Suvi Simolaさんデザインの、縁編み(Vikkel Braid)のコントラストカラーが印象的な「Outlined」。
素朴なコットンリネン糸の風合いを生かすべく、シルエットだけお借りする形で、1色で編みました。
完成したばかりの、編みっぱなしの状態ですが、こんなかんじに仕上がりました。
裾の縁編みの、手加減が難しかったです。
きつくならないように心がけましたが、むしろ伸びることを考慮して、若干きつめくらいのほうが良かったのかもしれません。
縁編みの部分が気持ち浮いてしまっている感じなので、伏せ止めを解いてやり直そうか思案中。
縁編み自体は、思いついて針の号数を1号下げて5号針で編むことに。
そうすることで針にかかっている糸にゆるみができ、針先が楽に通るようになり、襟ぐりや袖口のような苦労はしなくて済みました。
ちょっと考えれば簡単なことでした…やれやれです。
前後差はこんな感じです。
パターン指定より、後ろ身頃の引き返しは左右とも3回分、減らしています。つまり6段分、指定より身丈が短いです。
あまり極端な前後差をつけたくなかったのです。サンプル画像をよくみるとかなり後身頃が長いの。
前後差をつけすぎると流行りっぽいというか、カジュアル過ぎるというか、定番服ばかり着てる私の好みから少し外れます。
ユニセックスで、思いきりカジュアルなウエアを編むつもりで始めたプロジェクトなのに、襟ぐりの形も全体のシルエットも、何やらフェミニンになってきたので、途中でちょっと路線変更^^;
完成したら、花柄のスカートに合わせてもおかしくないような雰囲気です。
もちろん、ジーパンにごついベルトを合わせて、当初の狙いも達成しようと思ってますけど(笑)
さりげないドルマンスリーブと、広すぎない身幅が本当に好みのどツボストライク!
サイズもちょうど良いです^^
さて、これから水通し。
編み地がどこまで伸びるのか、何しろ夏糸で着るものを編んだのはこれが初めてです(※正確には、完成させたのが初めて)。
伸びることも考慮しての、短め身丈なので、逆に縮んでしまったらショックです…ドキドキ。
ところどころ、1目だけボコっと緩んだり、あちこち傾いてる編み目も、もうちょっとマシになることを期待。
そうそう、昨日お昼休みにアクセスしたら、「シャイニー」の新色、まだ残っていました^^
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リネン100%の糸なんて、未知の領域です。未知との遭遇です。不安がただよいます。
それ以上に楽しみですけど。夏糸修行はまだまだこれからです。
とりあえず、届くまでは、「鳥とザクロのカーディガン」に戻ります。