【完成・着画】「French Cancan」日本語版、テストニット終了!

Atelier Knitsさんより近日リリースされる三日月型のショール「French Cancan」日本語版。
英語版は大変人気のあるパターンですし、編んでみたい日本人ニッターさんも多くいらっしゃるのではと思います。
今回私はそのテストニットをさせていただきました。

英語版のパターンはこちら。
French Cancan designed by Mademoiselle C

ショールといえば細く繊細な糸で編むレーシーなものを普通は思い浮かべると思いますが、Raverlyには今回の「French Cancan」のように、セーターに使う太さの糸で編むショールパターンがいくつもあります。
(「French Cancan」もそうだったとは、私も今回のお話をいただくまで気づいていなかったです^^;)
そんな太い糸で編むショールなんて、重くない?ドレープは綺麗に出るの?もっさくならない?という先入観を持っていたのですが、糸とデザインでそのあたりはどうとでもカバーできるものなのですね。
太い糸で編むと、アクセサリーではなく本格的な防寒着として使えるし、何よりあっという間に編み上がります。
今回、私はもっさり感を回避したく、太糸でもエレガントなショールを目指したく、素朴な質感の糸ではなく、艶があり色合いの洗練されたMadelinetosh DKを選びました。

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ショールはエレガントを目指しましたが、上半身はカジュアルなカットソーですみません^^;
お気に入りの、ネストローブのリネンスカートと合わせてみました。
(四角アランにも合わせましたがリネンだけど冬物なんですこのスカート)
しかし、「Opaline」の色、やっぱり正確に写せません。
紫がかっているのですが、実物はここまで赤みはないです。
ちなみにちらっと覗くネックレスはハンドメイド第3弾です。
ポテト型淡水パールとシルクコードで作りました。

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ブロッキング後のサイズは、大体ですが、横170cm、縦37cmになりました。
パターン指定サイズは140cm×30cmなので、元々小さめショール(ショーレット)なのですね。
私は本体のガーター編み部分をローゲージ気味に(針を指定より1号アップ)編んで、ブロッキングで出来る限り広げました。ショールを編むのは「Henslowe」に続いて2枚目なのですが、サイズ感が全くわかっていなかった「Henslowe」の時の反省点をふまえて、最低でも横幅150cm以上は確保しようと思っていたのです。
Tosh DKは伸びの良い糸ですから、並太でもショールを編むのに向いてると思います。

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ドレープも綺麗に出ましたし、仕上がりには満足しています^^
日本語版パターンについてですが、私が編んだ限りエラーはありませんでした。
書いてある通りに編んで、完成したのが上記のショールです。
とても丁寧に説明されていて、写真による解説もあり、ポイントやTipsも充実したパターンです。
ケーブルレース模様は、文章とチャート両方が掲載されていて、迷うことなく編めると思います。
(模様自体とても簡単なので、縁編み前半ですっかり覚えてしまうと思います)

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おまけ(笑)
冬の通勤コートにさっと羽織ってみました。色が〜!!!ピンクに見えます^^;
ピンクじゃないんですけど、まあピンクっぽいグレーだと思ってください。
ピンクとモスグリーンといえばもう何十回も言ってるような気がする私の一番好きな配色。
玉虫色だから、どんな色にも見えるということで…。
今年の冬は毎日のようにこの組み合わせで、通勤していることでしょう。
マーガレット・ハウエルの、もうずいぶん着てる古風なコートだけど、こういうのが一番好きなんです^^

使用糸:Madelinetosh Tosh DK
色:Opaline(玉虫色、彩度低めのいろんな色が混ざるグレー基調)
使用量:2カセ弱(糸の残量、1m30cm。超ギリギリ編み切った!)
使用針:JP 9号(本体)8号(縁まわり)
Raverlyプロジェクトページ

並太2カセであっという間に編める可愛いショールです。
日本語版が発売されたら、文章パターンに不慣れな方でも大丈夫ですので、ぜひ挑戦してみてください。

n’amiさん、このたびの機会をありがとうございました。
また何か、ご縁がありますことを楽しみにしています。

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【着画】Lilou Delicate Fingeringで編む「Robin」

「Robin」、水通しが完了しましたので、着画を撮りました♪
去年出版された、「ヘルガ・イサガーの、あみもの」の表紙になっているドルマン袖プルです。

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指定糸は「Isagar Spinni」(100g610m)を1本取りですが、私はそれよりもう少し太い「Lilou Delicate Fingering」(100g400m)を使用しました。
ゲージはほぼ同じだったので、目数調整もとくにせず、段数だけ指定サイズになるように編みましたが、概ねパターン通りに編んでいます。
水通し前は指定サイズより小さかったのですが、ブロッキングで身幅と着丈はぴったりに仕上げています。

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ボートネックの開き具合も上品だし(前回のめぇめぇジャンパーは豪快に開いてしまいましたが、あれはあれで気に入ってる笑)、ドルマン袖のボリューム感もちょうど良いです。
ねじり滑り目の連なるシンプルな模様は存在感たっぷりだし、タバード切り替えもポイントになっていて本当に可愛いし…なんか完璧なデザインだなって思う。

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後ろ側。
編み地が柔らかいので、ドルマン部分ももたつかず、着ていて違和感がまったくありません。
この脇下のドレープの感じ、すごく気に入ってます。

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最初にイメージの浮かんだ、手染め糸の色ムラの方向が、縦と横で切り替わってとても可愛くなるはず!という確信は、最後まで裏切られることなく完成できました。嬉しくてたまりません。
糸の色合いも相まって、編み物を再開してから編んだ作品の中では「Laar」が一番お気に入りだったのですが、「Robin」がその座を奪ったかも(笑)
わたくしめ、このたびヘルガ・イサガーさんのデザインに完全にはまりました。
本の中から「Sterling」は絶対編むし、おそらくはドルマンスリーヴの仕立てが同一の「Raven Dress」も編むし、当初編むはずだったレースカーデ「Daffodil」も糸を買い足して必ずや出直しします。
自分がまるでおしゃれになったような気分が味わえるニット…そういうのって、すっごく大事だと思うの!
彼女のデザインにはなにか希有なセンスが備わっています。お母さんのデザインにはないセンス。

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今回、「Lilou」の糸を使った作品をRaverlyで探したときに、「ショールばっかりなのね」と思ったのは事実。
カラフルな段染め糸の難易度の高さは私もわかっていて(過去何度も失敗も経てきました)、小物を編むのが安全だし、実際小物に映える糸であることも間違いありません。
でも今回、Raverlyのコメント欄で「Lilouの糸の新しい使い方がわかったわ、ありがとう!」というメッセージをいただいてとても嬉しかったんです。
勝因は、「編む面積がだだっぴろいプルだった」ということに尽きます。
前後同時に編んだから、目数が大量にあった分、色が散らしやすかった。
コントラストの強い染めムラのある糸こそ、大胆に編むといいのかも!(学んだ)
まあ、つまり、でかいショールを編むのが正解ってことだけど。
着るものを編みたいじゃないですか!(私の話)

使用糸:Lilou Delicate Fingering
色:Spanish Moss(クリスマスローズカラー、灰緑にピンク基調)
使用量:3カセ弱
使用針:JP 5号(本体)3号(ガーター編み部分)
サイズ:S
Raverlyプロジェクトページ

気になるパターンエラーについてですが、「Robin」は殆どなかったように思います。
1カ所だけ、ドルマンスリーブの減目の部分でSサイズだけ減目しない段がありましたが、その段も減目しないと最終段の目数がどう計算しても合わなくなるので、減目しました。
イサガーパターンは、「臨機応変」が肝心です(トホホ)。

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【着画】Plucky Primo Fingeringで編む「Dessine-Moi Un Mouton」

すっかり「めぇめぇ」呼ばわりされている「Dessine-Moi Un Mouton(コピペ)」、完成から少し日が経ってしまいましたが、着画を撮りました。
地味なのか地味じゃないのか論は紛糾しましたが結果的には春にぴったり爽やか配色になったと思われます。

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水通しをして、横に伸ばし気味にブロッキングをしましたが、ビローンと伸びていたジャンパーは、乾いたらほとんど元のサイズに戻ってしまいました^^;
ぴちぴちは回避できたけど、ゲージが指定よりきつかったから、Mサイズの目数で編んでも良かったのかな。
いや〜、それだと襟あきが肩からずりおちていたでしょう。
結果としてはこれで無問題とします。

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持ってるジーパンの中で一番明るい色のを引っぱりだしてきました(笑)
本当は白が一番似合うと思うんだけど、白って私は案外選ばない色で、持ってないのです。
編み地は本当に柔らかくて、ちくちく皆無で、さらっとカットソー感覚で着れます。

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後ろ側。
襟ぐりは、「開きが気になるようだったらこれこれこうしてね」とその方法がパターンには書かれてたと思うけど(ぐるっと拾い目して伏せ止めとかそんなんだったような)編みっぱなしが可愛いと思ったので何もしてません。
だいぶ開いちゃってるけど春ものですしね!

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すっかり春めいてきたから、スプリングコートの下にこれだけでも大丈夫な季節がもうすぐです^^
途中あまりに配色に悩み過ぎていっそ解こうかと何度も考えたけど、完成させられて良かったです。
指定糸で編むメェメェさんは、着る季節が間に合わなそうなので、この夏にかけてのんびり編もうと思います♪
なゆたさんは完成したでしょうか?(お披露目楽しみ!)
meekさんは袖育成中だし、meowmyさんも2枚目夏版を編むといってますし、延々続くメェメェKAL(笑)

使用糸:Plucky Knitter Primo Fingering、Madelinetosh/Tosh merino light、Tosh sock
色:Oatmeal(Plucky地色)、Papier/Old Money/Feather Duster(Plucky配色)、Mica/Calighraphy/Mare(Tosh配色)
使用量:地色2カセ弱、配色はちょっとずつ
使用針:JP 5号(本体)4号(裾)3号(袖口)
サイズ:XSとSの間(胸囲88cm)
Raverlyプロジェクトページ

経過を読んでくださった方、「地味じゃないよ〜!」って励ましのコメントをくださったみなさま、本当にありがとうございました^^

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【着画】ソフトドネガルで編む「Mailin」

水通しをしていた「まいりんちゃん」、3晩かかって乾きましたので、着画をお披露目です^^
とても可愛いセーターが出来たのでご満悦(着ててとても気分があがるのです、これって大事!)
首周りにウールのストールを無造作に巻いて…もちろん、Isabellさんのコーディネイトの真似ですヨ(笑)

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このチェックストール、ずいぶん前に高円寺の古着屋さんで目にして、「わあ素敵」って手に取ったものですが、「マーガレット・ハウエル」のでした。
ハウエルの服、小物類ってシンプルだけど可愛くて大好きなのです。
運命を感じてもちろんお買い上げ。
今回のセーター、首周りが寒いので^^;こういうのを巻いて着るのにぴったりです。

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後ろはこんな感じ。
身幅に余裕があってとても着やすいです。

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袖口の折り返しが大のお気に入り!
もちろん折り返さなくても着れます。
でも、素朴な糸で編んだほっこりセーターなので、ここは折り返しで♪

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横から見たところ。
袖幅が出過ぎてしまい、片方を1度編み直しました。
糸が指定より太かったので、目数は全体的に全部調整しています。
ラグラン線の増し目や段数も、トルソーに合わせつつ&試着しながら決めていきました。
出来上がりサイズは思う通りで、ほっとしました。

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気になっていたネックラインの歪みですが、やっぱりすこーし盛り上がったままです(汗)
でも、他のプロジェクト画像を見ていてもそうなっている方が多いですし、たぶん私以外誰も気にしないと思うので、良しとします。
下に白シャツ、タートルネックのボーダーカットソーなんか合わせても良さそう。
スカートにも似合いましたよ。ガーリーな雰囲気が増して、よい感じでした。
これから着れない気温になるまで、着倒そうと思います♪

使用糸:パピー ソフトドネガル
色:5204番(わずかに黄みがかった淡い水色&グレーの杢に、カラフルネップ)
使用量:11玉弱
使用針:匠 9号(本体)7号(リブ)
サイズ:XSとSの間(胸囲90cm)
Raverlyプロジェクトページ

使用糸ですが、糸玉で触った印象はふわっとして柔らかいのですが、編み地はかなりがっしり仕上がる、本格的なツィード糸です。
ボソボソもけもけしてますが、フロントレースはくっきり出ましたので、アラン模様も綺麗に編めそう。
(但し、見た目はそっくりなのですが、BT「シェルター」の代用糸にするには骨太すぎる印象を持ちました)

経過を読んでくださった方、コメントをくださったみなさま、ありがとうございました^^

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【着画】スターメツィードで編むロングプル「Boden」

Amy Millerさんデザインのロング丈プル「Boden」、水通しをして、干すこと3日間。
金曜日ようやく乾きましたので、今日はさっそく着画を撮りました^^

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全体のシルエットはこんな感じです。袖丈も身丈も概ね指定通りです。
スワッチの水通しで、サイズ変化が全くない糸だということはわかっていたので、指定サイズになるように編み、洗ったあとはそのまま平置きして乾かしました。

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とりあえずめっちゃ着やすいです。
この丈の長さとカウルネックのボリュームでも、重さを感じません。
ちくちくも全然ないし、この糸素晴らしい〜!

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首は完全にかくれますし、ヒップまでしっかり覆うので、あったかいです。

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30cmも筒長があるカウルネックですが、パターン指示では同一の針で最後まで編むんですけど、なんとなく思いつきで針の号数を先端に向けて徐々に上げて編みました。
大体3分割して、襟元は8号、中間は9号、一番外側にくる部分は10号に。
ここはしっかりめに伸ばして乾かしたら、ゆったり感が出て、思い描いたカウルネックになりました。
いま編んでいる「Mailin」も、カウルネックバージョンがあるのですが、最後イザベルさんの注意書きに「編んだだけだと細くて長いから、しっかり横に伸ばしてブロッキングして、リラックスさせてね」とあります。
なるほどそうやって仕上げるものなのか、と理解しました。
(Amyさんのパターンだとそこまで丁寧にガイドされてないので)

boden12

こーんなにあります(笑)
シンプルだけど細部がちょっと凝っていて、Amyさんらしさ満載のデザイン。
お気に入りの1枚になりました。
太い糸であっという間に編めてしまうのもいいですね!(袖は面倒くさいけどそこはどのセーターも同じだから…)
早速明日から会社に着ていこうと思います♪

使用糸:リッチモア スターメツィード
色:225番(グレー、ベージュ、オフホワイトの杢に、青・オリーブグリーン・レンガ色のネップ)
使用量:11玉弱
使用針:匠 9号(本体)7号(リブ)8・9・10号(カウルネック)
サイズ:XSとSの間(胸囲90cm)
Raverlyプロジェクトページ

経過を読んでくださった方、コメントをくださったみなさま、いつも励みになっています。
ありがとうございます^^

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【完成・着画】三國万里子さん「いろんな四角のアランセーター」

三國さんの新刊「編みもの修学旅行」から、「いろんな四角のアランセーター」完成しました。
このセーター、編んでいる途中は選んだ色のせいもあって、模様が亀の甲羅と鰐のウロコに見えて仕方なく、どうしてくれようって感じで、でも、本屋さんでページをぱらぱらめくってこのセーターが目に飛び込んできたときの「なんて可愛いんだろう!」という第1印象、それだけを信じて最後まで編み切りました。
そして、途中途中の試着でその三國さんマジックの片鱗は見えていましたが、完成して着てみたらやっぱりすごく可愛いかった。
平置きではこの計算されたシルエットの魅力が伝わりません。

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勝因はやはりこの、ヨークの形とわずかな肩下がり、それから脇のスリットだと思うんです。
この3つのガーリーな要素が、がっつり編み込まれた身頃のド迫力な模様を見事に中和します。

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後ろ側。
長過ぎでは…?と危惧していた着丈ですが、裾に向かって身幅が狭くなるデザインなので、腰回りにほどよく乗っかる感じ。
全然間延びした感じがなく、ホッとしました。

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横から見た感じ。ハニカム編みつらかった…身頃より袖の方が難儀でした。
ハニカムの見た目は好きですけど、編むのは嫌い。
逆方向に交差するから普通のケーブルより力が要るんですよね。
袖単体でみるとかなりゴリゴリな印象でしたが、身頃とくっつけたら馴染みました。さすが。

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身幅も袖丈も指定サイズ通りです。とっても着やすいです。
そして本当に暖かい(><) 三國さんのツイッターで、以前、「ニットをデザインするときは何度か編み直しをするけど、テストニッターは頼まず基本的に自分で編みます」というつぶやきを読んだ記憶があります。 自分で編まないとわからない細部の微調整があるんだと思います。 そういう、細部の微調整を重ねて重ねて、練りに練られたパターンであることが、完成品を着てみたらわかりました。 身頃の形も、袖ぐりのサイズの差も、模様の作り込み方も配置バランスも、綿密な計算のもとに。 着たらそんな三國さんの情熱が伝わってくるようで、何だか感動してしまいました。 思い切って編んでみて良かったです。 使用糸:パピー ブリティッシュエロイカ(指定糸) 色:199番(青銅色とチャコールグレー、ベージュの杢) 使用量:12玉くらい 使用針:SWITCH US 7号(JP 8号に相当:本体)匠7号(ゴム編み) サイズ:胸囲90cm(指定サイズ通り) Raverlyプロジェクトページ

経過を読んでくださった方、暖かいコメントをくださったみなさま、いつもありがとうございます。
これからも折りにふれて、三國さんのニットを編んでいきたいものです。

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【着画】「BT Fall 13」からアランプル「Bray」

「BT Fall 13」から編んだ「Bray」、着てみました。
今回は濃い色のセーターのため、角度の関係で真冬の日差しは届きにくく、いつもの場所だと光量が足りません。
デジカメのISO感度を通常の100から、400にあげて撮影しました。
壁は逆に白飛び気味ですが、セーターの細部はわかるようになりました。
写真が暗いなと思ったら、この方法は非常に有効です。お試しください^^

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下に着た丸襟のブラウスはAIGLEで先月、一目惚れして購入したものです。
ブラックデニムのタイトスカートはいつだか覚えてないけど、以前アーノルドパーマーで買ったもの。
スポーツなんて一切縁がないのに、アウトドアブランドの服は好んで着るという矛盾(汗)

コーディネイトはさておき、肩幅、身幅、袖幅、着丈、袖丈どれもちょうどよいサイズに仕上りました。
これは偶然の産物ではなく、都度都度サイズを確認しながら編みました。
「サドルショルダー」は肩のラインがすっきり見えるので大好きです。

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襟ぐりも自分仕様に目数変更してしまいましたが、詰まり過ぎずあき過ぎず、これで良かったかなと。
アイレットびっしりですが、隙き間風が通る感じもないですし、着ていてすごく暖かいです。

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背中側はこんな感じです。
脇下36cmは短めなので重ね着コーデがしやすいです♪
(それでも指定より1インチくらい長かった記憶)

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パターン難易度は「やや高」でしょうか。簡単に編めるものでは全然なかったです。
いい経験になりました。
「SHELTER」の代用糸として、「Cascade 220」は、質感は大幅に違いますがゲージ的にぴったり。
糸選びはブログでも散々レポした通り、苦心しましたので、満足いくものができて本当に嬉しいです。
「BT」から編みたいものは他にもたくさん…「LOFT」を使うパターンをこの次は編んでみたいです。

使用糸:Cascade 220 Heathers
色:#4006 Galaxy(茄子紺に、赤・青・黄が絡む杢糸)
使用量:4カセと半分くらい
使用針:匠8号(本体)7号(ゴム編み)6号(作り目)5号(襟ぐり)
サイズ:胸囲90cm(目数はサイズ37を使用)

今回mocomoさん、なゆたさんを誘ってのKALでしたが、同じものを編む仲間がいると本当に参考になります。
お二方からも近々完成報告が届きそうですよ♪大期待!!
経過を読んでくださった方、暖かいコメントをくださったみなさま、ありがとうございました^^

さあ、次はどれを編もう!

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秋の長瀞(+こっそり着画)

毎年11月第4週の連休は、長瀞に行くことにしています。
長瀞、ご存知ですか。
東京から電車で片道約2時間ほど。埼玉県は秩父の奥地にある、大自然を満喫できる素晴らしいエリアです。
私は元々出身が所沢なので昔から馴染み深いところですが(遠足で行ったし…)
夫(帰国子女で東京育ち)は私と行くまで知らなかったそうです。

紅葉の見頃は11月下旬で、例年、この連休がピークなんですが、先週ずーっと寒かったせいか、
今年は幾分、葉が落ちてしまっていて、ちょっと残念でした。
それでも十分綺麗でしたけど。

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先日編んだばかりのセーターをデビューさせました♪
山ガールとかいったら、年齢的にも運動神経的にも弩顰蹙ですが、まさにうってつけなんですもの!
編んでから外に着ていくのは今日が初めてでしたが、めっちゃ暖かいし着やすいし、最高にお気に入りになりました。
この冬は毎日のように着るつもり(笑)

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岩畳と、ライン下りが長瀞の名物です。
川(荒川です)の向こうに舟が見えてますが、船頭さんが前後にいて、説明しながら漕いでくれるんです。
急な流れの場所もあってかなり楽しいです。

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リッチモア「トルネード」で編んだニット帽も、先週の寒さにまたクローゼットから出してきました。
今年もお世話になります(笑)
でもそろそろゴム編みの部分も伸びてきてしまってるので、新しい帽子を編まないと!
パターンを色々探し中。

都内は紅葉の盛りがこれからですね♪
小石川植物園に後楽園、六義園に新宿御苑、昭和記念公園、近所の石神井公園も!
手編みニットでお出かけが楽しい季節です^^

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【着画】ブリティッシュエロイカで編むロピセーター

「お行儀の良いロピセーター」を編むプロジェクトのまとめです^^
三國万里子さん「今日の編みもの」掲載の「クロッカス色のヨークセーター」からパターン目数を拝借し、模様はraverlyから「No bad weather」を参考にして編みました。
ロイスクレヨンのタータンチェックのフレアスカートとあわせて、「お行儀の良い着画」を撮ってみました(笑)

lopi10

横からはこんな感じ。
身丈35cmのところで止めたのですが、水通しで39cmに仕上りました。
思ったより伸びたのですが、パンツにもスカートにも合わせやすい長さになって満足です。

lopi11

背中側。
丸ヨークの減目の段が、襟ぐり間際でもう1回あったのですが、襟ぐりが詰まりそうだったので省略。
そのかわり、ゴム編みを編む際、様子を見ながら少し減目しつつ拾って詰めました。
首周りが詰まっているセーターはメンズライクになって好みじゃありません。
これくらいの開き加減が可愛いと思います。
かといって、前後差をつけないセーターは背中側が寒いから却下です!
(つけない丸ヨークも結構あるんですよね)

lopi12

今回はスカートで撮りましたが、白いシャツの上に重ねて、裾は出して、下はコーデュロイのパンツ、のようなカジュアルコーディネイトももちろん似合います。
靴はもちろんエンジニアブーツです!
むしろロピセーターはそっちが本来のあり方ですね(笑)

lopi13

丸ヨーク全体に模様は置きたくなかったので、下4分の1はメリヤス編みにして模様自体のボリュームを押さえ、ブリティッシュエロイカのようなゴツゴツした糸でもどこか繊細な雰囲気に仕上げたくて、本当に試行錯誤しました。わずか数目の模様だからこそ難しかったです。
参考パターンはあったとはいえ、頭の中にはこういう模様にしたい!というおぼろげなヴィジョンがあるわけです。それを形にするのに、深夜までかかって編んでは解いて、編んでは解いてやってたら眼精疲労にかかり、翌日は視界がぼやけてました。バカですね…。
でもその甲斐あって、思った通りのロピセーターが出来あがってとても嬉しいです。
すっかり満足しましたので、次にブリティッシュエロイカを編むときは、交差しまくろうと思います(笑)

使用糸:ブリティッシュエロイカ 
色:200番(淡い赤茶とモスグリーンが絡む杢調グレージュ)、201番(マスタード、紫が絡むレンガ色)、125番(オフホワイト)
使用量:200番を8玉弱、201番を1玉弱、125番は1/3玉くらい
使用針:匠9号(本体)匠8号(ゴム編み)
サイズ:胸囲94cm

経過レポを読んでくださった方、励ましのコメントをくださったみなさま、いつもありがとうございます^^

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【完成・着画】もっふぁんアルパカで「Manu」

「もっぱか」こともっふぁんアルパカで編む、Kate Daviesさんデザインのもふもふカーディガン「Manu」。
水通しを済ませ、ボタンをつけて、完成しました♪
後半のポケットと袖付けはちょっとしんどかったですが、特に難もなく仕上ってホッとしています。

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もっふもふな真冬仕様のカーディガンなので、冬木立と雪模様のギャザースカートと合わせて^^
このスカートもう10年くらい前に、たしか吉祥寺のパルコで購入したんですけど、未だに大のお気に入りです。

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ぬくぬくポケット!
でも妙なところで神経質な私は、デザイナーのKateさんみたいに、ぐいぐいっと手をいれたりはできません^^;
ポケットは可愛いから大好きだけど、ニットだと、伸びるのが怖くて使えません…。

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横からみた感じ。
袖がゆったりギャザースリーブなので、着やすいですとっても。

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自分でも初めてみた後ろ側(笑)着丈はかなり長めです。
スワッチを水通ししたとき、サイズが全く変わらなかったので、本番でも安心して水通しできました。
ブロッキングも特にせず、ただ広げて乾かしました。
サイズは変化なし。ボコボコしていた編み地は滑らかになり、意外なほど編み目も揃いました。

manu25

ロングブーツが似合いそう!
(ぶっとい足はお目汚し超すみませんorz)
すんごいあったかいので、出番はもう少し寒くなってから、来月以降でしょうか。
毛玉ができそうな編み地ですが、寒がりの私、この冬から通勤着に愛用します。

使用糸:もっふぁんアルパカ
色:205番(淡い杢グレージュ)
使用量:11.5玉
使用針:匠5号(身頃)、US 5号(袖)、匠4号(縁編み)、匠6号(i-cord bind off)、
サイズ:34

制作中、読んでくださった方、励ましのコメントをくださったみなさま、ありがとうございました^^

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