【経過】ravelryから「mon petit gilet rayé」その4:袖が1本生えました

残業の日々ですが、毎晩地道に編み進んで、袖が1本できました。あとは袖口のリブを3cmくらい編めば完成です。初のトップダウンウェア、とじはぎもないしサイズを確かめながら編めるし、いいことづくめ、のはずですが、私にとっては「袖の輪編み」というやっかいなプロセスがあるせいで、パーツ毎に編むボトムアップの方がずっと楽なのです。以前購入記で「絶望的」だと書いた超短輪針。使ってみた結果ははたして。

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慣れました。ニンゲンは、「慣れる生き物」だということを改めて思い知りました。どうしても使いこなしたい一心で、最初は手が痛くなったけど、試行錯誤してコツをつかみ、普通に編めるようになりました。コツっていうほどのものではないかもですが、以下の2点がポイントでした。

  • コードも針の一部だと考える。人差し指と親指で、針をしっかり掴み、中指はそれに添えて、薬指と小指はコードの方をしっかり握る。
  • できるだけ、編んでいる部分を水平に保つ。

指さばきはやはり不自由だから、メリヤス編み以外の操作は私には無理そうですけど、少なくともシンプルな袖編みであれば編めるようになったわけです。すっごく嬉しいです!だってここをクリアできなかったら、トップダウンウエア全般がNGになりかねません。4本針で編むことももちろん可能ですけど、糸が限られます。弾力がある合太以上の太さの糸なら、針と針の間の目が緩んでもあまり目立たないか、緩まないように、なんとか編めます(経験則)。今回の指定糸はどちらも伸縮性皆無の中細(もしくは平均して中細)。しかもローゲージだから4本針ではどう考えてもくっきり縦線コース決定。どうしたって輪針を使わざるを得なかったです。結構必死でした^^;

パツパツを回避するために、袖の減目はかなり減らしました。10段毎に2目ずつ、を16段毎に変更。ボーダー模様をストップする長さも試着して決めました(CCが30回、とパターンでは指定がありましたが、私はちょっと太めの針で編んでいるので、結果的に28回)。

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袖の後半は無地編みになるのですが、「DROPS Alpaca」の編み地、可愛い(><)。もけもけしてて、ふわふわしてて、でも糸自体にしっかり芯があるのでUS 5号針でもあまりスカスカ感は感じません。これは、何か、このアルパカ糸だけを使ってウエアを編みたいと思ってしまいます。トップダウンのプルオーバーなら基本表編みだけだから、細い糸でもそこまで苦労しないかも?良さげなパターン、探してみよう。 noro

おまけですが野呂さんのソックヤーン、残りがすくなくなって巻きが緩んできたら、糸が引っかかる引っかかる、糸が出ないなーと思って引っ張ると、「ゴボッ」と塊で出てきやがります!その都度絡まりをほどくのがうざいのなんの。思いあまって、玉巻き器で巻いてしまいました。そしたら、ちっこい糸玉に変身して、なんとも可愛いお姿に(笑)。ハマナカのフラックスシリーズよりちょっと大きいくらい?これでもう片袖、十分足りそうです。引き続き、輪針修行いってまいります。

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2 Comments

  1. 初めまして。
    棒針編みを楽しんでいますギャラリーグリーンと申します。
    私もこのパターンチェックしてましてFeatherweight cardiganと悩んだ挙句
    feather~を編みました。
    しかも野呂ソックヤーンを1玉持っていて無類のボーダー好き。
    anemoneさんのカーディガン真似っこさせてもらおうかなぁ・・・と経過を楽しみにしております。
    今からの季節肌寒い日に薄手のカーディガン重宝しますよね。
    色合いもすっごく素敵です。
    完成を楽しみにまたお邪魔させていただきます。

  2. ギャラリーグリーンさま、はじめまして**
    コメントありがとうございます^^
    わあ、もうそれはぜひぜひ、おそろいでいきましょう!
    野呂さんのソックヤーンのためにあるパターンだといって過言はありません。
    本当に、ソックヤーンの魅力を引き出してくれる気がします。
    今からの季節、薄手のカーディガンほしいですよね!
    Featherweight cardigan、たくさんのニッターのみなさまが編まれているので、なんだか自分でももう編んだような錯覚が(笑)
    たしかに、同じように重宝しそうです。
    またぜひ遊びにきてくださいね。

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