【経過】tosh merino lightで「Henslowe」その3:縁編み

どんどん編み進めるレースショール「Henslowe」、壮絶なローマンストライプセクションを無事クリアして、最終セクションである縁編みをしています。

hens6

気づいたら折り返し地点も過ぎて、あともう少しのところまで。
ローマンストライプセクションからそのまま放射状に広げて、最後はピコット伏せ止めなのかと思ってましたが、そうではなく新たに7目を作り目して、その部分を往復編みしながら本体と編み付けていきます。めっちゃ楽しいです。
何しろ本体側が1目1目着実に片付いていくので、「どんどん完成が近づいている」感がいい(笑)
片方は12.5cmの匠超短針を使用。袖編み用に以前購入したものですが、こんな時にも重宝するのですね。

hens8

ブロッキング前でまだボコボコしていますが、精緻なレース模様に縁編みが加わることでさらに繊細さが増して、すでに萌え死にそうな気分です(><) (※「Chance of Showers」とやはり同じ模様なんだそうです…この操作を、細リネンでこなし美しく仕上げたmocomoさんには、ただただ頭が下がります) hens9

まるで完成しました詐欺的な画像ですが(笑)、サイズ感と雰囲気を見るためにトルソーにかけてみました。
「Caliglaphy」の色合いが、アンティークなデザインのレースショールに、とても映えます。
ブロッキングで広がることを思えば、そんな小ぶりにはならなそうです。
着るものと違って、巻きものはサイズをあまり気にしないでいいからだいぶ楽だし、完成も早くていいですね^^

にほんブログ村 ハンドメイドブログ 編み物へ
にほんブログ村

【経過】tosh merino lightで「Henslowe」その2

今日は、最後の夏休み取得で、会社はお休みです^^
家にひきこもってゆっくり編み物する時間が、本当に幸せ…。
外はいい天気。すっかり夏は過ぎ行く感じですね。湿度低めで窓から入る風が心地よいです。

そんなわけで、Beth Klingさんデザインの素敵レースショール「Henslowe」、編み進めています。
残念ながら、頭空っぽにしてざっくざく編めるイージーモードは、終了しました
今は、「yoyoyoyoyoyo」「k2togk2togk2togk2togk2togk2tog」攻撃をひっきりなしに受けるハードモードに突入しております。orz

hens2

端目を掛け目にして本体をガーター編み、最終段は「suspended bind off」という、普通の伏せ止めなのですが編み方に少し工夫をこらして伸縮性を持たせた伏せ止めで処理しています。
そのあと、端目の掛け目をぐるりと拾い、「Roman Stripe」というレースパターンを2回リピートしたところです。

hens3

拡大図。精緻ですが、全体としてはとてもすっきり見える、とても私好みな模様です。
が、のんびりと何目編んだらyo、何目編んだらk2tog、ではなく、親の敵のように「yoyoyoyoyoyo」「k2togk2togk2togk2togk2togk2tog」してるので、息つくひまもありません。当然裏からの作業もあります。
その結果こうして精緻な模様になるのですが…。mocomoさんが先日素敵に編まれていた「Chance of Showers」の模様と、見た目が似てる(というか、ほぼ同じ?)気がします。

hens4

手前が編み地の裏側、奥が表側なんですが、あまり厳密に見た目の差がありません。
実際、私が表だと思っている方が本当に正しく表側なのか、さだかではありません
サンプル画像をガン見すると、なんとなくそんな気がするので、そう思っています(適当だな…。
ローマンストライプ模様は7段で1サイクルなので、つまり奇数回と偶数回で表裏が逆転するのです。
本体はガーター編みで、裏も表もないので、このショールはどっちでもいいんだと思います(適当だ…。
本体の増し目についても、デザイナーさん自身が、「1回や2回、増し目を忘れちゃってもパニックになる必要ないわ!目数が合わなくても全然大丈夫だから。実際のところ、なんでもオッケーよ!」と書き添えています。
おおらかなパターンです

hens5

全体になんか小ぶりだなと感じるのですが、ショールだからまいっか、と今回ゲージを取らずにスタートしてしまいました。(超適当
いちおう本体のゲージをあとで測ってみたところ、指定ゲージ26目56段(※ガーター編みだから縦が倍です)のところを、私のは24目48段でした。
つまり指定よりローゲージなのです(指定糸より、tosh merinoの方が太いのかも)。
ガーター編みと掛け目でできてるショールなので、ブロッキングで結構広がりそうですし、平気だろうと。
小ぶりなショールになったら、それはそれでありでしょうか。
あと2回、ローマンストライプ模様を繰り返したら、最終セクションに編みます。
最後、ピコット伏せ止めがまた出てくるようです。前回の倍の太さの糸だし、もうまかせといて!
引き続き、がんばります^^

ところで、今回途中まで「SWITCH」のUS 4号で編んでいたのですが、この針は滑りがあまり良くないので、掛け目がびっしり針にかかっている状態だと、送り出したくても、微動だにしません。前の目が滑らないと掛け目がその目を乗り越えてストッパーになってしまうのです。
匠5号に変えてみたら、問題は解消しました。
でも、メタル針、欲しくなってしまいました…。匠は針先がまるいので、この先もしショールをまた編むとしたら(編むと思います)メタル輪針あってもいいのかなぁなんて。
「匠」と「SWITCH」とふたつも輪針セットを持っているのに、メタル針セットまで買ってしまったら、持ち過ぎですか?(←単品購入という選択肢が相変わらずない人)
知らんがな、と言わず、背中を押してください(笑)

にほんブログ村 ハンドメイドブログ 編み物へ
にほんブログ村

配色ソーシャルサイト「COLOURlovers」で遊んでみたの巻

編み物をしていると、フェアアイルやロピー、ストライプ、編み込み模様、モチーフなどなど、配色を考える場面がたくさんありますね。
パターン指定色をそのまま使えば簡単ですが、自分で配色を考えるニッターさんの方が多いのでは?と思います。
私もどちらかというと後者です。
ただ、配色って、選択肢がそれこそ無限にありますから、いったん悩みだすともう出口の見つからない迷路を彷徨うことになりがち。
私なんて、ほんの2色の組み合わせですら、決められないことがあります。
先日、とても素敵なパターンと出会ったので、リリースされたその日に購入してしまったのですが、わずか3色の組み合わせが、決められません。
配色ガイド本の類いも、たくさん売られていますが、本を買わなくても、配色を決める手がかりになりそうなサイトを見つけたので、紹介します。

「COLOURlovers」
http://www.colourlovers.com/

ここで何ができるかというと自分の配色パレットを作って、保存ができます。
こんな風に↓

colorlovers4

作ったパレットを登録するためにはIDとパスワードを設定してメンバーになる必要がありますが、閲覧だけなら誰でも可能。
自分で配色が思いつかないから、困ってるんです!という向きにも、他の人が作った配色パレットを閲覧できるから、
気に入ったものをどんどん保存していけます。
他の人が作ったパレットを、「いいね」したり、「お気に入り」にいれたり、コメントをいれたりできます。
いわば配色ソーシャルサイト。すごいなぁ。もうなんでもソーシャルサイトになってしまう世の中だ。
「いいね!がたくさんついている順」とか、「グレーと青と茶が入っている配色」とか、検索条件もつけられます。

colorlovers1

そしてこのサイトの私的にもっとも楽しいところは、パターンも好きなように色を塗って登録できるところ。
他の人が塗り絵したパターンも、どんどんお気に入りにいれてあとで眺めてにまにまできます。
(生地屋さんで、生地を眺めている感覚:笑)

colorlovers2

明らかに、グラフィックデザイナーやWebデザイナー向けのサイトなのですが(サイトポリシーによれば、非商用である限り、自由にマテリアルを利用可能です)、配色に悩むニッターさん(に限らず、ものづくりする人たち全般)にも、十分利用価値があると思います。
配色パレットを作っても、その色が編みたい糸に用意されているかは、定かではありませんが^^;
ただ、似たような色ならきっとあると思います。
とりあえず私みたいに、色で遊んでいるだけで楽しい人にはうってつけ(笑)

早速ですが、編んでみたい大人気パターン、そして誰も名前が覚えられないパターン、

用の配色パレットを作って保存してみました♪
(想定しているのは、ホルストガーン、Jamieson’sあたりの、色揃え豊富な糸たち)

colorlovers3

問題は、編みたい配色って、その時の気分で変わることです。
今日編みたかった配色が、明日編みたいとは限らないのが、気分屋の私。
…結局、配色の悩みは、ものづくりをしている限りずっと続くのですね。
良し悪しで判断できない、完全に好きか嫌いかの世界ですしね。
配色サイトは、検索すれば他にも色々ありますが、こんなサイトが、私の(そして他の誰かの)編み物人生に、少しでも助けになるといいな。

にほんブログ村 ハンドメイドブログ 編み物へ
にほんブログ村

【久々のニット小物プロジェクト】ショール「Henslowe」編んでます

着るものを編むことが好きなせいか、小物類は後回しになりがちです。
2011年の秋に編み物を再開してから3年近く経ちますが、この間編んだニット小物、振り返ってみても、マフラーを1本、帽子を1つ、細長いショールを1枚。以上。
長ーいマフラーぐるぐる巻いたら可愛いかな〜と思って編んでみたものの、結局既成のカシミアのマフラーのほうが軽くて心地よくてかさばらなくて使い勝手がよいので、殆ど出番がないことがわかり、以来マフラーは編まないことにしました。
寒がりなのでニット帽は冬の間ほぼ毎日かぶっているくらい必須アイテムなのですが、ひとつ編んだものを計3冬も、シーズン終わりにクリーニングに出しながら使い倒しています。
去年の冬は、かぶって旅先でバス待ちをしている時に、風が強かったせいかてっぺんのぽんぽんが片方取れました。慌てて拾って、あとで付け直しました。
(もう、新しいの、編めよ…って感じですね^^;)
せっかくだから、紹介します。つたない作りですが、大のお気に入りなのです。

knitcap

パターンはなく、自分で頭のサイズを測って目数を割り出して、デザインというほどのものでもないですが3目のケーブル編みで。
糸はリッチモアの「トルネード」です。1玉使って、1日で編めた記憶。
この色合いが、茶でもグレーでも黒でも紺でもカーキでも、結構どんな色を持ってきても不思議と似合ってしまうんです。
暖かいし当然サイズも自分サイズだから重宝し過ぎて、ニット帽を他に編む気になれないという(笑)
でもさすがに、この冬は何かひとつくらい、編もうかな。

ニット小物をあまり編まない理由をひとつ思いつきました。
すっごい単純な話ですが、私は気になる毛糸があったら、ほぼ必ずといっていいほど、着分買うのです。
お試し買いもしないです。だって、気に入ったときの買い足しが面倒なので(笑)
着るものを編んだ残りの半端玉も、半端すぎて小物には足らない量ばっかりだったりして…。
「トルネード」は珍しく、最初からニット帽を編むつもりで購入した毛糸でした。
素敵な糸なんですがあまりにぶっといので、とても着るものは編めないですし。

ということで本題ですが、かなり久しぶりに、ニット小物を編み始めました。
これまた長らく編んでみたくてたまらなかった、三日月型(でいいのか?)のシンプルだけど可愛いショール「Henslowe」。

ショールも、細長いのを編んでみてわかったことですが、いまいち中途半端なのです。
肩を覆うほどの広さがないし、首にぐるぐる巻いたら、それはマフラーで十分だったりして、なんかうまく使いこなせません。
ravelryでショールパターンをいくつかお気に入りにいれてますけど、ほとんどこの三日月型。
3角ショールが苦手とかじゃなく、単にこの形が好きみたいです。

hens1

糸はMadelinetosh merino light、色は「Caligraphy」です。
なんというか、鉄板の人気パターンを、鉄板の糸、鉄板の色で編んでおります(笑)
「Caligraphy」は着分3カセ持ってたんですけど、編むものが決まってなくて、2カセでも他の色と合わせてボーダーものを編めるしと、1カセこちらに廻すことに。
編んでみると、人気色なのがしみじみわかります。
何ともいい色なのですね。
一言でいえばピンクベージュなんですけど、そんなピンクピンクもしてないし、所々混ざるグレーや、トーンが明るめの、オレンジに近いような部分がいい感じです。
いまは本体の、ガーター編み部分を進めてますが、「Laar」で半ば燃え尽き症候群なので、この頭空っぽにして表編みだけ編めるひとときがリハビリ代わりに良いです(笑)

それにしても、「Laar」完成後に、COしたtosh merino lightが太いの何の。US 4号針も太い。
極細糸修行のあとで、だいぶ指先の感覚が狂ってしまいました。
この糸、「fingering(中細)」扱いですけど、感覚的に「Sport(合太)」でいいんでは、と思う。
ざっくざくと編みやすいです。

にほんブログ村 ハンドメイドブログ 編み物へ
にほんブログ村