とにもかくにも、ここまでは早く持っていきたかったのです。ここまで作ってしまえば、あとは「日々の編み物時間の始めかおわりに1段ずつ」という今年の春夏プロジェクトが可能になるので…。
その土台作りが予想外に、大変でした。
この土台部分、身頃の編み込みよりずっと大変に違いない。
というかいままで編み物でこんなつらいと思ったことなかった(><)
何がつらいって、まず「2号針」です。使ったことありません。日本2号(2.7mm)は持っていないので、US 2号(2.75mm)を使用。
250目近い2目ゴム編みを7cm編まなくてはいけないのですが、たかだか7cm編むのに「29段」。
こんな細かいゲージ編んだことありません。何度往復しても高さが出ないorz
私はきつ手でもゆる手でもない、普通手なのですが(と自分では思っている)普通手でUS 2号だと、若干ゲージが緩いんです。当たり前ですが。
誤差の範囲だから平気だろうと、いったん、3cmくらい編んだのですが、ゲージが全然違ってきてしまい、愕然。
やり直し。100目以上数えるのがこのうえなく不得手なのに、作り目から。もうあっちょんぶりけらのよさヽ(`Д´)ノ
この細かいゲージを延々きつめに編んで…私の手はしにました。背中もイタイ。
次のハードルは分散増し目20目余。
当然割り切れないから、あれこれ試行錯誤したものの、迷路にはまり、思いあまって、いまなら「分散増目/減目」アプリがあるかも!とネットを検索してしまいました(いつもは数字に強い夫に頼りまくりなんですが、このときは不在だったので)。
そしたら、アプリはありませんでしたがすばらしいページを発見して、1発で計算できました。
最後のハードルが、編み込みセットアップ1段目。
分散増し目の回数を「正」の字書きながらどうにか済ませて、280目に近い目数を必死で数えました。果たして、合っていました。
なんていうかプレッシャーがものすごいのです。「1目も間違えてはいけない」というプレッシャーが。
ただのメリヤス編みなら、多少狂ったところでまあフィーリングでどうにかなります(←よくない思考回路)
しかし、こんなゲージの細かい編み込み。1目でも間違えて、最後に目数が足りなくなるなんて事態、それまでの労苦を考えたら絶対に避けたい。
スティーク部分を作り、輪にして、大学受験の時以来?の集中力でもって、模様の1段目を編みました。
果たして、目数は合いました。ようやく一段落。
ここから先は、編み込み模様が出来上がっていくのを楽しみに、慎重に進めていきます。
願わくば編み直し回数ゼロで。
編み込み経験が殆どない私ですが(ロピーカーディガンを1枚編んだことがあるだけです)必要最低限の知識を日本ヴォーグ社の動画から得ることができました。
・ひとつの作品で、地糸と配色糸の上下を統一させる(私は地糸が上、配色糸を下にして編んでいます。逆でもOK)
・6目以上間があく場合、渡り糸を編みくるむ
動画では、2色の糸を左手に持って交互に編んでいますが、こんなマジカルな編み方、私には望むべくもありません。とっかえひっかえ持ちかえてます。時間かかります。だからこその、春夏プロジェクトです!(開き直り)
上の経過画像では、何が何だかに見えますけど、順調なのですよ、とっても^^
こんな労苦を惜しまないのも、ひとえに「このカーディガンが欲しい」という物欲ゆえなのです。
「このカーディガンが編みたい」という編み物欲より、「欲しい」という感覚。
お店に売ってないから、自分で編むのです。
進捗報告、次回は1ヶ月後くらいでしょうか?1日平均1段として、夏までには脇下が編めているはず(たぶん笑)
anemoneさん、こんにちは♪
今「編みものともだち」の鳥とザクロの編み図まじまじと見てみました。
こりゃ大変だ・・2号と4号ですか・・
わたしには5号未満の針でウエアを編む勇気がないので
称賛させていただきます。
すばらしい根気です!
しかしゴム編みからして編み地の雰囲気はサイコーですね♪
完成品には14万の価値がありそうです(けせんぬま~)
楽しみにしていました!いよいよスタートですね。
私も夏のだらだら編み込みプロジェクト、来月か再来月くらいには追いかけます!
びきっくさん、こんばんは**
そうなんです、2号…4号に持ち替えたら、4号が太く思えました。
4号、なんてひとにやさしい太さなんでしょう!(泣笑)
以前は私もびきっくさんと同じで、6号が限界でした。でも今年にはいり、3号〜5号のウエアばかり編んでいるせいで、これくらいの細さがなんとも思わなくなってきていました。が、さすがに2号は勘弁…。
こうなったら、けせんぬま〜!けせんぬまを目指すぞ〜!(なんか、大漁旗振ってる気分:笑)
根気がいりますね…でも三國さんの妥協をゆるさないパターン好きです。
ひろねこさん、こんばんは**
ほんの思いつきから始まった春夏だらだらプロジェクト、いよいよ、本格的に始めまりました!
ひとあしおさきとなりますけど、ひろねこさんに追いかけられたらあっとうまに抜かされそうです(汗
でも、序盤を抜けたら、とっても楽しくなりました。
ゴールまでたどり着きますように(><) ひろねこさんのだらだらプロジェクトも、楽しみにしています。
ひそかに経過を待ち望んでおりました!
想像以上に大変ですね。編みこみなだけに1目も間違えられないプレッシャー・・・
私にはちょっと無理かも。
しかも2号とか、気が遠くなります。
でもこれだけ大変な作品、できあがったら本当に嬉しいでしょうね♪
色あいは本当にステキです。これで全体ができあがったら・・・と想像するとわくわくします。
また経過のご報告楽しみにしています!
anemoneさん、こんばんは。
250目のゴム編み、想像しただけで気が遠く・・・お疲れ様でした!
キツキツに編むと、手が痛くなりますよね。
(私はアンメルツEXを手に塗るためだけに1本使い切りました。)
でも、こういう、編むのが大変な作品を毎日コツコツ進めるのも夢があっていいですねぇ。憧れます。
anemoneさんも、地糸が上・配色糸は下で編まれるんですね。
実は私もそうなんです(^-^)
私の勝手な思い込みかもしれませんが、その方が模様がくっきりと出るような気がするのです。
次回の鳥とザクロ、楽しみにお待ちしています♪
cantataさんこんばんは**
ありがとうございます^^
実際に編んでみると、やはりスワッチとは全然違う気苦労があります…本番ですから!
スワッチだと、1、2カ所間違えちゃってるんですよ^^;
でも、やはり、本番は間違いは許されません(←自分縛り)
完成まで遠い遠い道のりですが、丁寧に、慎重に仕上げていこうと思います。
不定期更新ですけど、また経過報告をしますので、遊びにいらしてください。
しかし、こうやってブログに公開してしまうと、後にひけないですね(笑)
mocomoさん、こんばんは**
手、痛くなりますよね。
「ゴム編み」自体、どっかに変に力はいってしまうのか、手だけでなく、腕やら背中やらが痛くなってしまうんです…それを今回は竹串サイズで250目、しかもきつく編まなくちゃいけない、何の罰ゲームですかみたいな!
そうですね、こういうカーディガンみたいなのが、コツコツ編み続ける、編み物の醍醐味、なのかもしれません。
完成させるのが夢です(笑)
地糸と配色糸の上下関係は、まったくの偶然なんです。
何も知らず、何となく、たまたま、こっちが下かな〜くらいの。
mocomoさんと同じと知って、しかも、そのほうが模様が浮き出るなんて、嬉しい♪
この上下関係で模様の出方が変わるっていうのは、実際そうだろうと思います。
微妙な糸の引き加減の差がきっと、表に影響しますよね。
あと、こちらでレスになってしまって、ごめんなさい。
W&Tの貴重な情報、ありがとうございました。動画もチェックしてみました。
いま編んでいる、もうひとつの方のプル、肩が引き返しなんです。
案の定、裏の掛け目がゆるいから、解いてマーカー使う方法でやり直してみようかな、と思ってます。