「もっぱか」こともっふぁんアルパカで編む、Kate Daviesさんデザインのもふもふカーディガン「Manu」。
先週末から今日にかけてまたもふもふと進行し、ヨークが完成しました。
もじゃもじゃもじゃ…。
一体何事ですか?という状況ですが、このカーディガン、襟ぐりの形成が全部引き返し編みなのです。
変わってますよね。伏せ目や減目を使わない襟ぐりって初めてです。
そしてこのもじゃもじゃの糸端ですが、パターン指定の「wrapless short rows」と呼ばれる、ラップしない引き返し編みに使用します。
デザイナーのCarol Sundayさんが説明しています(発案者なのでしょうか?)
短く切った糸を必要量用意しておいて、引き返すときに、ちょいっと挟みます。
段消しのときに、その糸を引っ張って、出てきたループを次の目と一緒に2目一度。
ひと手間ありますけど、ラップしない分、余分な糸の緩みが出ないので、段消しが気分的にとても楽でした。
仕上がりはこんな感じ。穴はまったく開いていません。
とても頭のいい方法だと思います。W&Tのように、糸をあちら側なのかこちら側なのかどっちにおくんだっけ??と毎回悩まなくて済みます。
(なんてことでしょう、「Laar」の袖山で死ぬほどW&Tをやって完全に覚えたはずなのに、今思い返すとうろ覚えの自分に愕然…)
本来は、前後身頃を編んだ時点でいったん目を休め、両袖を編んでヨークで合体させる、というのがパターン指定の編み方だったのですが、私はrokoさん方式を採用し、袖は作り目してまずヨークに進んでしまうことに。
どうしても早くプリーツを編んでみたかったのです。
プリーツをたたむから、ヨークは減目せずどんどん進みます。
1段300目近く、ひたすらもふもふもふもふ。
この画像はプリーツを編む直前の段まで編みあがったところ。Tの字になってます。
これほんとに、大丈夫なの??っていう形です^^;
…でも、大丈夫だったです!
さっき撮影したので、室内光の変な色合いで写ってますが、ぐるりとヨークにプリーツを済ませたところ。
斜めの直線だった襟ぐりが、プリーツをたたんだら見事に、襟ぐりの形になりました。すごーい!!
針を3本駆使し、12目使ってひとつのプリーツを作ります。
心して取りかかりましたが、なんか、思ったより簡単で、あっけなく完成してしまいました。
背中側。プリーツをたたむ方向は、数々の先人ニッターさんに倣い、左右対称にしています。
その方が断然可愛いと私も思います^^
試着できるようになったので、早速試着してみたところ…これイイ!!です。可愛い!!
またもや洗面所の鏡の前でひとり興奮してしまいました。
トルソーは胸が豊満なので、なんかピチピチ?サイズぴったり過ぎ?と危惧したのですが、何のことはない、私の貧相な上半身では…orz
ええもう、程よくゆとりあって、着やすくて大変結構です!(←負け惜しみ
このあとは、いよいよど根性プロジェクトが佳境。前立て襟ぐり裾周りを編んで全部I-code bind off仕上げ。
それが済んだら両袖編みにギャザーポケットと、まだまだやることたくさん。
でも、思い描く通りに出来上がりそうで、俄然やる気。がんばれ私(笑)
もうここまで進んだのですね!
プリーツがとても可愛い♪
もっぱかの雰囲気にピッタリなパターンですね。
anemoneさんの糸とパターンの合わせ方って本当にステキです。
まだまだ山場がありそうですが、出来上がりを楽しみにしていますね。
ところで、引き返し編みですが、まさに私がやっているのがこの方法です。
私はお師匠さんに教えてもらったのですが、ヴォーグの本にもこの方法が出ています。
これが一番簡単で間違いなく、きれいに出来上がるので気に入っている方法です。
段消しでぴぴーっと一列に揃うのが快感ですよね。
cantataさん、それどころじゃない時に、暖かいコメントありがとうございます(><)
本当、起きてしまったことは仕方ないですけれども、木の葉のカーディガンが素敵に生まれ変わる方法が見つかりますように。(どうぞ捨てたりなさらないでくださいね、絶対に何かいい方法が見つかります!)
とても浮かれてレスをするような気分になれないのですが、ありがとうございます。
元々このパターン、指定糸自体が、ベビーアルパカ糸なんですよ。
編んでみて思いますがこのデザインは、弾力のあるウールではヨークのプリーツがもりもりしすぎてまるでアメフト選手みたいになってしまう危険がありますし(笑)かといってあまりにやわい糸だと、ふっくらしたプリーツやギャザーがでなくて、ぺったんこで可愛くなくなるかもしれません。
その点ふっくら柔らかだけどしっかり芯もあるベビーアルパカがふさわしいのですね。
(アンゴラもデザイナーさんがおすすめしています。でも、高価で手がでません^^;)
ラップしない引き返し編み、お恥ずかしい、昔から日本でも普通にある方法だったのですね!
ちょっと手間ですが(でも、本当たいした手間でもない)何も考えなくていいし穴は物理的に開きようがないし、数ある引き返し編みの方法の中では、一番いい方法かもしれませんね。
W&Tにしちゃおうかなとも最初考えたのですが、この方法試してみたかったのです。
やってみてよかったです^^
糸端がきれいになくなって、ぴしーっと揃うのが本当快感でした^^
お久しぶりです。
どんどん素敵なニットを編まれるてるなぁ~と拝見しておりました。
W&T参考になります。
こんなやり方があったんだぁと。
アルパカのカーディガン。
極上の柔らかさなんでしょうね。
これからの季節午後の心地よい居眠りを誘ってくれそう(笑)
前回のpluckyからの贈り物の記事も食い入るように読んじゃいました。
だって欲しいものは欲しいんですもの。
週末、久々の東京でMooritデビューしてきました。
20分という限られた時間で厳選して買い物をして参りました。
時間制限という足枷がなかったら・・・
カーディガンの完成楽しみにしてます。
「Manu」やっぱり可愛いですね。もうずいぶん前(多分5〜6年?)から、編みたいなぁと思って糸まで準備してあるのに、編めずにいます。
anemoneさんの「Manu」を見て編みたい熱が再発してます(笑)
いつもいつも、美しい作品に刺激をいただいてます。
ギャラリーグリーンさん、こんばんは**
お久しぶりですっ!
でも、時々、ブログの方は更新されてるかな?と遊びに行っておりました^^
まさにバナナの葉っぱ!なショール、素敵ですね。マラブリゴの糸はまだ編んだことがないので、この冬編んでみたく、何か購入してみようかなと。このメーカーはウエイトで色が共通じゃないのでしょうか。
Laceもすっごく気になるけど、欲しい色がArroyoにしかないのです^^;
Pluckyはマラブリゴほど色の染めムラが目立ちませんが、素敵な糸です。
Mooritさんは、まだ行ったことがなくて…東京在住ですが、東京駅の方ですよねたしか?
東京駅とか、用がなくて行かないんですけど全然^^;
お買い物の戦利品、ぜひお披露目してくださいな♪興味津々!
もふもふカーディガンは、鋭意進行中です!今日はi-code bind offの練習なぞしておりました。
なんか、それっぽいものが縁につきました。しかし、これで合ってるのかどうか、かなり不安orz
本当にくたくたの柔らかさです。湿ってるのでは?と思っちゃうほどのぬめりがあります。
たくさんあるからもっぱか、これでブランケットも編みたいな〜と思ってるんですよ実際^^
みぃさん、こんばんは**
コメントありがとうございます^^
「Laar」といい、「Manu」といい、かなり前にravelryにアップされた、いにしえの人気パターンを続けて編んでおります…懐メロニッティング?(だいぶ違う…)
新作パターンも惹かれますが、とりあえずまず2年以上前にお気に入りにいれたものから形にしていきたいと思っているようです。
みぃさんも素敵な作品を立て続けに完成されていて、こちらこそとっても楽しませていただいてます。
それと、ニットではないですが、citrus風の手作りロングネックレス、目を奪われました…あまりに可愛いので忘れられず、私もあれを!あれを私も作りたい!!と心を熱くしております。
citrus、私はみぃさんのブログで初めて知ったのですが、先日イエナだかノーリーズだかの店頭で実物を手にとってきました。軽くて素晴らしいですね。重いロングネックレスは肩が凝ってしまって下げてられないのですがcitrusならへっちゃらだと思いました。
脱線してすみません、編み目がかなりフリーダムなManuですが、みぃさんにほめていただけてとても嬉しいです。
もふもふがんばります!