先週から苦労しつつ進めている「めぇめぇジャンパー」KALの経過です！
羊の絵、半分まで描けたところです♪
ベースカラーはPrimo Fingering「Oatmeal」、配色に「Papier」と「Old Money」、ほかTosh Merino Lightの「Caligraphy」と「Mare」を混ぜてみました。
「Calighraphy」は昨秋「Henslowe」を1カセ使って編んだとき中途半端に余ったのがあって、それで間に合えばいいなと思ってます。
アップにすると、色の濃淡や移り変わりが少しわかるでしょうか？
ここまで来るのが、長かった…。
実は先週土曜日にはすでに袖分けまで進んでいたのです。
が、色を足していけばいくほど「何かが違う」感が増していき、ついには編む手が1mmも進んでくれなくなりました。
Tosh Merino Lightの「Chicory」を差し色に選び、ターコイズと焦げ茶のニュアンスカラーで幸先よいスタートを切ったはずなのに、そのあとに続いたPrimo Fingeringの黒〜グレージュ〜カーキ色のグラデーションが、どうにも沈んでしまいました。
普通のメリヤス編みストライプならまた違ったのかもしれませんが、「Broken Seed Stitch」は色の切り替えを目立たなくさせる模様編み。ただでさえ境目がぼやけるところに、ベースカラーが同系色の「Oatmeal」なので、「Chicory」だけ極端に浮いてしまい、敢えなく却下となりました。
もう少しコントラストをつけるべく、グラデーションキットの中で一番明るい、クリーム色の「Feather Duster」をベースカラーに変更して再び編み始めたものの…。
「Oatmeal」を編んでいるときのようなときめきが全くなくなってしまって。
色自体は何も悪くないんですけど、可愛すぎるというか、生成り色がちょっと単調に感じて、ヨークを輪にするところまで編んで、楽しくないから却下。
何色もの糸玉を机の上に並べて、考え込んでしまいました。
いっそ指定糸の、Holst Garnを今から注文しようかしら、と思い立って公式サイトを開いてみたものの、散々言われていることですが公式サイトの画像がひどすぎて色がよくわかりません。
Holst Garnはとりあえず色見本帳を取り寄せることから始めることにして、今手元にある糸でやはり編むことにしました。
ベースカラーにする量があるのはこれとこれ、配色に混ぜない方がいいのは黒、この色とこの色は合わない、この色とこの色は完璧に似合う…これだけ好きな色が揃っているのだから、配色できないはずがない、と気を取り直して、羊の絵を再びイメージするところから始めました。
400以上のプロジェクトの中から、私の好みに合う配色を探して参考にして、画像のような配色でやっと落ちつきました。
ありったけのFingeringの毛糸を目の前に山積みして、好きなように選べるなら理想の配色ができると思いますが、手持ちの限られた色の中を組み合わせるなら、これが一番好きかなって。
私の中では「フレンチカントリー」、スパイス瓶や洗いざらしのリネンクロスや可愛いルクルーゼの鍋が並んでるような素朴なキッチンを彷彿させる配色なんですけど（※感覚には個人差があります）、夫に見せて「フレンチカントリーっぽい色合いでしょ？」と言ったら、心底わからないという表情を浮かべて「全くわからない」と言われました。いいのいいの！
後半は、淡い色合いで描いていこうと思います。
サイズ感は、カットソーの上に試着するともうぴったりで、きつくはないけどゆとりゼロって感じです。
袖ぐりちっさ！と少し不安になりますが、スワッチを水通ししたらこの編み地、びっくりするくらい広がったので、これくらいに収めてみました。
Sの目数で編んで、いまのところ横はXSサイズより少し大きめ、縦はXSより短いです。大丈夫かしら…。
（少なくともTosh Merino Lightは水通しで結構伸びる糸ですけれども）
袖周りはフィットさせて、ゆったり目の身幅とメリハリをつけるデザインだと思われるので、それに従うとして、リリリーさんの着用画像だといくらなんでも袖幅は私的にきつきつすぎるからここは調節するつもり。
「Broken Seed Stitch」、かのこ編みがベースの単純な模様編みなのですが、うっかり集中力が途切れると、間違えます。
魔が差したように裏編みがふたつ並び、そこから先がずっとズレていることに、次の次の段になってから気がついたりして。
泣く泣くそこまでほどいたり、縦に解いて目を修正しながら進めたり。
いろいろと思った以上に多難な経過を辿っていますが、どうにか完成まで漕ぎ着けたいです。
ところでこのパターンの、記述の精密さといったらスゴイです。
レイアウトも美しいですし、リリリーさんて、本業はグラフィックデザイナーなの？？？って思うくらい。
一番最後に、袖分けまでの各サイズ毎の早見表があるんですけどこれが素晴らしいの何の！
本当にわかりやすく作られていて、これがあると文章読む必要がないくらい。
ひたすらこのチャートを追っかけて袖分けまで編みました。
anemoneさん、フレンチカントリーめぇめぇ素敵ね！
色選びってほんと難しいよね。
私も昨年これをちょこっと編んだんだけど、途中でやめてしまいました。。メリヤスならこの色のままでいいけど、この模様にこの色じゃダメだ…となってしまい、あれこれ悩んで迷って、投げ出した(^^;
で、その時チャートが付いてるのは見たけど使わなかったの。
チャート見ても余計ややこしくなるだけだと思って文章のみで編んだけど、「複雑な模様に見えるけど、単純な編み方だったのね～！」っと勢い良く編んでたら、そうなんです、何度も間違えた…。
再チャレンジする際はチャートを見てみます(^^)
Anemoneさん、こんにちは。
羊ジャンパー、悩んだのですねぇ。 （隣で肩を叩いて励ましたい）
使われている毛糸、もっちり感がありますね。
指定糸だと、それはありません（少なくとも私のジャンパでは・・・・）
ゆっくりと、楽しく編んでいきましょうね。
私もすぐ、続きますからぁー！！
こんにちは！ おぉ、すてき！ かっこいい配色ですね
きっと、色選びに試行錯誤されているのだと思いながら
更新をお待ちしていました。待った甲斐ありました
Broken Seed Stitchは往復編みから、輪編みに移るあたりで
よく分からなくなったりして、結構苦労しました
そのときに最後のチャート、見たらかえって混乱してきたので使ってないです
たぶん利用した方がシステマティックに進められる気はするのですが
りりりぃさんは、master of Fine Artをお持ちだと
インタビュー記事で読みました
デザインにそういう感じがしますよね
anemoneさん、こんばんは＊
なかなか更新がなかったので、色選びに悩まれているか体調不良を心配していました…前者だったようでよかったです^ ^
それにしても、なんて可愛い配色！！
ブログを開いて「わあ、素敵◎」となりました。anemoneさんらしい気がします。
とても苦労されているようですが、きっと完成したときの喜びもひとしおですね^ ^
楽しみにしています♪
anemoneさん、おはようございます。
そのもっちり糸、模様がくっきり出て、いいです、めえ（すみません、酸欠で頭が‥）
がーんちゃんは編み地が薄っ！軽っ！っていうのはいいですけど、編み目は？です。
色選びの苦労、わかります。
私の場合、糸を紙に並べて、一旦離れて一晩おいて‥を何度かやって、編み出した今もちょこっと順番をいじろうと思っているぐらいです。
かのこ編みについては読んでいて、私だけじゃないんだーって安心しました。
段を編み出して５目ぐらいで一度確認、中間点確認、あと５目で終わるぐらいでまた確認してます。
あの早見表を見ながら編んで、確認終了チェックを入れてと‥職人か？
実際、エンジニアのだんながパターン（仕様書）を見て感心してました。
こんにちは♪
陰影がくっきりと出る糸だけに、Broken Seed StitchでCCに混ざるMCの
主張が強く出てしまうのでしょうか。
CCが多色だから、
MCとのコントラストの度合いを各色で見極めないといけないってことですね…
悩ましくも楽しい色選び、
とても勉強になります。
みなさま、コメントありがとうございます^^
金曜日から山形県の温泉宿に1泊で雪見風呂してきました☆
モバイルでメェメェを持っていったのですが、雪景色を眺めながらかなりはかどりました。
Konanaさん、こんにちは＊＊
配色、本当に色々と悩ましくて、とても楽しく編めてるとは言い難いのですが、気に入っていただけましたらちょっと救いです^^;
Konanaさんの、一瞬だけ登場した経過レポもちろん拝見していました。
素敵でしたが、Konanaさんが「予想と違う」と思ってしまった気持ち、今だと手に取るようにわかります。
この編み込み模様、色と色を地味にしちゃうんですよね…。
チャートは私も最初は使ってなかったのだけど、丁寧過ぎるパターンで、文章を追うのに疲れてきてしまい、ふとチャートを見て見たら、なんだこれ見れば一目瞭然じゃん！て目からウロコでした。
ぜひ、次回再挑戦のときは使ってみてね。
あと、私はこの次はいまKonanaさんが編んでる「True Friend」検討中です。Konanaさんの完成作品を見て（ぜったい素敵だと思うけど）それから編むかどうか決める（笑）
Meekさん、こんにちは＊＊
もう悩み過ぎて編んでて楽しいと思える瞬間の少なさよ（泣）
ToshもPrimo Fingeringももっちりもちもちです。
指定糸で編む編み地と全く風情が違うんだろうなと思います…。
これでいいのかどうかわかりません（泣）
いずれ指定糸でリベンジしたいところです。
なゆたさん、こんにちは＊＊
そうなんです、先週は色選びに難航してしまい、ブログを見る余裕がなかったです（汗）
配色に使っている色は全部好きな色なのに、なぜかこの模様編みにすると地味になるという根本的なトラップ…でも前に進むしかありません。
チャートは最初から追っていったほうがわかりやすいかもしれませんね。
私も1回目に編んだときは途中からでしたが、とくに混乱もなく編めたのですけど、文章の方が丁寧に書かれてますから、文章読んだ方が安心ですね^^
2回目と3回目の編み直しは編み方を把握していたので文章の方は全く読まず、チャートだけ見て編みました。
「Fine Art」って何だろう…でも、リリリーさんのデザインって本当そんな感じ。
「洋服はアートだと思ってます」的なことがプロフィールだかどこかに書かれてたのを読んだ記憶あります。
なので、私は逆にリリリーさんのデザインするものって「ちょっと技巧に走り過ぎてるな〜」「凝り過ぎだな〜」と思うことも多くて、実はあまりFavoriteになってないの。
（私はシンプルで可愛いのが好きなので、そこは仕方ありませんね）
でもメェメェは一目惚れでした。なぜならシンプルで可愛いから！（笑）
ricacoさん、こんにちは＊＊
そうなんです、体調不良ではなく、配色をどうするかで頭を使い過ぎてブログを開く余裕がなかったの（>< ） でも、配色気に入っていただけたのなら、本当に嬉しいです…ありがとう！ どうにも地味だよな〜と思いつつ、そこをどうにか「地味だけど可愛い」まで持っていくべく出来る限りのことをしてます…。 地味なのは間違いないので、コーディネイトでちょっとフォローしようと思います（汗） meowmyさん、こんにちは＊＊ めぇーーーーーー！！！ 私壊れ気味ですよ、配色に悩み過ぎて。 つくづく、メェメェちゃんは、手元に検討できる色が十分ないとダメなんだなあと学びました。 普通のメリヤスストライプならいいのよ！ この編み込み模様にすることでハードルがえらい上がってしまいます。 どうしたら地味回避できるか散々頭をしぼりつつ、結局地味に仕上る気がします。 編み出したら「なんか違う」となって順番を変えるのも、「超わかる」。 あと、編みながら「なんか違う」となっても、先がまだあるから、先を編んでみないとわからないというのもあって…先を編んでみたらしっくりくるかもしれないし、先を編んだらさらにダメかもという、めんどくさすぎる賭けです。 間違えるよね！この編み方。 私もしょっちゅう確認することにしました。 輪編みだと間違えたときの修復ダメージが倍ですし。 （なんだか、去年Hitofudeを編んだときの掛け目忘れ病を思い出した） 本当このパターン、「仕様書」ですよね。 精密機械を扱うためのマニュアルって感じ。 リリリーさんの、デザインに懸ける情熱を感じます。 こういう職人気質な人って大好きです。 satokichiさん、こんにちは＊＊ このもっちり糸だと、おそらく指定糸よりずっと陰影は出てしまうかも…。 ああ、たしかにそうかも。 またsatokichiさんにいわれて頷いている私です。 コントラストを思った以上に強めないと、こういう地味渋なグレージュ系グラデーションは厳しいですね。 これがまた別の、青系や鮮やかな暖色系ならまた違った出来映えだったと思います。 指定糸でいずれリベンジします（><）