「Manu」は袖丈で悩み中…そしてブリティッシュエロイカの新色が素敵

経過レポするレベルではないのですが、「Manu」は袖を今編んでいるところです。
袖をトップダウンに編むということは、もちろん袖丈を調節できるという利点があるのですが、昨日までは普通にパターン通りに長袖にするつもりでした。
黙々と編み進めて、今ここ(室内光なので色はモニョモニョ

manu16

試着するとちょうど、8分袖くらいです。
この長さでストップして袖ぐりを編むとちょうど8.5〜9分袖になり、手首が見える丈なのです。
それって、可愛いのではないか?と思い始めてしまいました。防寒を考えればもちろん長袖一択なんですけど、ravelryのプロジェクト画像で7分袖の「Manu」を見た記憶があり、すごく素敵だったのです。さすがに7分は寒いので、ちょっと長くして…どうしましょう!
ポケットとのバランスもあるかしら?
ポケットに手をいれたときに袖ぐりが完全に見えるのも、なんだかレトロで可愛いかもしれません。
「Manu」のデザインは私にはとてもレトロなのです。
サンプル画像ではデザイナーのKateさんがモダンに着こなして街中で撮影してますから、私のイメージとだいぶズレてるんですが^^;
いったん袖を休めて、ポケットを作ってみることにします。

******************

話は変わりまして、今日の午後、注文していた「ブリティッシュエロイカ」が届きました。
みんな大好き定番中の定番、私も三國万里子さんのアランカーデを指定糸だったこの糸で編んで以来、大ファン。
国産の糸だったらもしかしたら一番好きかもってくらいにはお気に入り。
シーズン毎に着分が増えていき、昨冬もこの糸でアランを編みましたが、まだたっぷりあります。今や4色の着分を抱えてます(笑)
届いたのは今季の新色、200番と201番、それからオフホワイトの3色。

beroika1

アルパカノート1行目に早速メモしてありました。「ブリティッシュエロイカの新色が素敵!」と(笑)
立川のユザワヤでチェックしてたの。
特に200番。グレージュにほんのわずかにピンクとグリーンが混じり、なんともいえない、グレーのようなピンクのような灰緑のような、複雑な色を作り出してます。
この色はそうです、編みかけの三國さんの「ざくろのカーディガン」ベースカラーに選んだ、Jamieson’s Spindriftの「Fog」と似ている。
あちらは属性は明らかにピンクですが、このグレーには「Fog」の気配を感じます(スワッチの画像はこちら)。
なんとパピーは「ブリティッシュエロイカ」に私の最も好きな色を追加してきやがりました!
そうですね、はい。一番好きな色です。
となりの201番は、レンガ色に紫やオレンジ、マスタードが混じる、これまたいい色です。
ブリティッシュエロイカレギュラー陣の赤(116番)も、渋くて深みのある素晴らしい赤ですが、200番と合わせるにはすこし強かったので。

beroika2

何を編むかというと、パターンリリース当日、見た瞬間、「buy it now」をクリックしていた編み込みヨークのプルオーバー「No bad weather」です。

3色というところがいいです。編み込みは私は色数少なめが、2〜3色が、ピンポイントで好きなのです。
編み込みヨークプルだと、BTの「Grettir」をぜひ編もうと思っていたところですが、今回のプルがわずかに好き度を上回りました(笑)

パターンを購入したはいいけど糸はどうしようかと思っていたのです。
そこでこのブリティッシュエロイカです。まさに真打ち登場!みたいな(笑)
編みやすさは間違いないし、毛玉になりにくいし、いい糸ですね本当に。
「次に編みたいものランキング」上位がひしめいているのですが、一気に1位に躍り出ましたヨ!
というわけで「Manu」が完成したら、早速取りかかります♪

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【恐怖の】山盛りPlucky!【関税】

もう先月のことになってしまいましたが、 Plucky Knitterの毛糸が山盛り届いておりました。
なゆたさんのこちらのポストを拝読し、「関税のことを考慮して購入を思いとどまる理性」の大事さに改めて感じ入り、全く反省する気はないのですが(だってもう買っちゃったもーん)この記事を書くことで買いすぎると関税がかかるのですよみなさん!という(誰でも知っている)教訓をお伝えしたい次第です。

plucky_pack

ドーン!
でかでかと「課税通知書」が貼り付けられ真っ赤な「税付」のシールとともにやってきた愛しのPlucky。
これは6月にあった「何かのアニバーサリーで送料無料」企画に踊らされたお買い物です。送料無料に釣られるのって、ありますよね。あるある…!
色もベースもほぼ選び放題だった中(これはPluckyの企画ではなかなか珍しい)これでも厳選に厳選を重ねたのですが、気づけば総額500ドル超え。
「関税なんて運次第、つくときゃーつくし、つかないときはつかない!だからこれもきっとつかないわ \(^o^)/(←根拠なし)」と楽観していたのは事実です。
(この性格、なんとかならないでしょうか)
春に購入した、Amy Millerさんの「Crew」キットのときは課税されませんでした(7カセ分、約220ドルだった記憶)。なのでちょっと油断していたのが正直なところ。
とはいえ、さすがに、「500ドル」の申告書が張られた段ボールを見逃す税関だったら、この国は大丈夫だろうか、と心配になったかも。
仕方ないから郵便局で4000円払って、引き取ってきましたヨ!
送料無料をなかったことにして、「送料を払ったのだ」と思えばいいことにしましたヨ!

それでは、厳選に厳選を重ねた結果、「またいつもと同じような色」を買ってしまった愚かな私の戦利品をお披露目します…。

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「Narraなんとかグレー」こと「Narragansett Grey(PluckyのSarahさん的な表現をすれば)or Gray」のPrimo Sport。
「Crew」を編んだ余りが0.5カセほどあって、この色がとても気に入っているので何か着るものを編みたくて、買い足しました。
特にパターンを決めてるわけじゃないのですが、使いやすい合太。いろいろ編めそうです。

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もちろん全色を見たことがある訳もないのに、Pluckyの色でたぶんきっと一番好きなんじゃないかと思い込んでいる「Wintly Mix」。
少しピンクがかって写ってしまってますが、実際は赤みはありません。薄紫がかったグレーの混じる、冷え冷えとした、本当に美しい石灰色です。
こちらは編みたいパターンがあるのでそれに合わせてPrimo Sportを必要量購入。

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いきなり毛色の全然違うカセが登場しますが、編みたいパターンの差し色に指定されていた「Sticky Toffee」Primo Sport。
秋に着たいこっくりとしたオレンジ色の、理想的なもの。ビタミンカラーじゃない、渋くて大人っぽいオレンジ色。
ああ、着分、欲しい…orz

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はいはい私こういう色好きね!「Papier」Primo Fingeringです。
「Narraなんとかグレー」とどこが違うのというツッコミはご遠慮ください^^;
(自分でもあまり区別がつきません)こちらはでも、「Narra」のような碧っぽさはありません。
美しいスティールブルーです。

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「Oat Meal」Primo Fingering。なかなか色の再現が難しく、ちょっと平坦に写ってしまってますが、実物はニュアンスたっぷりな「オートミール色」です。
「Papier」と組み合わせてボーダーにして、「…a hint of winter」を編もうかなぁなんて、目論み。「Benton」でもいいかも。

パターンは他にも検討中ですけど、ボーダーで何か着るものを編みます。

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これはちょっと、画像から想像するより黄味の強い生成り色でした。「Feather Duster」Primo Fingering。
同じく「Papier」の配色候補で、「Oat Meal」とどちらか合うほうを、と思っていたのですが、こちらは黒とか、黒に近い焦げ茶あたりと合わせたい色です。

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「Crew」で使わず1カセ以上まるまる残っている藍色「Hats Off」も加えて、この配色で、Thea Colmanさんの「Shaken or Stirred」を編みます。

ほぼパターン指定通りの配色です。いわゆる、一目みた瞬間「あ、これ欲しい」(編みたいではなく、欲しい)と思ってしまった系の(笑)
色合いも雰囲気も、マリンなので、「Crew」に続く、冬のマリン、第2弾。
あのとき使わなかった黒蝶貝の錨ボタン、こちらで使います^^

こんなに買い込んでも、まだ欲しくなるPlucky…。焦げ茶、チャコールグレー、黒系の色を、縁があれば、手に入れたいものです。
モノトーンが恋しくなると、本格的に秋ですね。もう9月も後半ですし。
秋〜晩秋〜冬。10月〜12月は、私の一番好きな季節です^^

…違う違う、暢気に季節の話などしてる場合じゃなかった!
アバウトでランダムな関税ですが、買いすぎるともちろん課税されます。どうかお気をつけて。

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【経過】もっふぁんアルパカで「Manu」その2:脇下あともう少し&双子の毛糸

もふもふもふもふと編んでいる「Manu」の経過です。
前後身頃の脇下がここまで伸びました。現在13インチ超えたところ。

manu3

編んでも編んでもくるんくるんだったのでどうしようかと思いましたが、丈が出てきたら、重みでそれなりに伸びるようになり一安心。
「自然に手が入る位置にポケットがくる身丈に編んでね」という指示のもと、かなり丈長に編まないといけません。
とりあえず指定の16.25インチ(40cm強)目指してもふもふと編もうと思います。

manu4

編み地アップ。もっふもふ!!毛糸を編む醍醐味をストレートに楽しめます。
私はウールのちくちくにかなり過敏な体質ですが、所々差し毛はあるものの、ちくちくは感じません。
首に押し当てると、幸せな肌触り。
スワッチを水通ししたあとの、サイズの変化は殆どありませんでした。
編み地の仕上がりも、平坦にはなりましたが、編み目はたいして変わりません。
ということは、今ガタガタな編み目は、大体そのまま完成形になると思っていい。
ウール混アルパカ糸なら何てことなく編みやすいですが、甘撚りでふわふわしたベビーアルパカ100%糸はなるようにしかならないということを学ぶ。ごまかし効きません。
せめて、コンビ式(針にかかる糸が逆向きになる編み方)を矯正しておいて良かったです。

moppaka

ところで、知る人ぞ知る?もっぱかさんには双子の片割れがおります。
片割れはこのニッケビクター「ピュアアルパカ」さん。
先に手に入れたのは「ピュアアルパカ」の方だったのですが(一昨年だったか春先、半額セールをやっていたかんざわさんで注文)、あとからもっぱかがやってきて、「あれあれあれれ?」でした。
似てるとかじゃないです。同一なのです。何もかも。糸長も、重さも、ラベルの形も、単に印刷が違うだけ。
糸自体も…これが同一じゃないのなら、どなたか私に違いをご説明ください^^;

中身が同一と信じるなら、通常価格だともっぱかの方がお買い得ですね(私は、半額で買った分、ピュアアルパカの方が少し安かったかな?)
元々の色数と、追加された新色は、「ピュアアルパカ」の方が多いです。
「ピュアアルパカ」には、2色をより合わせた杢糸が用意されていて、グレー&白の(62番)持っていますがとても可愛いです。
ベビーアルパカ糸は他に、スキー毛糸のものを着分4色、ピエロさんの「シフォン」も3色ほど在庫あり。
気づけばたくさん持ってんな(^^;
アルパカ糸の風合いが(糸の中でおそらく一番)好きなのです。
ベーシックで着るものにも巻きものにも、オールマイティに使える糸だから、ゆっくり形にしていこうと思います。

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もっふぁんアルパカで、ふわふわカーデ「Manu」

前回更新の続きです。
次に編み始めたのは、Kate Daviesさんデザイン、襟ぐりとポケットの大きくとったプリーツが超可愛いカーディガン「Manu」です。

3年前に編み物を再開して、ほぼ同時にニッターさんのブログをいろいろと巡り始めた頃(まだravelryの存在もおぼろげにしか知らなかった頃)このカーディガンを編んでいるというブログ記事を何度か目にした記憶があるので、リリース当時はかなり人気パターンだったのでは?と想像します。
(とにかく、rokoさんのブログでこのカーディガンを初めて目にして、あまりの可愛さにノックアウトされ、海外パターンなど何一つ知らなかった私も、いつか必ず編もうと思ったのです)
もはや何周回遅れなのかわかりませんが(^^;)やっと編む順番が廻ってきました(笑)

使用糸は「もっぱか」こと「もっふぁんアルパカ」。
このタイミングを狙ったわけじゃ全くなくて、本当に偶然ですが、私がスワッチを編んだその翌日にコーダさんのメルマガで再販されたことを知りました。

新色、可愛いですね♪
私の在庫は昨年秋の再販で購入したものです。4色すべて着分、数にして60玉。60玉あるんですよ奥さん!
この冬こそ、この素朴で可愛らしく、もふもふした糸玉を形にしたいと思っていました。
そんな訳で今回は、パターンより先に、糸がありました^^
raverlyに登録した「お気に入り」に目を通しながら、もっぱかで編むものを検討していて、まさにこれという感じで、「Manu」が目に飛び込んできて。
ベビーアルパカのくったくたの柔らかさが生きるデザインです。
指定糸もベビーアルパカ糸ですし、ゲージも、測ったように同じ。
Kateさんもパターンに、「向いているのは、アルパカやアンゴラなど、軽くて柔らかい糸。重くてクリスピーな糸(たとえば綿)は避けてね」と書いています。
サイズ34で編みますが、プリーツ大量に作るから、1200m必要なのです。重い糸では、着れるものができませんね…。

manu2

現在、ひとたま弱編めたところです(1回結び目が出てきたorz)。わはは。くるんくるんで全然わかりません。「編めたところです」と言われても。
別糸の作り目で、あとから襟ぐり〜前立て〜裾にぐるりと「i-code bind off」。私はこれが初挑戦です。「ど根性プロジェクト」のゆえんです。
色は205番、淡い杢グレージュです。
「Breckon」も「Mon petit」も、アルパカ糸の作品はみんなこの色だな^^; 
どんだけこの「染色されていないアルパカ原毛色の淡い杢グレージュ」が好きなんだろ私。
好きすぎて、自制しないと、常にこの色でばかり編んでそうです(なので自制してるんです)。
手触りはもうぬっめぬめです。ぬめぬめ。しっとり。もけもけ。くったくた。
アルパカ原毛糸なんて、色鮮やかで表面が均一につややかで弾力のある、いわば人工美の極めつけなmadelinetoshやPluckyと真逆のベクトルをいく糸。
どっちの質感も好きです。
どっちの質感も生かせるパターンの選択肢がたくさんある、幸せな時代です。
そして、目指すはrokoさんやknittimoさんのようなカリスマ先人ニッターが編んだ「Manu」のクオリティ。
(なんて素敵なのでしょう、knittimoさんの「Manu」。陶然としてしまいます)
無理よ!無理無理!って思わないで、目指すだけは、目指すのです^^
(私の技量では、編み目が揃いにくい糸なので、遠い遠いスタート地点です)

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目の揃いやすい糸それはmadelinetosh lace

やばーい!
また水通しで化けた!
シャイニーに続き、madelinetosh laceも生まれ変わる糸でした!
あんなにボコボコしてたのに。嬉しいオドロキ!
驚きでもないのか。物理的に極細糸を細かく編んでいたのですもの。そりゃあ、目も揃いますね(汗)

laar17

※室内光のため、例によって色は全く再現されてません。

昨晩水通しして、今日帰宅したら、もう乾いてました。さすが極細糸、乾くのはやい。
ボタン付けでもするかの、と取り上げてみたら、もううっとり、なんてものでなく…。
とろみがあって、なめらかで、これは、あれです。編み地じゃなくて、もはや布。
なんだろう、化繊布。ジョーゼットの手触りです。

試着してサイズも問題ないことを確認。
うう、嬉しい。超かわいいです(このカーデが)。
どうしましょう!!もったいなくて、着れません!!(←予想された展開

…とりあえず完成はさせようと思います。

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The Fibre Companyの糸を購入してみました

Raverlyを見ていて、いいな、と思う作品の指定糸になっていることが重なると、メーカー名を覚えてしまいます。
The Fibre Company。繊維会社(笑)。まんまやないか!
公式サイトはこちら。生産している糸の雰囲気が、とても素敵です。
興味を持ったので、先日Madelinetosh Laceを買うついでに、一緒に注文してみました。

meadow

Laceウェイトの「Meadow」。色は「Cornflower」です。100gで549ヤードなので、レース糸としては編みやすい太さです。
ミントグリーンというかペールグリーンというか、ブルーグレーっぽい部分もあり、淡いのですが、なんとも魅力的な色合いです。画像ではなかなか伝わらないですけど^^;
組成はメリノウール40%、リャマ25%、シルク20%、リネン15%。盛りだくさんです。シルク、リネン混だから春夏糸扱いでしょうか?
もけもけしてますがちくちく感は皆無なので、巻きものにも良さそうですが、せっかっく着分購入したので、着るものを編むつもり。

いまのところ、このメーカーを知るきっかけになったこの「Ivyle」が最有力候補^^
ちなみにいま編んでいる「Laar」の指定レース糸が、だいたい同じくらいの太さのようです。じゃあ、これで編めば良かったのでは?と思わなくもないですが、パターンと糸の組み合わせって、選択肢が際限なくあるから、迷うととことん迷ってしまって、どこかでえいっと決めないと、収拾つかなくなりますね…。

canopy

もう1種類、Fingeringウェイトの「Canopy」。色は「Palm Bud」。これはもう、画像では色の再現が全然できなくて(自然光で撮っても厳しい)、コントラストが強めに撮られちゃってますが実際は色むらは殆どないように見えます。
淡いグレーのような、紫のような、水色のような、これまた一言では説明しづらい色。この夏購入したネストローブのリネンのギャザースカート(「Outlined」に合わせたやつ)がまさに同じ色。
実はTosh Laceの「Aura」と、この2つの糸の色合いに明確な違いがないっていうか、3つ並べると、全く系統が同じ。どんだけこの手の色が好きなんだ私…。
組成はベビーアルパカ50%, メリノウール30%、バンブー20%。するっするのふわっふわです。ちっくり感こちらも皆無。
50g180ヤード強だから「Fingering」なんですけど、見た目はそれほど細く見えません。いかにも編みやすそうです。

どちらもこれからゆっくり時間をかけて編みたいパターンを決めようと思います。とりあえず候補がありすぎます(笑)

ところで、「Meadow」に混入しているリャマ。リャマってどんな動物よ?とちょっと検索してみました。
おもしろサイト「Pouch」にこんな風に紹介されてました。可愛い!

リャマとアルパカの違いが一発で分かる画像が可愛すぎてヤバイ!!

そして、リャマをふんだんに使った新作糸「Knightsbridge」が、今秋発売されるようですね。
糸もパターンも、素敵〜!

このあたりめっちゃ編みたーい!(在庫糸でどうとでもなりそうですが^^;)

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madelinetosh laceで編むもの

madelinetoshの公式Flickerで、今シーズンの新色紹介画像が拝めるのですが、そこで目にした「Aura」という色に魅入られてしまいました。文字通り、魂が吸い込まれました。すう〜っと。

ベースをどれにしようか悩み、なかなか購入に踏み切れなかったのですが、やはり、こんなに繊細な色合いは、細い糸が向いてそうなので(この色でアランニットとかは…ちょっと違うのかなと^^;)細糸にあまり抵抗がなくなっている今、思い切って一番細い「Lace」をポチッといってしまいました。
今回も、注文したのは「WEBS」さん。
てっきり、セール期間だけだろうと思っていたら、ディスカウント表示がある糸なら、120ドル以上購入すると常に25%OFFやってるみたいです。

※はい、ついでに購入した糸があります。なぜか、ついでに購入した糸のほうがずっと量が多い不思議(←ニッターあるあるランキング上位の現象)

tosh_lace

Flicker画像ではわずかに碧色がかってましたが、届いた色は黄味のないスティールブルー〜ブルーグレーの濃淡でした。息が止まりそうな美しさです(←本当に大好きな色なので、大げさな表現になりがち)。もう少しチャコールグレーに転べば、これまた私の好きな「Rainwater」という色に似てる印象。
お店の表記は「120g/950yds」。tosh merino lightが「100g/420yds」とありますから、概ね半分の細さなんですね。

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使用針を迷って、2種類で編んでみたスワッチがこちら。下半分がUS 4号(3.5mm)、上半分がJP 4号(3.3mm)です。その差0.2mmという微差なのに、編み目が変わります!ゲージは殆ど変化ないのですが、上半分の方が目が揃っているので、JP 4号を採用することに。
編みたいと思っていたのは、Gudrun Johnstonさんのレーシーカーディガン「Laar」です。

素敵すぎる(><) tosh_lace3

透け感はこんな感じです。糸の細さを考えたら、4号針ではローゲージです。もう、すっけすけと言えましょう。
というか、前回同じ4号針を使い「…a hint of summer」を極細糸「シャイニー」2本取りで編みましたが、ゲージが殆ど同じ。
とても丁寧に、丹念に編んでいかないと、ごまかしが一切効かない感じ。

そこで悩んでしまったのです…。糸の細さ、編み地の繊細さに怯みました。
この糸で編んだら、もちろん普段着にするつもりはないけど、「もったいなくて着れない」なんて言ってクローゼットにしまいこみそうです。
普段の行動は粗忽でそそっかしい私。ちょっとでも引っ掛けたら一瞬でお陀仏になりそうなデリケートな編み地です。
弾力のあるtoshの糸はあまり気を遣わなくともそれなりに目は揃うし、上手に編めたら、極上のカーディガンに仕上がりそうですが、ここはもう少し自分の技量やら、性格を念頭に置いて、糸をもう1段階太く、「中細」クラスに上げたほうが現実的なのかも、という気がしてきてしまいました。

やはりショールを編むべきか、もう少し検討します。

話は公式Flickerに戻りますが、Madelinetoshは元々、Flickerにアップされた手染め糸の画像が評判になり、ビジネスとして拡大していった、という話。
ケイトノモリさんのこちらのページを読むと、書かれています。
染色に才能のある、1主婦の方の、キッチンから始まったのかと思うと、ちょっと感慨すら覚えたり。
これとか、まだ、手作り感満載。「2007年1月撮影」とありますから、初期のころのtoshですね。貴重!

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パターンが先?糸が先?

ニッターさんのブログを巡回していると、「糸を買いました」「糸が届きました」という更新を割と頻繁に目にします。
そして、「この糸でこれを編みます」「あれを編みます」と紹介された糸やパターンに、わあ素敵!と触発されたり、なるほどなぁと感心したり、え〜、それはないのでは?なんて余計なお世話だったり、人の好みの千差万別さには目を見張りますが、この、「どの糸でどのパターンを編むか」という問題は、ニッターになったが最後、生涯にわたる命題ではないでしょうか?(ちょっと大げさ?笑)

私も糸を買うのが半ば趣味で、毛糸棚に入りきらなくなった毛糸がパソコン前の上棚に山積みになっている状況下、毎日それらを目にしながら、「あ〜もっぱかで編むものはどのパターンにしよう(※編みたい候補がありすぎる状況)」「ローワンのフェルテッドツイードはやっぱりあっちを編もうか」「ブリティッシュエロイカのこの渋すぎる灰緑色…(うっとり)でもきっとあのパターンには地味」などと、毎日脳内パターン候補を行ったり来たり、その中から最終的に編むものを決めるのは、編み物人生における一大事です。そして、あれこれとパターンを探しながら、編んだ作品に合わせたいコーディネイトを妄想するのは、もしかしたら編んでいる間より楽しい時間かもしれません。

「パターンが先ですか?それとも糸?」なんて、愚問でしょうか。たいていの場合、糸を目の前にして、編みたいパターン候補はすぐ念頭に上がるものだし、気に入ったパターンを見つければ、手持ちの糸からあれを使おう(あるいは、新たに購入しよう)、となって、糸とパターンのマッチングはあっという間に完了です。糸が先かパターンが先かはあまり問題じゃないというか、あまり意識・区別もされないかも。

senso

DMC「SENSO」のコットンリネン糸。先週立ち寄った、新宿オカダヤの毛糸売り場の入り口に、特売品として並んでいました。1パック4玉入り、1400円。
名前くらいは知っていましたが、すでに廃盤のようで、検索しても定価はわかりません。
カップケーキのような型に収まった糸玉がお菓子みたいでなんとも可愛く萌えます。
編みやすそうな太さ、私好みの素朴な杢調の色出し、それにまだまだ夏は終わらないから、夏糸もう少し調達しようか、などと考えて、購入。
画像は色が飛んでしまってますが、ごく淡い水色系とオリーヴグリーン系の2色があって、水色を編むことが多い私は敢えてグリーン系を。ただ、こちらの色は1パックしか残っていませんでした。
1玉50gで138m。ちょうどフラックスSの2玉分くらいだから、フラックスSを使ったパターンで何かいいのないかな…からまず始めました。
難しいですねえ…。500m強しかないので、袖は編めてもフレンチスリーヴがせいぜい?できれば着るものを編みたい。キャミソールか、チュニックか、タンクトップ。ベストでもいい。
ラベリーも、手作りタウンも検索したし、手持ちの本も目を通しました。
数日かかっていますが、未だにこれといったものに出会えません。

それで思いついて、そうか、私はこの糸で編みたいものが思い浮かばないんだなと。だから編みたいパターンが見つからない。
編みたいもののヴィジョンというか、なんとなーく、ありませんか?糸を前にして、おぼろげに浮かぶ形って。
使いやすそうな、なんてことない、無難な色味のストレートヤーン。それが逆にネックかも?
「On the beach」でコンティギュアスな袖山を練習しようか、という考えもよぎりましたが、なんとも平凡、平坦な半袖プルが仕上がりそうで、ときめきません。
「Outlined」のようなシンプルだけど凝ったパターンに映えそうですが、全く同じような夏糸で編む気は起きませんし。

やはり、編みたい形(=編みたいパターン)を決めずに糸を買うことは、よろしくありませんね。
しかも廃盤糸を中途半端な量なんて、パターンから探すこともできません。
ざっくり涼しげな、重ね着用にローゲージのチュニックは何となく編みたいけれども、それなら麻100や、麻と化繊混糸が良さげです。
綿が半分も入ると、ちょっと重い。
「SENSO」は編みたい糸には違いありません。きっと、これぞっていうパターンが見つかって、編むタイミングがくるでしょう。
今日は会社帰り本屋さんに立ち寄って、未練がましく夏糸の編み物本をぱらぱらとめくってみたりしましたが、おとなしく、先日届いたMadelintoshのレース糸を、先ほど巻きました。
ちょっと早いですが、8月になりますし、先日たてた計画通り、ウール糸に戻ります。

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シャイニーは目が揃う糸

いま、襟ぐりをちくちく伏せ止めしていたのですが、水通しをしてくったり柔らかになったシャイニーの編み地の、目がすごく揃っていることが気になって気になって、思わずiPhoneを手に取ってしまいました(室内光なので、色の再現は正しくありません)。

shiny3

ローゲージで、かつ弾力のない糸による編み地がこうまで揃っていると壮観です。
自分が編んだ編み地に惚れ惚れしたの、長い編み物人生で、たぶん初めてです。
水通しでここまで大化けする糸だとは。
シャイニー、恐ろしい子…。

斜行が私にとってかなりストレスになるということがわかったので、この糸を喜んで編もうという気にはもうなれませんが、この仕上がりが待っているなら、たくさん残っている糸で何かまた苦労して作るべかと思いました。

以上自己満足、当社比の話です。でも、挑戦してみて良かった。あと5cm伏せ止めしたら、完成です^^

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リネン糸「シャイニー」で「…a hint of summer」を編み始めました

スタジオエフさんの「シャイニー」、発売された新色はどれも素敵でしたが、特に私の心をグワシッと掴んだのは、下の画像の2色でした。
この2色を見た瞬間、まさにぴかーん!と頭の上に電球が点いて、これで「…a hint of summer」を編もう、と思ったのでした。

shiny

赤みのない茶色/黒/オフホワイトのミックス「ピートブラウン」と、淡い水色/所々に薄茶/オフホワイトのミックス「ライトブルー」。
商品ページの画像の色合いは再現度が高くて、届いた現物は思い描いた通り。とくに「ライトブルー」の素敵さといったら、表す言葉もないほど。
透明感があって、どこか和風なんです。日本の、夏の風物詩を思い出すのです。琉球硝子や、金魚鉢、朝顔、夏の空、儚げな色合いの、流水柄の浴衣の生地、など、など。
はい、私だけだと思うんですが。
ともあれ、目指すは愛してやまないブランド「パラスパレス」に売ってそうな、涼しげなざっくりニットです。
目標は高く掲げてね!掲げるのは自由でしょ(笑)
ハードルはものすごく高いんですけどね!
まず、この糸細いです…気分としては…縫い糸を2本束ねて編んでいます

そして、そうです。

斜行

斜行さんがやってきましたよ!ヒア・カムズ・シャコー!!ウェルカム・トゥ・シャコーワールド!

ちょっと壊れたくなるくらい、激しく斜行します。この糸。
何しろ編み物人生初の、リネン100%糸。比較対象が何もありません。
リネン100%って、こんなに斜行するものですか?
細いけどしっかり撚りがある糸を2本取りで編むからでしょうか。

hint1

いまは、なすすべもなく「平行四辺形」を編んでいます。
これ、何もしてませんヨ私!ただ編んでいるだけで勝手に斜めっていきます。おもしろすぎますorz
このパターン、スタート地点がちょっと変わっていて、後ろ身頃の途中から始まります。
まず別鎖で後身頃をおそらくは袖ぐりの丈までトップダウンで編み、そのあと目を休めて今度は別鎖の目を拾い、ボトムアップで肩下がりを編み、そのまま前身頃につなげます。
ややこしい手順を踏む理由は明快です。肩のとじはぎを省略するためです。
そこまでして肩はぎを回避したいのかおのれは。
歪みまくった編み地のブロッキングをするためにも、できればパーツとじはぎのパターンにしたかった。
他に何かいいパターンがないものか、ずいぶん探しました。raverlyだけでなく、手持ちの本を積み上げて。
元々ボーダーじゃないパターンをボーダーにするのは、段数調整などがうまくいくか不安で避けたい。
あってもゲージが合わない、襟ぐりがVネックじゃない、シルエットがゆったりではない…。
結局、最初に閃めいた「…a hint of summer」を超えるものはなかったし、とじはぎなしでこんな遮行する編み地をどうやって整えるのか、前途多難なのは承知のうえで、やはり後悔したくなかったからこのパターンに挑戦することにしました。

hint2

匠4号で編んでいます。
編み目は、まあまあ、見るに耐えるレベルではある…でしょうか。改善の余地はたっぷりあります。
針の号数を下げればもっと揃うかもしれませんが、悲しいことに、これ以上細い輪針を持っていません。
「SWITCH」のUS 2号と3号はありますが、セットされた細コードは60cmまでしかありません。
このプルは、前後身頃ぐるぐる編みなので、80cm以上のコード必須。

hint3

スワッチがこちら。端目が汚い(><)。本番はもうちょっと、丁寧に編んでます。 平行四辺形は、水通しでまっすぐになり、指定ゲージをちょっとはみ出しました。 サイズ「XS」の目数を選んだので、大きくなる分にはかまいません。ゆったり風通し良く着たい。 さらっとした肌触りが気持ち良さそうです。 袖はオプションなのですが、ドロップショルダーの、袖からボーダーの方向が切り替わる見た目がすごく可愛いので、たぶんつけます。 斜行を目の当たりにしてすでに挫けそうですが、なんとか完成まで漕ぎ着けたいと思います。 にほんブログ村 ハンドメイドブログ 編み物へ
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