【経過】ソフトドネガルで編む「Mailin」その2:袖分け完了

Isabel Kramerさんの大人気パターン「Mailin」の経過レポです。
順調に袖分けを済ませて、いまは前後身頃を輪に編んでいます。

maillin3

柔らかな色合いがとっても気に入っています。
ツィードのかなりがっしりした冬糸なのですが、色合いだけでみたらもう完全に春です(笑)
この淡い水色は春の小川のせせらぎに、この緑はそこかしこから萌え出る若芽、ピンク色のチョウチョ(←いねえよ)が飛んで、この白い部分はタンポポの綿毛…(←放置推奨

ゲージオフなので、目数を減らしてCOしたことは前回更新で書きましたが、段数も、XSのパターン通りだとどうも足りない感じで、袖ぐりに少しゆとりをもたせるために、増やしました。
ラグラン線の後半は段数と増し目をトルソーに合わせながら自分好みに調整してしまったので、形が少し指定と違ってきていると思いますが、脇の部分だから見た目に影響はなさそうです。
袖を分けたあと、試着して大丈夫なことを確認。安心して身頃にとりかかりました。
トップダウンはこういうところが融通がきいて助かります。

このあとはひたすら指定丈まで編み進めるのみです。
身幅はいま44cmくらいです。
私の場合、身幅45cmが最も快適に着れるサイズなので、水通しですこし身幅を出そうと思います。
「身幅45cm」は、着るものばっかり編んできた中で確定したゴールデンルールなのです(笑)
身幅をたっぷりとるデザインでない限り、常に「身幅45cm」を目指せば間違いないので、簡単です。

余談ですが、海外パターンのサイズって、身幅45cmがないんですよね。
少なくとも今まで編んだパターンにはありません。たまたまかしら。
いつもたいていXSが43cm、Sが46〜47cmって感じ。なぜそこの真ん中がないの!
ささいなことですが不思議。

swatch

「ソフトドネガル」はBT「シェルター」と見た目が似ている件ですが、スワッチを比べてみました。
ほんとそっくりで、同じ糸の色違いに見えます。
ただ、こうしてスワッチを改めて触ってみると、「シェルター」のほうが断然柔らかいです。
糸の密度が、「シェルター」のほうがすかすかというか、ふわふわしてます。
見た目だけで判断して十分代用糸になるかと思いきや、完成作品の雰囲気は結構変わるのでは?と予想。

swatch2

糸の太さもほぼ同じくらいに見えますが、一番太いところを取り上げると「ソフトドネガル」のほうがやはり太いです。
前回更新で、「ソフトドネガル」が「シェルター」より編みやすい、と書いたことは、撤回です。orz
どっちも編みづらいです^^;
水通しでしっかりめに洗ったら獣脂が落ちて化ける糸じゃないかと期待しつつ、固めでボソボソした糸を、力技でゴリゴリ編んでます。

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5 Comments

  1. こんばんは!

    ソフトドネガルvs.SHELTER比較レポありがとうございます♪
    大変参考になります(*^^*)
    なるほど、固い、ということは、バリバリの模様編みだと鎧になる可能性…もある??
    編んでみないと分からないこと、たくさんありますね。

    それにしても、春の小川色、綺麗です(*´ω`*)

  2. Anemoneさん、こんにちは。
    えぇーーーー、ソフトドネガルって編みにくいんですか??
    なんだか、すごく編みやすそうに見える(???でしょ)
    水通しすれば柔らかくなるような毛糸なのかなぁ・・・・
    KnitPicksさんのアンデスツィードは編みやすかったですよ。
    今度機会があったらぜひぜひ(笑)←いや、回しもんじゃないですがね。

  3. satokichiさん、こんばんは**
    比較レポというほどたいしたものじゃないんですけど、何かしらご参考になりましたら良かったです^^
    ただのメリヤス編みメインの「Mailin」ですでにごわごわしてますので、これがあのびっしり精密な総模様編みの「Ondawa」となると…私なら避けておきます^^;
    結局のところ、代用糸を探すたびに思うんですけど、「シェルター」って似た糸がないですね。
    「シェルター」のようなふかふかっとしたツィードな風合いが欲しかったら「シェルター」で編むしかない感じ。
    見た目より、あの軽さが肝なのですよねぇ。

    色はふんわり柔らかですが、編み地の質感はかなり男前です(笑)
    落ち感とかのぞむべくもない糸です。
    水通しでもうちょっと柔らかくなりますように。

    Meekさん、こんばんは**
    見た目は柔らかそうに見えるでしょう??
    触った感じもふわっとしてはいるんですけど、かなり骨太な糸ですこれ。
    編むときにきしきしして、力が要ります。
    これでゴリゴリアラン模様のセーターとか、相当な重労働だと思われます^^;
    「シェルター」はドネガルツィードの雰囲気だけ踏襲して、使い勝手よく仕上げた糸って感じよ。
    KnitPicsのツィード糸は、なゆたさんがアップされてた糸かしら??
    あの糸、本当編みやすそうですね!
    「ソフトドネガル」はだいぶ野生児です(笑)

  4. おぉ、もう袖分け終わってボディぐるぐるに入ってる
    はや~い。さすがanemoneさんの集中力!
    私は、ボディのリブの前で、袖が編みたくなって
    袖1本目を編んでる最中ですが、これが進みません(汗)

    私の使ってるNBKもすっごい固いしっかりした糸で
    satokichiさんのお言葉を借りるなら「鎧」仕様です
    立てたらボディが立つんじゃないか、ってくらい(さすが冗談ですが)
    長時間編んでると手が痛くなってきます
    Knit Picksアンデスツイードはほんとに、編みやすいです
    シェルターとは、また質感が違いますが
    ぜひ機会があったら見てください

  5. なゆたさん、こんばんは**
    まあ、糸も太いですしね^^;
    目標は今週末までに身頃編み完了です!腱鞘炎になりそうですが…。
    身頃の途中で後身頃、前身頃とも2目ずつ増し目するでしょ?
    これって一体何の意味があるのかしらw

    袖がもう、いまからまじで気が重いです…私も袖に入ったらすごいスピードダウンしちゃいそう。
    マジックループでやるつもりですけど、この糸本当編みづらいので。orz

    NBKって、するするつややかな、典型的な手染め糸って見た目の印象がありますけど、がさっとした糸も用意されてるのですね。
    がさっとした糸って、質感はとても好きですけど、ロピーにしてもドネガルツィードにしても、編むのは修行ですねぇ^^;

    Meekさんの更新で、「KnitPicks」の公式サイトがセール中としり、アクセスしてみました。
    全色セールではないのですね。
    でもこの糸、入手しやすいお値段ですし、ぜひ試してみたいです。
    海外のツィード糸だと、「Jo Sharp」も興味ありありです。

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