コントラストカラーを使わず、シークイン「リネンミックス」1色(102番)だけで編む「(not)Outlined」は、前身頃+左右の袖の部分を編み終えて、表側から引き抜きとじをしました。
今は、脇下のドルマン線(かなり控えめ)を減目で作る過程に入っています。
トルソーに着せるとこんな感じ。襟ぐりががばーっと開いてますが、夏ものだから、これくらいの開き具合がちょうどいい感じ。
ここにあとから縁編みをするんですが、きつく編みすぎて襟ぐりが狭くならないよう、手加減を注意するつもり。
トップダウンなので、前身頃は左右別々に編み始め、襟ぐりの底の部分で作り目を足して合体させるんですけど、こういう場合はどんな作り目が向いているのか、経験不足にて悩みます。
付け足す目数が多いので、「巻き増し目」はまずないとして…編み目の中から糸を引き出して、引き出した糸をまた棒針にかけていくやり方(手元の本によると「knitted cast on」)をとりました。
でも、次段を編んだら作り目がかなりゆるんでしまいました。もっとしっかりしてそうな「cable cast on」の方が良かったのかな?
別鎖の作り目のときは、私はかぎ針で直接鎖を編み付けてますが(糸割れが回避できるので)、この方法も、編んでいる途中の作り目に使えるんですよね。
伸びない夏糸なら、こっちが良かったのかな。
パターンの指示は、シンプルに「cast on」でした。
どの方法も、正解なんだろうと思います。使う糸の種類や太さ、自分の手加減や好みやパターンとの相性などなど、模索してベストな方法を見つけるしかないんですねきっと。
ゆるんでしまったとはいえ、縁編みで補強される部分だし、まあ大丈夫だろうと楽観してます^^;
「ドイツ式引き返し編み(German short row)」はこんな感じです。
白枠の部分に引き返しの「double stitch」があるんですが、画像ではほとんどわかりませんが肉眼でもほんとによくわかりません。
「double stitch」のときに糸を引っぱりすぎると、そこだけつれて目立ちそうです。
2つの目が連結してるように見える部分が真上にくるように、あくまで自然に、他の目と同じ手加減で編むのがポイントです。
と、動画で聞いたか、どこかで読んだか、記憶が曖昧なんですが(笑)。
さて、胴体部分を輪にしたので、ここからさきは下にぐるぐると編み進むだけです。
15玉あるうちの、もう少しで5玉を使い切るところです。
でもこの糸玉、25gの糸長にして途中で結び目が現れたりするものだから、油断大敵。
糸始末が好きなニッターはいないと断言できますが、私も糸始末大嫌い…。あ、ボタン付けととじはぎは好きです。
なので、「Hitofude」と違い、4カ所のとじはぎ糸の残りも含め、糸始末に追われる今回は、逆にこまめに処理してます。
糸始末の小人さん、カモーーーン!