【経過】Lilou Delicate Fingeringで編む「Robin」その1:センターパネル進行中

昨年出版された「ヘルガ・イサガーの、あみもの」という本から、表紙の「Robin」を編み始めました。
この本は、子供服や小物パターンが半分くらいあり、大人用のニットの数は少なめですが、全部素敵です。
イサガー母娘のパターンは、Raverlyで個別ダウンロードができず、洋書を買うかオンラインでパターンキットを買うしか入手方法がないようです。そういう意味でも、とても貴重な本です。

「Robin」は編む工程が変則的。
前後のセンターパネルを編んでから、肩をつなぎ、そこから目を拾って左右の袖を水平に編みます。
最後に、裾と襟ぐりをぐるりと編んで完成。
センターパネルは裏編み、袖は表編み、裾はガーター編み、と3種類編み分けます。
編む方向も身頃と袖で変わるので、編み地に動きがあり、いろいろな表情を楽しめて、意外と段染め糸向きなパターンなのでは。

robin2

現在、センターパネルがここまできたところ。
色の偏りを防ぐために、2カセ交互編み(2段毎)をしています。
パターンの指示ではこれはフロントパネルで、このあと襟ぐりの減目に入るところです。
でも、私はいったんここで目を休めて、同じものをもう1枚ここまで編むことにしました。
かなり色の濃淡の激しい糸なので、編み地を比較して、フロントパネルにする方を選ぶつもり。

robin1

平置きするとくるんくるんで様子がわかりづらいので、トルソーに貼付けてみました。
かなり無理があり、「ザ・経過画像」て感じですが^^;
画像では伝わりづらいのですが、実物はものすごく綺麗なんです。
あんまり綺麗なので、編む手が止まりません。
また、シンプルだけどとても存在感のあるすべり目を使った模様編みがどんどん増えていくのもちょっと中毒性があるというか…。
いまは裏目側ですが、表目側も綺麗なので、早く袖を編みたーーーい!

心配な点は、サイズが若干小さめなところ。
完成サイズはフロントパネル横幅22.5cmですが、いまのところ21cmしかありません。
ブロッキングで調整可能な範囲と思いますが、実際ゲージはスワッチよりきつめになってしまいました。
(10cm28目だったところが、29.5目くらいになっているorz)
もうねー理由はわかってるんだ、糸量が不安なのです。
そういう不安を抱えているから、手がきつめになるのです…。
足りないのは本当どうにもならないので(追加購入はほぼ見込めません)、すこし小さめになってもいいから今の手加減で続行しようと思います。
もともとゆったりプルなので、着れないという事態にはならないと踏んで。

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2 Comments

  1. おはようございます
    すごく綺麗、って画像からでもわかりますよ。すべり目模様がとても美しいです
    ご存知の通り、段染め糸大好きで、この糸の紹介記事を見ていいな~って
    思ってた私なので、こんなに早く作品化されてワクワク
    経過と完成まで楽しみにしています

    段染め糸でも映えて、おしゃれなパターンは
    実は結構少ないと思います。貴重なパターンですね

    そして糸が無事足りますように
    こういう買い足せない稀少糸はできるまでハラハラドキドキですね

  2. なゆたさんこんばんは**
    ありがとうございます!いま2枚目のセンターパネルを進めているところですが、こちらの方がピンク系が真ん中にきてて可愛いので、こっちをフロントパネルにしようかと思ってます。
    段染め糸、私はどちらかというと苦手意識の方が強くて、糸玉やカセでみるととても素敵なんだけど、編んでみたら、「あれれ??」みたいになっちゃうことの方が多いような気がします。
    パターンも選びますよねーー、いかにも手編みっぽい感じなのもよろしくないですし。
    Lilouは派手な染めむらはあるけど、編んでてしましまが出てきちゃうようなロングピッチではないから良かった!(しましま段染め糸は絶対に使いこなせない私^^;)
    糸量をくうのは、ドルマン袖のほうなので、指定寸まで足らずとも、6分袖くらいまでいければと思ってます。
    裾のガーター編みはデザイン的に段数減らしたくないし、もう最後まで気が抜けないです(><)

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