【経過】Plucky Primo Fingeringで編む「Dessine-Moi Un Mouton」その1:試し描き

春物第1弾、「羊ジャンパー」こと、「Dessine-Moi Un Mouton(コピペ)」を編み始めました^^
Ravelryでは知らない人はいなそうな大人気デザイナー、Rililieさんによるストライプがとても可愛いパターン。

Meekさんなゆたさんm-e meowmyさんとKALです♪
余談ですが、昨春からこのセーターを編み始めている(笑)Meekさんがブログで「デザイナーさんがこのセーターを“ジャンパー”って呼んでるのが可愛い」と最初の頃に書いてらしたの読み、大いに共感した記憶があります。
だって、「ジャンパー」って、日本人なら「ジャンパー」っていって思い浮かぶものは…ジッパーで前を開け閉めする、小学生男児が着てるあれですよね。
でも、セーターのことを「ジャンパー」って呼ぶの、Raverlyを見てると珍しくありません。
日本でいう「ジャンパー」は、日本独自のカタカナ英語なのですね(笑)

前置きが長くなりましたが、先日の記事でみなさまに好みの配色はどれか訊ねてみました。
何人もの方が、好みをお寄せくださって、ありがとうございました。
結果としては、濃淡を揃えるのではなく、ランダムに配置する方に支持が集まりました。
というわけで、一番人気が高かった「右上」でスワッチを編んでみたのがこちらです。

mouton1

わふ〜っ!モアレがっモアレがっ目がチカチカしますっ!!(私だけ??)
この模様、あまりに規則的過ぎてしばらく見てるとモアレが発生します。面白過ぎるorz

地糸はMadelinetosh Sock「Mica」、配色糸は全てPlucky Primo Fingeringです。
「Broken Seed Stitch」という変形かのこ編みでストライプを編んでいくため、地糸と配色糸が混ざり合い、境界線がぼやけて、それがとても効果的なデザインです(モアレるけど)。
でも、このスワッチ、何かが違うのです…。私の思い描く羊の絵と、どこかずれてる。
画像だと光の角度で地糸が浮き出て、ストライプが実際より見づらくなっていますが、実物もやはり思ったほどストライプが目立たないというか、埋もれてしまってます。
原因は、地糸が配色糸より微妙に太いのと、色が思ったより淡くなかったという2点。
「Mica」はとても控えめな水色なんですけど、地色にしてしまうには中途半端に主張しすぎているというか、配色糸が全部おとなしい分、バランスがいまいち。
編んでみないとわからないものですね。
最終的にはスワッチを編んで決めようと思ってはいましたが、本当にその通りでした。
ここで大幅に計画を変更、Primo Fingeringの「Oat Meal」を地糸にすることにしました。
理由は単純で、スワッチを編んでみたら「Oat Meal」という色が大変に美しく、心奪われましたので。

ゲージ(模様編み:ブロッキング後で22目37段)は指定号数US 4号(3.5mm)使用で完全一致。
水通しをして乾かしたのち測ってみたら、一発でぴったり合ってビックリ(笑)
ただし、地糸をPrimo Fingeringに変更したので、すこしゲージはきつくになりそうです。
Sサイズ(胸囲93cm)を選び、多少小さめに編み上がるのを狙います。
いざ、キャストオン!

mouton2

久しぶりのPlucky!
この儚くかそけき繊細な色の揺らぎ。嗚呼、これぞPluckyの糸です。
久しぶりの手染め糸。久しぶりのFingeringウエイト。
昨夏の終わりに「Henslowe」を編んで以来、この冬はずっと極太〜並太の機械染め糸を編んでたのでとても新鮮。
編んでて心底幸せになります。
「Oat Meal」はとても澄んだベージュで、ベージュなのに「澄んでる」という形容もおかしいかもしれませんが、透明感たっぷりなのです。なんだかファンデーションの宣伝文句みたいね?(透明感のある陶器肌に…みたいな)
正直なところ、この1色だけで、このセーター1枚編めます。
それでは羊の絵もどこへやら、何がしたかったんか状態になるのでやめますが(笑)
ストライプの展開は、気分の赴くまま配置していくことにします。
もう、サプライズで!
(って、全然サプライズパレットじゃない、全色ベーシックカラーなのですが^^;)

細糸なので進捗ものんびりになりますが、楽しんで編み進めます。

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5 Comments

  1. うぉー、始まりましたね、ジャンパー!!!
    ヨーロッパでは、プルオーバーの事をジャンパーと呼ぶのでしょうかね??
    すごいなぁ・・・ちゃんとスワッチまで編んで、目をチカチカさせながら・・・・・考えて(笑)
    プラッキーのこの色、ベースカラーとして最高のチョイスだと思いますよ。
    えぇ、このまま一色で行かれたら??(ちゃうちゃう)
    配色にルールはありませんからね、思うままに楽しく並べてくださいね。

    ・・・・さて私もそろそろ、編みかけジャンパーをクローゼットから取り出してきます(笑)

  2. こんばんは♪

    いよいよCOされたのですね!
    ここからどんなボーダーになるのか、まるでMKALのようで、
    とても楽しみです☆
    指定糸とは全く違う趣の糸なだけに、編み地の印象もまた変わって面白いですね(^-^)

  3. はじめまして。
    Rililieさんのデザインはどれも素敵ですよね。
    イギリスでは、日本でいうセーターのことをジャンパーと言います。
    このデザイナーさんはイギリス英語を使われるので
    ジャンパーになっているのだと思います。

  4. お待ちしておりました。めぇ~っ、なジャンパー登場ですね!
    私とMCを同じくブルー系にされると思ってましたのが
    Plucky OatMealで行かれるのですね。美しい編地にうっとりです

    配色はとても楽しいですが、Holst Garnは目がそろわなくて、やや苦戦中
    anemoneさんの色選びアンケートは迷ってしまって答えられなかったのですが
    どんな配色になるのでしょう
    すごくすごく楽しみです

  5. Meekさん、こんばんは**
    はじまりましたよ、ジャンパー!!(笑)
    Meekさんが、「読めないからもう“ジャンパー”でいいじゃん」て書いてたのが可笑しくて。
    みんなが好き勝手に呼んでるのが楽しいですw
    でもつっこみたい!「メェ〜!なジャンパー」って、山羊じゃない…?
    羊はバアァって鳴くような記憶が(笑)

    この「Oatmeal」で正解でしたよね??うん、たぶんこれで良かったと思うの♪
    ベースカラーが一番たくさん編むわけですから、一番好きな色で^^
    配色はとりあえず1色終えてみました。次はこの色だなって、なんとなく決まるものね。
    楽しくて手が止まりません。
    Meekさんはまずまいりんちゃんの袖をやっつけましょう^^;

    satokichiさん、こんばんは**
    そうなの、今回私はまず糸ありきだったから指定糸の風合いとか殆ど気にせずCOしちゃったのですが、かなり雰囲気変わってしまいそうですね。
    ホルストガーンちゃんは、ナチュラルで素朴な糸ですよね?(私も欲しい!)
    プラッキー嬢はエレガントで上品な糸なのです…。
    完成したらどんな風になるやら、編んでる私が一番ドキドキです。
    MKALですほんとに!

    ロビンさん、はじめまして**
    遊びにきてくださって、ありがとうございます^^
    なるほどイギリス英語なのですね。
    「セーター」はアメリカ英語ということでしょうか。
    ということは、リリリーさんはヨーロピアンですから、やはりここは「ジャンパー」であって、「セーター」とは言わないですね。
    興味深い知識をありがとうございます!

    なゆたさん、こんばんは**
    いやだから、めぇ〜!って、山羊じゃないの…?(笑)
    あれ?でも山羊も山羊だから羊の仲間ですか。
    m-e meowmyさんのブログで呼び名のまとめがされてますけど可笑しかったです。
    Plucky、細糸は初ですけど、やはりこの手の強撚糸は編み目が揃いますね。
    例の、「レレレレレレ」でびっしり揃ってます^^;
    Holst Garnは伸縮性があまりなさそう&Pluckyよりさらに細そうですから、私も相当苦労して編みそう。
    編んだことある糸の中では、「Drops Alpaca」がまったく目が揃わない糸でしたが、あんな感じかな?と想像。
    でも身頃に入れば表編み一本道ですから、大丈夫ですよきっと!
    配色は1色終えたところです。考えてみたらストライプも久しぶり。
    楽しくて手が止まらないです。ほっそーい糸なのに!
    なゆたさんの進捗もとっても楽しみです^^

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