもロードアイランドの海の色だと思うことにします。

crew2

強撚の糸を編むとかならずこうなってしまうんですが、右利きで、編み目に通した糸は右上に引っ張られるため、メリヤス編み目が全部右肩上がりになってしまいます。でも、全部の目が右肩上がりに揃っているので、良しとします…orz

同じもの編むの楽しくないから、次は後身頃にしようかな。前と後ろで身幅が全然違うデザインなんです。
後ろ身頃、でかいよ〜!大海原だよ〜ヽ(`Д´)ノ
溺れて途中でジ・エンドにならないようにがんばります。
糸が麗しいからきっと大丈夫、Narraなんとか(←覚えられない)っていう港町にたどり着けます。

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英国の通販サイト「Cucumberpatch」の対応が良かったおはなし

海外通販経験はそれほど多いわけじゃないけど(10回あるかないか)、ラッキーなことにこれといったトラブルに見舞われたことは今までなかったのです。間違えた色が送られてきた、ということはありましたが、人為的なミスは仕方ないし、それは海外も国内も同じこと。それが、このたびはじめて私も、「待てど暮らせど荷物が届かない」という海外通販トラブルありがちリストナンバーワン(?)事例の洗礼を受けました。

「増税前に買っておくべきか」と、かねてより欲しかったROWAN社の「フェルテッドツイード」を注文したのが3月半ば。「ユニオンウール」さんでも取り扱いがあるのだけど、以前ひろねこさんがブログでご紹介されていたイギリスの通販サイト「Cucumberpatch」のことが記憶にあり、私も買うときはここも検討しようと思っていました。ちょうどサイトで「15% Off」クーポンが出ていたこともあり、ざっと計算すると送料込みでもだいぶ安く買える(3000円くらい違ったような)から、後者で購入することにしました。増税、関係ありませんでした

その後、2週間経っても届かないので、なんか遅いなぁと思っていたのですが(今までなら、1週間〜10日みとけば届いたので)、ちょうど増税前駆け込み需要で、宅配業者さんが混んでるからそのせいかなとか、いやまて、Royal Mailで送られた荷物をクロネコが届けたりしないだろうとか、日本の郵便局も同じような状況で荷物が殺到しててさばききれてないのかなくらいに思っていました。が。4月に入っても届きません。その間に、Plucky Knitterからは早々と毛糸が届いてしまうし、やはりおかしいと思い、メールで問い合わせをしたのが、4月3日。その日のうちに、返事メールが来ていたのですが、私はそれを見逃すという失態をおかし(理由はあるにはあるのですが、省略)さらに数日不安に思いながら待つはめに。やはり勉強代と思って諦めるべきか、なんて境地にもなった4月7日に、無事届きました。

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私の荷物に何が起きていたか?というと、カナダに行ってました。行かないでほしいわ、全然関係ないし、スペルだって一体どうやって間違うの…。荷札にはしっかり「TOKYO, Japan」となっているのです。「an」ね、強いていえば、そこが共通ね。なぜでかでかと「Vancouver行き」とマジックで書かれたのか解く気にもなれない謎ですが、とにかく「間違ってカナダのバンクーバーに送られちったぜ〜」という判子つきで我が家に転送されてきました。はあまったく。

でも、Cucumberpatchの担当者Danielさん(想像するに女性)がとっても親身になって心配してくれて、慰められました。
私は「2週間以上待ったけど、荷物が届かないの。もし追跡番号があるなら、それを教えてくれませんか?」と最初に問い合わせ。見逃してしまったお返事メールはこんな感じ。
「荷物が届かないなんて、私たちも心配です。追跡できる郵送サービスは、コストが高いから使っていないのです、ごめんなさい。日本には毎週荷物を送っていますが、それらはすべて無事届いています。だいたい7営業日みてもらえば届くはずなのに、もう18日も経過してるのは、良くないことです。もし4月7日まで待って届かなければ、必ず連絡をくださいね。もう一度、注文された品物を送らないといけませんから。今回の遅配は本当にごめんなさい」
このメールを読んだのが4月7日の晩でした。Danielさんはまたその日にメールをよこしてくれていて、「ハロー。荷物は届いていますか?調べたところ、あなたのお名前が、発送先と、Paypalに登録されているもので違うのです。それが今回のトラブルの元になっているかもしれないから、確認してもらえませんか?」そのときすでに私は荷物を受けとっていました。すっかり嬉しくなってしまい、無事受け取ったこと、カナダに間違って送られてしまっていたこと、お気遣いをありがとうと返事を出しました。そしたら、数時間後に、大喜びしているメールがまた届きました。「Hooray……本当に良かったわ!あなたのお名前の確認ができ次第、商品をもう一度送る準備をしていたところでした。今回私たちが使っている郵便業者がカナダに送ってしまって本当にごめんなさい。辛抱強く待っていてくれて本当にありがとう。届いて良かった!Happy Knitting, finally! I am now really happy :)))(←Danielさんの文面そのまま)」

通販(とくに海外の)での郵便事故は、自己責任で諦めるしかないと思い込んでいて、商品をまた送ってくれるなんてこれっぽちも期待してなかったから驚きました。言ってるだけだろ、って可能性もないわけじゃないけど、信じられる文面だったからちょっと感動してしまいました。ありがとうDanielさん。なんで店名がきゅうりなんでしょう。きゅうり大好き!夏になると味噌つけてばりばりかじっています。
(ちなみに名前がどうのいってるのは、私が悪いのです。paypalは旧姓登録のまま変更手続きしてなくて。旧姓宛でも郵便局は届けてくれるので、つい放置)

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中身はこちら。グレージュに青、オフホワイト、焦げ茶のネップがかわいい「Clay」と、青みがかったピンク系(ネップの色は「Clay」と同じ)の「Frozen」。どちらも編みたいパターンはなんとなく心に浮かんでますが、編むのは来シーズンなので、そのときの気分で決めようと思います。糸長があるのでひと玉がまるまると大きいです。見てるだけでしあわせ。

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こちらは昨日会社帰りに「Keito」さんで購入してきた、Jamieson’sの「Fog」と「Natural White」着分。画像を並べてみたら、「あれ?なんか色が似てる?」と思って、この冬かった毛糸を積んである自室の机の上置き棚を眺め、「グレー」と「ピンク」と「オフホワイト」の糸ばっかりやということに改めて気がつきました。色物といえるのは、いま「Crew」を編んでるPluckyのだけという…。

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グレーやベージュ、白は定番として、この冬は特にピンクを求めてさまよっていたようです。
パピー「ボットナート」のピンク(102番)は、おもいきし野暮っための、でもかわいいアランカーディガン(どんなのだ)を編もうと思って。
ところでここに積んであるのは、毛糸棚が満杯だからです^^; 直射日光があたる場所じゃないけど、色焼けも心配だしちゃんとしまわないと、と思いつつ、可愛いから見せる収納もアリよね!と言い訳してこの冬を過ごしてしまいました。

今週末は「鳥とザクロのカーディガン」のセットアップもしようっと。

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切替輪針「SWITCH」US スタンダードセット

今は編むものの半分以上は海外パターンの私。特に海外パターン礼賛!ということもないのですけど、圧倒的にパターンの種類が多い分、選択肢がそちらに偏るのは仕方ないことでしょうか?であればUS号数の輪針セットを持っていても、今後持ち腐れることはなさそうです。日本号数の隙間を埋める太さの針が補填されるので、日本人デザイナーさんのパターンを編むときに、どうしてもゲージが出ないなら、US号数の針で編んでみたってよいわけですし。

そんなわけで注文した切替輪針セット「SWITCH」、到着しました。ケースの色柄が選べます。別に何でも良かったんですけど、謎の和柄よりピンクのドット柄が可愛いかなと。

switch

切替輪針 SWITCH -スイッチ- US スタンダードセット(M1.8)

コードの構造がちょっと面倒で、接続部の太さが3種類あり、細い号数〜太い号数に応じて使い分けが必要です。長さも数種類あって、専用のジョイント金具をつかって必要な長さに組み合わせる仕組み。

ところで私は普段匠の輪針セットをもっぱら使用していますが、お持ちの方はご存知のようにこのセット、3号と13号と14号の用意がありません(そのくせ10mmとか入ってるしほんと要らん)。このところ3号輪針が必要なパターンが続いていて、そのたびに4号で無理矢理代用していたため、「増税前に買っとくか」と、先月末ずっと使ってみたかったKnit Proの「シンフォニーウッド」シリーズを試しに購入していました。

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80cmと100cmのコードもね。
このシリーズはとにかく見た目がすべてで、ひたすら「可愛い」から使ってみたい、という、それだけです。
ただ、質に若干あやういところがあり、モノによっては、コードと、針の接続部分が合わないというトラップが待っているとか…。
「買ったらすぐにコードと針をつないでみること」が必須のようなので、もちろん私も試してみました。
13号と14号はクリア。
3号は、まさかのトラップでした

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「あれ?はまらんぞこの」とぐりぐりやったら折れたし。ありえねえええええええええ
手荒にやってません。はまらないからはまるようにちょっとだけ力を入れました。私に罪はない(泣)
もう私の編み物人生に、「シンフォニーウッド」シリーズが登場することはないでしょう。
ショップには交換ではなく返品を申し入れました。竹串サイズとはいえ、竹串じゃ困るんよ竹串じゃ!
13号と14号は、あるからには使いますけどね…。
「SWITCH」セットの2.75mmはどうでしょうか。
私は無条件に、盲目的に、「メイドインジャパン」を信頼しています。
素晴らしき日本の職人魂よ。その真髄を見せてくれたまへ。

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針の長さに違いがあるので、比較画像を載せてみます。
「シンフォニーウッド」シリーズは、だいぶ長いです。この長さは、60cm以下のコードで編むときに、ネックになるかも?
長いほうが編みやすいかと思いきや、私にとって匠の輪針セットの針の短さは理想的です。
「SWITCH」の場合、US 8号以下と、9号以上で、長さが変わります。
9号以上は、概ね匠と同じ。この長さで統一して欲しかった!惜しい!
針先の尖り具合は、「シンフォニーウッド」シリーズと、匠の間くらい。

コードについてですが、「シンフォニーウッド」シリーズのが一番柔らかい印象。
匠の120cmコード(100cm以下のコードにくらべて細く柔らかい)と、「SWITCH」のコードが大体同じ使い心地。

総評として、何の不満もありません。ビバ日本製

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早速編み始めました。うん。編みやすい。もちもちした糸って目がそろいやすいから、なんだか上達した気分(笑)
楽しくない袖編みですが、編み地が麗しいので、さくさく進みそうです。

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Plucky Knitterから毛糸が届きました

発送は「4月10日の週」とPluckyのブログには書かれていたので、日本到着は今月下旬かな〜なんてのんびり待っているつもりだったのですが、4月1日に届きました^^;これは想定外。
Amy Millerさんの「Crew」を編む糸(Primo Sport)が3色必要量セットされたキットです。

プロジェクト画像をみると、みなさん続々とCOされていますね。
(すでに完成しちゃっている人も!)
ふふふ。他の人がどんな色の組み合わせを購入したのか、チェックするのが楽しいです。
私は、モノトーンの次に地味だと思われる「By the Rules」にしたのです。
画像では素敵でしたが、実物ははたして?
発送元も「Sarah Dumond」さん個人名で届いたパッケージをドキドキしながら開封。
わあ、うっとりです。

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こちらが「Crew」のデザインポイントとなる前身頃のボーダー配色カラー。向かって左が「Wintry Mix」。右が「Narragansett Grey」。
「Wintry Mix」は暖かみのないアイボリーに紫がかった淡いグレーがわずかにまじりあった、このうえなく私好みの色合い。
「Narragansett Grey」は同じくひんやりしたペールグリーンに、やはり紫がかった淡いグレーが紛れています。
「Narragansett」って何だろうと調べてみたら、地名でした。ロードアイランド州にある港町のようです。この2色は、さしずめ、どんより曇った寒い冬の日の、寂れた港町の海と砂浜に打ち付ける波の色でしょうか?妄想が止まりません(><) 糸の質感としては、比較対象が同じ手染め糸のMadelinetosh Sportしかわからないのですが、光沢があり、強撚でもっちもちのむっちむちな感じがとても良く似ています。若干こちらの方が細いです。 色のミックス感は弱いです。Toshの糸も、編んでいてボーダーが発生するほどの段染めではないですが、あちらを「メランジカラー」とするなら、Pluckyは色の揺らぎがずっとおとなしく、単色と同じ感覚で編めそうです。 plucky4

ベースカラーの「Hats Off」。「脱帽」って意味かしら?であれば、素敵すぎる色に脱帽です(笑)。
画像では緑を感じましたが、実物は濃いデニムとか、藍染めそのものな感じ。パラスパレスの夏物で、これとまったく同じ色味のスカートを持っているなあ私。
同系色の濃淡でまとめていて、カセごとの色の違いは、見たところありません。
手染めでも、Pluckyの糸であれば「2カセ交互編み」をしなくて済みそうです。

plucky5

いそいそと巻いて、スワッチを編んでみました。
ここで、選ぶサイズと、ゲージでものすごく悩んでしまっているのです。
指定号数はUS 5号。つまり3.75mm。
たいていのUS号数には、かなり近い太さの日本の号数があるのですが、「US 5号」は、近い太さの針がありません…。

US 3号:3.25mm(→日本4号:3.3mmで代用可能)
US 4号:3.5mm(→日本5号:3.6mmで代用)
US 5号:3.75mm(→日本6号:3.9mmでは太く、5号3.6mmでは細い)

そして、「Crew」に用意されているパターンサイズで自分向きなのが、胸囲「36.25インチ(=約92cm)」か「38.5インチ(=約98cm)」です。

その真ん中が欲しいぞコラ。

このプルは、何が何でもジャストサイズで着たい。ゆるめでラフに着るデザインではなく、かといってぴちぴちニットは私着ません。
で、スワッチがまたなんともな結果に。
指定ゲージ:US 5号(3.75mm)で25目32段。これを日本5号(3.6mm)で編んだところ24目32段となりました。細めの針なのに、私の手加減では横幅が出ます。より太い針で、気持ちきつめに編まないとだめなのですね。
考えあぐね、「36.25インチ」の方を選ぶとして、US 5号針でいつもの手加減で編めば、胸囲がちょうど良いサイズになるかもしれない、という結論を出しました。着丈は少し出てしまうかもしれませんが、私は身長165cmだし、どうみてもスカートよりパンツに似合いそうなので、まあ平気でしょう。

そんなわけで、ついに私もUS号数の針に手を出す時が来たようです。面倒くさいので、一括で入手します。

切替輪針 SWITCH -スイッチ- US スタンダードセット(M1.8) 」をぽちってしまいました。増税後に

でもこれ、ちゃっかり今年の誕生日プレゼントとして夫に買ってもらうことにしました。誕生日は真夏ですけど。夫は「早くない?まあいいけど」といって、買ってくれました^^
お互いの誕生日プレゼントの予算はさんまんえんです。まだ、残金で毛糸を買ってもらう余地があります。ハ!「鳥とザクロのカーディガン」のシェットランドヤーン。イエァ。

いま針が届くのを待っているところです。届き次第、編み始めます。わくわく。

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【着画】ravelryから「mon petit gilet rayé」

丸ヨークのボーダーカーディガン「mon petit gilet rayé」、乾いたのでボタンを付けて、完成しました。
ふわふわっと柔らかく、軽いカーディガンです。
増税前に、デジカメを新調したので、いつもはiPhoneですけど、せっかくだからおにうのデジカメ(Lumix DMC FT5)で自分撮り。しかも珍しくジーンズで!(履かないわけではない^^;)

monpetit_me1

前を全開にするならば、ブラウスの上から羽織れます。
もう最近はすっかり暖かいし、ちょうどいいです。

monpetit_me4

袖は親指の付け根くらいまであります。水通ししたらやはりちょっと伸びました。
でも、概ねパターン通りの長さです(元々、すんごい袖が長いデザイン)

monpetit_me2

デジカメだと、背中側が撮れますね(笑)
前後差がないから仕方ないのですがやはり背中側のアキが気になります。
これでも、首廻りに4段、パターンにプラスして詰めたのですが。
合ものだからいいけど、冬物だと寒がりの私は前後差なしは超NGです。

monpetit_me3

下に薄手のカットソーだと、ボタンを閉められます(汗)
でも、閉めて着ることは全くなさそう…。

monpetit_me5

さあ、さっそくこれを着て、明日は桜(もう、桜吹雪になってしまいましたが…)を愛でにいこう。

使用糸:指定糸を使用。
DROPS Alpaca #9020 Light Pearl Grey 3玉と少し
野呂英作くれよんソックヤーン #150 1玉(ほぼ使い切り)
使用針:匠輪針 5号&4号、KA非対称輪針 US 5号(袖に使用)
サイズ:M
※パターン通りだとかなりフィットすると思われます。ぱつぱつが苦手な方は要注意。
私の場合、指定サイズのままでは編んでも着ないのが目に見えてるので、針の号数をあげ(指定号数3.5mm→身頃は3.6mm針、袖は3.75mm針)だいぶ楽に着られるサイズに仕上げました。9号体型です。参考までに。

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【こっそり始動】三國万里子さん「鳥とザクロのカーディガン」

ながーーーーいプロジェクトになる三國万里子さん「編み物ともだち」から「鳥とザクロのカーディガン」。はじめの一歩。完成はもしかしたら、秋を過ぎて冬になっちゃうかもしれません。普段は編みかけをいくつも持たないのですが(一点集中型の性格)これはあまりにも労力がかかりすぎるし、あくまでサイドプロジェクトとして、本格的に暑くなってきたら、途中休憩を挟むつもりで始めてみます。目標はどんなに時間がかかってもいいから「完成させること」です(笑)

夫に本のページを開いて「これを編んでみるの〜!」と見せてみたら、「お、いいじゃん」と気に入ってました。
夫はピンと来なければその通りに言う人だから、単純な私は、モチベーションさらにアップ☆
(別に自分の編みたいものを好きなように編めばいいんですけど、夫もいいねという作品しか結果的に編んでないような…)

zakuro

先日、Keitoさんで、ベースカラー候補の糸玉を2色購入したのですが(記事)、それぞれで模様を1パターンずつ、スワッチを編んでみました。
不慣れな編み込みでつたないですけど、本番は、スティークを使って輪編みです。ずっと表だけみて編み込みしてればいいので、もう少し目が揃うことを期待。

まず、ターコイズグリーンと茶のミックス「storm」で編んだものがこちら。

zakuro_blue

指定色が紺なので、こちらのほうが完成画像の雰囲気に近いです。
糸玉で見るより、編み地にしたときのほうが色が濃くなる印象。紺だとポップでかわいらしいけど、この渋い色味がウェアサイズになることを考えると、すこーし雰囲気が重たいかも?色としてはものすごく好きなのですが、パターンとの相性にやや引っかかりが。

そして、サーモンピンク(赤茶も含む)と灰緑色のミックス「fog」で編んだものがこちら。

zakuro_pink

これはだいぶ、完成見本とかけ離れています。が、個人的にはこっちだなと、編みながら既に心が傾いていました。
ピンク色のカーディガンがずっと欲しいんです。でも好みの系統のピンクの毛糸ってなかなか見つけられなくて(><) そんな中で出会った「fog」という色は、まさに理想、ドツボストライクゾーンなピンクでした。 一言でピンクと呼ぶには複雑過ぎるのかもしれませんが、全体に醸し出される色は、ピンクです。 さあ、夫はどちらのスワッチを選ぶでしょうか。はたして彼が選んだのは、「storm」で編んだほうでした^^; そうはいっても、気持ちは「fog」版なので、「fog」を着分、注文することにします。 選べなければ、あわよくば両方、なんて思っていましたけど、増税も来たし、がまんがまん。 25g玉でカーディガンだから、大量に必要かと思いきや、地色と配色あわせて12玉で余るくらいなんです。 ビームスとかで、jamieson'sのフェアアイルニット、3まんえん以上で売られているのを見かけます。 所詮私の手が編むニットですし、2色しか使わないからフェアアイルでもなんでもないですけど、曲がりなりにも自分で編めるのはありがたいです。 糸の編みごこちですが、25gで105mですからだいぶ細いです。でもなぜか細さをまったく感じさせません。細いのにボリュームがある不思議な糸です。ボソボソ、もあもあしてて、まったく滑らないので、渡り糸の引き加減が調節しやすくて瞠目。フェアアイル糸の真髄をかいま見た気がしました。色数の豊富さといい、この糸、心底気に入りました。 フェアアイルに挑戦しようという気には、まだまだなれませんが、丸ヨーク部分だけ編み込みの、風工房さんのパターンによくあるやつ。この糸で編んでみたいものです。 ゆるゆるプロジェクトなので、次回更新は未定ですが、進展があれば経過報告をしていきたいなと思います。 おまけですが、スワッチ途中経過の画像。 invader

模様が出てきたのが嬉しくて夫に「見て見て!」と見せに行きました。ノートパソコンから顔をあげず、私の「これはザクロの花でね〜、これはその実からこぼれた種なんだよ」と説明だけ聞いていた夫。おもむろに顔をあげて編み地を眺め、

インベーダーゲーム?

・・・・・・・・・・・ザクロの種は爆弾かいヽ(`Д´)ノ

※夫は40代中盤、スペースインベーダー世代です

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