「Hitofude Cardigan」が完成したので、さあ、次はなにを編もう!
2週間前は、Madelinetosh Pashminaで「Relax」を編む気満々でした。
でも、先週からの猛暑で、すっかり、萎えてしまいました。
膝の上に乗っかるニットが、すでにじわじわと暑いのです。
今日は、関東地方、梅雨入りです。ということは、もうじき雨雲が晴れたら、その先は酷暑です。
「Relax」は、お盆をすぎてなんとなく空が秋めいてきたら、秋冬もの第1弾として編み始めることにしました。
そこで、ごそごそと毛糸棚の奥から取り出してきたのがシークインのコットンリネン糸「リネンミックス」。
1袋5玉入りで、3袋あります。計15玉、長さにして900m強。
購入したのは3年近く前ですが、そのときは5玉で800円以下だった記憶^^;
ありがたみのない、25g玉ですけど。
mocomoさんが、このところ同じシークインの、別のコットンリネン糸を使って素敵作品を続々と編んでいるのに触発されて、私もほとんど編んだことがない夏糸に挑戦してみる気になりました。
夏糸ももちろん好きなのですけど、冬糸が心地良すぎて、夏糸の存在が思い切りかすんでしまうのです。
とりあえず、編んでみるべし!
6号針でささっとスワッチ制作。私の考える「並太」よりかなり細く、へたすると「Hitofude」に使用した「Madelinetosh Dandelion(ウエイトは中細)」より細いんじゃないかの?と思うんですが、ラベルには適合針「5〜6号」とあります。そうですね、夏糸って、ぎしぎしハイゲージで編むものじゃない。
伸縮性はゼロ、ふんわりもちもちした冬糸にくらべ、なんて無愛想な手触りでしょう。
水通しもスチームもしてない、編みっぱなしの状態がこれです。
編み目は惨憺たるものになるかと覚悟していたのですが、予想を裏切って、私的には十分合格点をあげたくなるくらいには、揃いました。
ところで、久しぶりの6号針、太いよっ!(笑)
編み地の風合いですが、つやはほとんどありません。かわいげもなく、素朴、無造作そのものです。
これがものすごく気に入りました。
夏糸ならまた何かレーシーなカーディガンでも、と考えていましたが、この編み地は、甘い要素を含むニットが一切似合わない感じ。
もう本当に素っ気ない、ユニセックスな、シンプルニットがいちばん生きる気がします。
カーディガンってそれだけでもうフェミニン&ガーリーなのです。なので、かぶりものに変更。
ちょうど先日、「ナノユニバース」で夏にいいなぁとごついメッシュベルトを購入したところです。これ、メンズベルトなのですが、一目惚れしてしまい、店員さんに聞いたら、「女性でも大丈夫ですよ」といわれたので安心して購入。
こんなベルトに合わせて無造作に着るニットいいなぁ!
こんなちっさい編み地乗っけるだけで全体像を妄想できる私、簡単にできてます(笑)
ていうかコーディネートもなにもないですね。あとはジーパンと、素足にビルケンでも引っ掛けて。
肝心のパターンですが、いまのところイザベルさんの「OTB」なんかよいなぁと思ってます。
「Contiguous Sleeve」を編んでみたいのです。
イザベルさんご自身の着画のイメージがまさに、ジーパンにごついベルトに、無造作に着るニットそのものなのです。
ゲージが全然合わないので、編むならMサイズの目数でS狙いでしょうか。
「Calpino」も気になります。
前身頃の細かいメッシュ模様がなんとも好みです。
切ない25g玉なので、つなぎ目の問題があって掛け目模様は避けたいところですが、これなら後身頃で全部つなげばなんとかなりそう。
ネック周りもうちょっとあきが欲しいです。トップダウンだから、調整はできそうですが。
明日、注文した風工房さんの夏ものニットの本が届きます。
それをみながらまた、あれこれ妄想、じゃない、検討します。
楽しいなあ、こういう時間^^