昨冬からパターンを用意して、順番待ちをしていた、交差編み+アイレットが素敵なアランプル「Bray」。
サドルショルダーもとても印象的。
無事糸も決まり、ゲージも大丈夫。準備万端、満を持してのCOです!
まずプリントアウトするパターンのページ数がスゴイです。
両面印刷しても、7枚の紙を使います。なんと13ページ。
それだけ懇切丁寧な解説がなされているということですね。
ありがたいけど、あれはどこに書かれてたっけって、パターン内で迷子になる^^;
BTのパターンは、これまでに「Celes」「Breckon」と編みましたが、全部ページ数多かったです。
でもさすがに13ページに渡るものはない(笑)
サイズは、サンプルと同じ「37」を選びました。
まずは袖から始めます。「Breckon」の時も袖からスタートで面食らった記憶があります。
退屈なパーツは先に片付けちゃえ!ってBTのポリシーなんでしょうか(笑)なら大いに同感!
前後身頃はあとのお楽しみということで、ゲージ確認もかねてここはパターンの指示通りに。
前回のロピセーターで味をしめて、今回ももちろん2本同時編み。
指定針US 8号(5mm)のところを、匠8号(4.5mm)を使っています。
メリヤス編みのパターン指定ゲージは「18目27段」ですが、いまの編み目は「19.5目25段」。
横にきつくて縦に緩いのですが、このあたりは水通しで調整可能な範囲ですし、
腕に巻き付けて様子見した感じ、筒幅はほどほどに余裕があるので、このまま進めて大丈夫そう。
手長猿なので、袖の長さが短過ぎないよう、十分注意しようと思います。
むしろ、縦にゲージが緩めなのは好都合だわ^^;
裏目が表側になるデザインなのですが、表目側も捨てがたい…。
晴れた日差しの元だと、カラフルな杢感がよくわかって、編むのが楽しいです。
Cascade 220は、値段も海外糸にしてはかなり安い方だと思います(1カセ100gで7ドル弱でした)。
お値段なりなのでしょうし、毛玉もすぐできそうな質感ですが、弾力があって非常に編みやすいです。
往復編みにしては編み目も結構揃います。
色揃えも豊富ですし、この糸気に入りました^^
リブは「2目ゴム編み」です。
それに気づいて「げ、2目ゴム編みの作り目、やったことない」とちょっと動揺。
難しそうだから、今まで私は2目ゴム編みのときは「指でかける作り目(=Long Tail Cast On)」で済ませてました。
手持ちの古い基礎本(雄鶏社「よくわかる基礎シリーズ」の「作り目・止め・拾い目」編)にやり方が載ってたので、挑戦してみたらあっけなくクリア。
いつも使っている「指でかける1目ゴム編みの作り目」の、何のことはない、簡単な応用でした。
2目ゴム編みにするときは、この1目ゴム編みの作り目の2段目を編むとき、当然「裏・表・裏・表」と1目ずつになっていますが、最初の裏目を編んだあと、次の表目と裏目を入れ替えて、「裏裏・表表」と編みます。以降繰り返し。
今回またひとつ新しい技法を覚えました^^
袋編みになるゴム編みの作り目は海外だと「Tubular Cast On」と呼ばれてますね。
パターンには「Tubular Cast On」の詳細なやり方が書かれてますが長大で、とても読む気になれません。
私は上記動画のやり方が長いので、「Tubular Cast On」はわからないのですが、
日本に昔からあった別鎖と別糸を使うやり方と同じなのかな。
中学生の頃は、その別糸方式でやってました。あとから糸抜いたりめんどくさいので指でかける方法を覚えた次第。
今回はmocomoさん、なゆたさんという同胞がいるKALです。
迷ったりわからないことがあったときに本当に心強いですし、お二人の「Bray」が楽しみでたまりません。
完成までどうぞよろしくお願いします^^