madelinetosh laceで編むもの

madelinetoshの公式Flickerで、今シーズンの新色紹介画像が拝めるのですが、そこで目にした「Aura」という色に魅入られてしまいました。文字通り、魂が吸い込まれました。すう〜っと。

ベースをどれにしようか悩み、なかなか購入に踏み切れなかったのですが、やはり、こんなに繊細な色合いは、細い糸が向いてそうなので(この色でアランニットとかは…ちょっと違うのかなと^^;)細糸にあまり抵抗がなくなっている今、思い切って一番細い「Lace」をポチッといってしまいました。
今回も、注文したのは「WEBS」さん。
てっきり、セール期間だけだろうと思っていたら、ディスカウント表示がある糸なら、120ドル以上購入すると常に25%OFFやってるみたいです。

※はい、ついでに購入した糸があります。なぜか、ついでに購入した糸のほうがずっと量が多い不思議(←ニッターあるあるランキング上位の現象)

tosh_lace

Flicker画像ではわずかに碧色がかってましたが、届いた色は黄味のないスティールブルー〜ブルーグレーの濃淡でした。息が止まりそうな美しさです(←本当に大好きな色なので、大げさな表現になりがち)。もう少しチャコールグレーに転べば、これまた私の好きな「Rainwater」という色に似てる印象。
お店の表記は「120g/950yds」。tosh merino lightが「100g/420yds」とありますから、概ね半分の細さなんですね。

tosh_lace2

使用針を迷って、2種類で編んでみたスワッチがこちら。下半分がUS 4号(3.5mm)、上半分がJP 4号(3.3mm)です。その差0.2mmという微差なのに、編み目が変わります!ゲージは殆ど変化ないのですが、上半分の方が目が揃っているので、JP 4号を採用することに。
編みたいと思っていたのは、Gudrun Johnstonさんのレーシーカーディガン「Laar」です。

素敵すぎる(><) tosh_lace3

透け感はこんな感じです。糸の細さを考えたら、4号針ではローゲージです。もう、すっけすけと言えましょう。
というか、前回同じ4号針を使い「…a hint of summer」を極細糸「シャイニー」2本取りで編みましたが、ゲージが殆ど同じ。
とても丁寧に、丹念に編んでいかないと、ごまかしが一切効かない感じ。

そこで悩んでしまったのです…。糸の細さ、編み地の繊細さに怯みました。
この糸で編んだら、もちろん普段着にするつもりはないけど、「もったいなくて着れない」なんて言ってクローゼットにしまいこみそうです。
普段の行動は粗忽でそそっかしい私。ちょっとでも引っ掛けたら一瞬でお陀仏になりそうなデリケートな編み地です。
弾力のあるtoshの糸はあまり気を遣わなくともそれなりに目は揃うし、上手に編めたら、極上のカーディガンに仕上がりそうですが、ここはもう少し自分の技量やら、性格を念頭に置いて、糸をもう1段階太く、「中細」クラスに上げたほうが現実的なのかも、という気がしてきてしまいました。

やはりショールを編むべきか、もう少し検討します。

話は公式Flickerに戻りますが、Madelinetoshは元々、Flickerにアップされた手染め糸の画像が評判になり、ビジネスとして拡大していった、という話。
ケイトノモリさんのこちらのページを読むと、書かれています。
染色に才能のある、1主婦の方の、キッチンから始まったのかと思うと、ちょっと感慨すら覚えたり。
これとか、まだ、手作り感満載。「2007年1月撮影」とありますから、初期のころのtoshですね。貴重!

にほんブログ村 ハンドメイドブログ 編み物へ
にほんブログ村

4 Comments

  1. 素晴らしい色!!!この色は私も大好きです!
    これでふわーっとしたはおりものが編めたら幸せだろうなーと妄想しています。
    でもさすがにLaceはほっそいですねー・・・
    そうそう、極上の糸で編んだものって「ひっかけちゃったらどうしよう」って心配になりますよね。
    こういうの着てる時に限って、コーヒーをこぼしたり、電車で後ろの人の金具にひっかけたり。
    でもやっぱりこの風合いのニットはステキです。

  2. こんにちは!素敵なカラーですね~。
    ショールでもカーディガンでも、うっとりするような作品に仕上がりそう。
    ついでのお買い物も気になります(笑)。
    「Laar」は私もずっと編みたいリストに入れていて、糸も用意してあるのです。そして糸の細さにやっぱり怯んで、なかなか手をつけられないでいます。

  3. anemoneさん、こんばんは。
    わぁーこれまた素晴らしい色合いの糸ですね!
    引っ掛ける心配、よく分かります。私も動きが雑すぎてよく怒られるんです(^^;
    スワッチだけ見ると、夏糸のスカスカ編み地と変わらないように見えますが、
    やはり糸の繊細さが全然違うのでしょうね…ああ触ってみたい(*´Д`)

    またしても遅くなりましたが、「…a hint of summer」完成おめでとうございます!
    本っ当ぉぉぉに素敵。しばし目を奪われました。
    ショートパンツとのコーデも海にピッタリですね。
    私も、こんなドロップショルダーのニット編んでみようと思います♪

  4. みなさまコメントありがとうございます^^
    色を気にいっていただけて、なんだかとても嬉しいです!
    こうしてコメントいただけると、やはりカーディガン、挑戦してみようかな??と思ってしまう単細胞。

    cantataさん、こんばんは**
    はい、日々の運用には支障が出そうですが肌触り、見た目ともに本当に幸せなカーディガンが編めると思います。
    この細い糸で着るものを編む…それだけの技量が備わっているかというと…自信なくて(><) 私、昔一度あるんですよ、まさにその、電車の中で他の人の金具に引っかかって、お気に入りのセーターをダメにしてしまったこと。 結構混んでた電車から高校男児が降りる際、奴がもっていた補助かばんのファスナーに私のローゲージニットの袖が引っかかり、ぴーーーーーーーっと、糸が伸びて伸びて伸びて、「ちょっとおおおお!」って、私も一緒に降りざるを得なかったわ!(あっちは全然気がついてないの!) すごく気に入ってたけどもう、袖口つれにつれて修復不可能でした。というか一部ちぎれてしまった…。 あの糸の3分の1くらいの細さです、このレース糸。 ひろねこさん、こんばんは** スワッチの段階ですでにひとり、陶然としております(笑) ついでのお買い物は、どこがついでなんだねって感じで何カセもありますが、また後日紹介しようと思います。 the fibre companyというメーカーの糸です。こちらも、繊細な色合いが素敵です^^ 「Laar」がひろねこさんのお気に入りリストにも入っているなんて、嬉しい偶然です。 糸も用意されてるなんて。 ハイウエストに軽くギャザーが寄って、身頃にはレースパネルなんて、私の「好き」を凝縮したようなカーディガンです。 いまのところ、無謀にも挑戦してみようかという気になってしまっています…。 ひろねこさんなら私よりずっと上手に編めるはず。ぜひ編んでいただきたいです! mocomoさん、こんばんは** 私も、夫に、日々何かにつけて「雑な人」と揶揄されてますヨ! 雑さにかけては、アナタにはかなわんわ!と憤慨しきりですが。 意外と、手にもったかばんの、バックルやファスナーも危険なんですよね。そこだけすれて毛羽立ってたり。 でも、編みたいショールはあれど、こんな細い糸で編むパターンではないし…。 やはり初心貫徹でしょうか?(笑) シャイニーのリネンの編み地は、柔らかいけど、なんか、丈夫そうです。 リネンはなんだかんだいって、毎日でも洗濯してがしがし着る素材だと思います^^ 着画みていただいてありがとう〜!(ああお恥ずかし ブロッキングしたら無事着れるものに変身しました^^ mocomoさんのリネンカーデも、経過と完成を楽しみにしてますね♪

ひろねこ へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です